どうも!おーたんです♪(Instagram)
今やバリエーションも増えて選択肢がかなり豊富になった軽自動車。
そんな中でも特に最近勢いがあるのが「アウトドアを意識したモデル」なんだよね。
もしかすると「いくらアウトドア向けとはいえ、所詮は軽自動車」なんて考える人もいるかもしれないけど、実は用途によっては軽自動車であることによるメリットなんてものもあるのだ。
さて、一口に「アウトドア向け」といっても、実際はボディ形状や得意なシーンは様々で、どれをチョイスすれば良いのかわからない人も多いのでは。
そんなわけで、今回はアウトドア向けの人気軽自動車を5車種ピックアップし、それぞれのおすすめポイントと得意なシーンを考察してみたぞ♪
その前に、軽自動車を選択するメリットはご存知?
アイキャッチ画像引用元:スペーシア ギア 快適装備│スズキ
キャンプ・アウトドア用の車に軽自動車を選ぶ3つのメリット
もしかすると、アウトドアに使える車を探そうと思ったとき、軽自動車を真っ先に候補に挙げる人はあまり多くないかもしれない。
でも昨今の軽自動車のポテンシャルはとても高くて、よほどコアな用途を想定しない限りは十分に楽しめるだけの性能を持っているのだ。
しかも、軽自動車を選ぶことによるメリットも存在する。
それが次の3つだ。
- 維持費が安い
- 見た目以上に荷物を積める
- 小回りが効く
詳しく見ていこう!
メリット1.維持費が安い
これは言わずもがな。
普通車の場合、総排気量1リットル以下なら29,500円、総排気量1リットル超1.5リットル以下なら34,500円、総排気量1.5リットル超2リットル以下なら39,500円といった具合だけど、軽自動車は10,800円と3分の1かそれ以下の水準。
重量税はエコカー減税なしで比較した場合、普通車は500kg以上1t未満でも24,600円するけど、軽自動車なら6,600円と格安(車種によって減税や免税があるので単純には比較できないけどね)。
年間数万円浮くのは結構大きいよね。
しかもターボモデルなら一般的に1Lコンパクトカークラスのノンターボを上回るトルクが得られるので、乗り味も上々だ。
ただし、「軽自動車なら燃費が良い」というイメージは危険かも。
人気の軽ハイトールワゴンなどは車重が1tに迫るほどなので、実はそれほど燃費は良くないので注意。
タイヤ(スタッドレス含む)も安い!
これは厳密に言えば軽自動車に限ったことではないんだけど、ウインタースポーツや冬キャンプを考えている人にとっては是非チェックしてもらいたいポイント。
スタッドレスを含む各種タイヤは、そのサイズによって価格がかなり異なるのだ。
具体的な価格は各自で調べてほしいんだけど、例えば軽自動車のベースグレードなどに多く履かれる14インチと、ミニバンなどに多く履かれる16インチでは2倍から3倍近い価格差があることも珍しくない。
ドレスアップのためにホイールを大きくするのも良いけど、アウトドアならあえて小径ホイールで“ワイルドさ”を演出するのもアリ。
是非覚えておこう。
メリット2.見た目以上に荷物を積める
軽自動車は普通車と比べるとどうしてもシートなどが薄くて質感に欠けがちなのも事実(センターコンソール周りなんかは逆転しつつあるけどね)。
しかし、それが軽自動車のもう一つのメリットを生み出しているのだ。
どういうことかと言うと、シートが薄い分積載スペースや居住空間が広いわけ。
特に画像のように軽ハイトールワゴンは顕著で、後部座席の足元も立派な積載スペースに。
普通車だとなかなかこうはいかないんだよね(特にFRや4WDは顕著)。
実際我が家のもう一台の車、ミニ クロスオーバーは足元に荷物を奥のはほぼ不可能で、正直N-BOXの方が積載性は高い。
軽自動車、馬鹿にできません。
メリット3.小回りが効く
用途がアウトドアとなると、細い山道を走る機会も自然と多くなる。
そんなときにランドクルーザーやハイラックスのような大きな車ではなかなか神経を使うというもの。
その点、車幅が1,480mm未満と定められている軽自動車は細い道も難なく走れるし、ちょっとしたスペースでUターンすることも可能と、いざというときの安心感が高い。
例えばアウトドアに人気のランドクルーザープラドの車幅は1,885mm。
コンパクトカークラスでも1,700mm程度はあるのが一般的で、その差は歴然なのだ。
もちろん街中でもコンパクトなボディがもつアドバンテージは大きい。
駐車スペースも取らない
自サイト内に駐車するタイプのオートキャンプ場において、地味だけどありがたいのがコレ。
区画されたオートキャンプ場の場合、サイト内に車も駐車しなければならないとなるとスペース的な制約は意外と大きい。
大きなテントを使う場合はなおさらだ。
フリーサイトのキャンプ場であっても繁忙期に大きな車で行くと駐車スペースに困ることもある。
とにかく車の大きさが原因のストレスは意外と多いので、この点は軽自動車の大きなメリットと言えるんじゃないかな。
キャンプでも大活躍!アウトドア向けの最新人気軽自動車5選!
