YouTubeやSNS、ゆるキャン△人気に新型コロナの影響と、今やキャンプ場はどこも大賑わい。
なかなか予約が取れなくて、仕方なく「予約不要のキャンプ場」を検討している人も多いんじゃないかな。
でも考えることはみんな一緒。
予約不要とはいえ、行ってみたらすでに長蛇の列で入場すらできないなんてことも珍しくない。
そんな中、とりあえず入場して場所を探せる道志の森キャンプ場はまだ救いがあるものの、やはりただ早く行くだけでは良いサイトを勝ち取ることはできないのだ。
でもご安心を!
今回紹介する方法を駆使すれば、少なからず良いサイトをゲットする可能性を上げられるはず。
早速チェックしてみよう!
道志の森キャンプ場における場所取りのコツ!
道志の森キャンプ場の開場は7時。
だけど道志の森キャンプ場は超人気のキャンプ場なので金曜日から利用する人も多く、仮に土曜日の朝7時に一番手で入場できたとしても、お目当てのサイトを取れるとは限らない。
むしろかなりの高確率で無理。
朝一番に入場してもいい場所をゲットできないキャンプ場、いったいどうやって場所取りすればいいの!?
1.週末や連休の前日から前乗りする
第20回│5度目の訪問は見頃の紅葉で秋を堪能♪in道志の森キャンプ場より
一番確実な方法は、やはり誰よりも早く入場すること。
その日の朝一番でダメなら、さらに早く入場するしかない。
すなわち前乗り。
写真は実際に紅葉の時期に前乗りでゲットした川沿いのサイト。
誰よりも早く行けば、当然サイトは選び放題。
金曜日に休みを取るだけで、良い場所もゲットできるし連泊も楽しめる!
道志の森キャンプ場のような場所取りが熾烈なキャンプ場に出かける際は十分に検討する価値があるはずだ。
もちろん、同じことを考える人がいれば当然金曜日であっても場所取り争いは勃発するんだけどね・・・。
2.撤収作業中のサイトを狙う
朝一番にキャンプ場に入れたにも関わらず、空いている場所がほとんどない・・・。
こうなったとき、妥協して空いているスペースに設営するのが確実ではある。
だけど、実は焦りから妥協するのはおすすめできない。
朝一番に入場したのであれば、「まだあわてるような時間じゃない」。
ここで提案したいのは、撤収するサイトへの滑り込みを狙うという作戦。
経験上これが最適解。
第36回│むすめ二人と父子キャンプin止水の道志の森キャンプ場より
具体的には撤収作業をしている人を見つけたら声をかけ、場所取りさせてもらう。
道志の森キャンプ場のチェックアウトは12時なので、この方法なら10時過ぎに入場してもまだまだ良いサイトを確保できる可能性が残っている。
写真は実際に小さいテントとベンチで場所取りをさせてもらったときのもの。
もちろん、撤収を急かすようなことがあってはならないし、それでいてあとから来た人とトラブルにならないよう、わかるように場所取りさせてもらわなければならない。
中には早めにテントを片付け、チェックアウトギリギリまでテーブルだけ残してお昼ご飯を楽しむ人もいるので、そういった楽しみを邪魔するような振る舞いも避けなければならない。
正直に言って、100%迷惑にならないように場所取りをさせてもらうのはかなり難しいです。
でもおーたんは敢えてお願いする。
どうせ自分が声をかけなくても誰かが声をかける。
となれば、「誰よりも限りなく迷惑が掛からないように配慮した人(自分)が声をかけた方が良い」という考え。
そのくらいの覚悟を持って