今や老若男女問わず大人気の軽自動車。
特に軽ハイトールワゴンがブームになってからというもの、かつての軽自動車が持っていた“どこか安っぽいイメージ”、これが完全に払しょくされたように感じている人も多いのでは。
そんな最新の軽自動車の中から、アウトドアにマッチした5車種をピックアップしてみたぞ!
- スズキ ジムニー
- スズキ ハスラー
- スズキ スペーシアギア
- ダイハツ ウェイク
- ホンダ N-VAN
ご覧の通り、個性の強い軽自動車となるとスズキが強い!
もちろん軽自動車は販売台数も多いので、「グーネット」や「カーセンサーnet」、「ガリバー」などで良質な中古車を探してみるのもおすすめ。
それぞれの特徴や得意なステージを見てみよう。
スズキ ジムニー
引用元:ジムニー スタイリング│スズキ
アウトドア向けの軽自動車と言えば、この車を挙げないわけにはいかないよね。
ジムニーは悪路走破性を追求した本格4輪駆動車。
1970年に初代がデビューして以降、軽自動車ゆえに気軽に、しかし本格的にアウトドアを楽しめるとあって、広く高い支持を得ているシリーズなのだ。
そんなジムニーも2018年7月5日にモデルチェンジ。
先代のジムニーはやや都会的なイメージを感じさせるデザインだったけど、新型は大きく進化・・・というよりは“原点回帰”といった印象で、かつてのようなアウトドアに強くマッチしたデザインに変更されたぞ。
全グレードでターボが搭載されるため、軽自動車でありながら走りの性能も上々。
何よりジムニーは軽自動車というカテゴリーの中では圧倒的な走破性を誇る1台なので、アウトドア全般においてシーンを選ばず運用することが可能だ。
ただし積載スペースは大きくないため、キャンプに用いるのであれば1人か2人での利用が理想的。
そういえば、おーたんは複数のジムニーでキャンプに訪れているグループと遭遇したこともある。
ジムニーは趣味性の高い車だし、オーナー同士で情報交換をしたり一緒に楽しんだりといったことも魅力の一つと言えるかもしれないね。
ジムニーには兄弟車として普通車サイズ版の「ジムニーシエラ」もラインナップされている。
こちらの派生車として、東京オートサロン2019では「ピックアップスタイル」の参考出典もあった↓
今後も目が離せない1台だ!
スズキ ハスラー
引用元:ハスラー スタイリング│スズキ
ハスラーは「軽クロスオーバー」というジャンルを一般に広めた功労車。
2014年の発売からすでに5年が経つけど、まだ月間5,000台近くも売れているという超人気車種なのだ。
その人気の秘訣はアウトドアとシティユース、どちらにもマッチする秀逸なデザイン。
街中でもおしゃれで、それでいてそんじょそこらの普通車よりアウトドアにマッチしちゃう万能さ。
カラーも豊富なので、年齢性別を問わず自分好みの1台を見つけることができるんじゃないかな。
ターボ搭載モデルもラインアップされているので、山間部にあるキャンプ場を目指す場合もストレスなし。
2017年末には大きい版ハスラー「クロスビー」もデビューしているぞ↓
スズキ スペーシアギア
引用元:新型スペーシア ギア│スズキ
スペーシアギアは2018年12月20日にデビューしたばかりの新型車。
従来からラインナップされていたスズキの人気車種「スペーシア」の派生モデルで、明らかにアウトドアを意識した1台となっている。
スペーシアにはもともと「カスタム」と呼ばれる上位グレードが存在したけど、都会派な「カスタム」とアウトドア派な「ギア」でうまく住み分けされそう。
カラーラインナップも豊富で、遊び心溢れるツートンが5種類と、まとまりのあるモノトーンが3種類、計8色から選択することが可能。
軽ハイトールワゴンがベースだけあって本格的な走破性は期待できないものの、積載性の高さは折り紙付きだし、広い室内空間と両側スライドドアによる利便性の高さが買い物や子供の送迎などに最適なのはご存知の通り。
加えてスペーシアギアならアウトドア用途でも大活躍できるのだ。
軽自動車でありながら何でもこなす1台として、重宝しそう!
ダイハツ ウェイク
スペーシアギアの対抗馬として考えられそうなのが、同じく遊び心溢れる軽ハイトールワゴン「ダイハツ ウェイク」(こちらの方がデビューは先)。
高い天井をアピールするユニークなCMが強く印象に残っている人も多いと思うけど、実際にライバル代表のN-BOXと比べても全高は45mmも高い。
ドライバーの目線も高く設計されており、ミニバンからの乗り換え需要にも対応するほど。
引用元:WAKE-アクセサリー│軽自動車 – エコカー・低燃費車【ダイハツ】
釣り、サイクリング、キャンプ、トレッキング、スノーボード、サーフィン、車中泊といった様々な用途に応じた純正アクセサリーが用意されているのも特徴の一つ。
「ドデカクつかおう。」のキャッチフレーズの通り、日常からアウトドアまで幅広く使える1台として人気を集めているのだ。
もちろん、その高い積載能力で荷物の多いキャンプだってばっちりこなすぞ!
ホンダ N-VAN
引用元:デザイン・カラー│スタイリング│N-VAN│Honda
N-VANは天下のN-BOXをベースに商用車としての使い勝手をアップさせてた1台で、発売は2018年7月13日。
商用車という位置付けではあるものの、中でも「+STYLE FUN」というグレードは丸目ライトでフレンドリーな外観を持っていて、日常使いにもマッチすること間違いなし。
引用元:N-VAN│Honda
N-VAN最大の特徴は、ピラーレス仕様により実現した助手席側の大きな開口部。
しかも助手席部までフラットに折りたためてしまう徹底ぶり。
これにより自転車やオートバイ、サーフボードなどの大きな荷物の出し入れも容易となるのだ。
引用元:デザイン・カラー│インテリア│N-VAN│Honda
ご覧の通り、軽自動車でありながら4人乗車時にもこれだけ大きなラゲッジスペースを有する点は評価に値するんじゃないかな。
ただ、唯一気になるのは内装の質感。
商用車を謳うだけあって運転席以外はかなり質素なシートと言わざるを得ないので、日常使いで不満が生じないかどうかは各々しっかりと判断しよう。
あとがき│軽自動車でもアウトドアやキャンプの相棒になる時代が来た!
キャンプであれば、今回ピックアップした車種以外にも、N-BOXやタントのようなハイトールワゴンもおすすめ。
実際我が家も何度もN-BOXでキャンプに挑戦したけど、そんじょそこらのSUVより積載性が高く、使い勝手が良いのだ!
ただし、一般的にハイトールワゴンは車重があるので、できれば加速性能、登坂性能に優れるターボモデルをチョイスしたいところ。
とにかく、昨今のダウンサイジングターボをはじめとするトレンドや技術の向上によって、軽自動車でも十分にキャンプを始めとするアウトドアを楽しめる時代がやってきたのは間違いない!
コストパフォーマンスに優れるだけではなく、積極的に選択を検討できるアウトドア向けの軽自動車。
是非キャンプのお供に検討してほしい。
もし自分では決めきれないという場合は車選びのプロに任せるのも一つの方法。
特に中古車から探す場合は「ガリバーの中古車探し無料相談サービス」がおすすめで、おーたんも買い替えの際に実際に利用してみたんだけど、次々と条件にあった車種を提案してくれるのでなかなか参考になったぞ。
アドバイザーが相談に乗ってくれたりいろいろと提案してくれたりするうえ、チャットでやり取りすることになるので忙しい人でも空いた時間に気軽に使えるのが最大のメリット。
是非参考にしてみてね♪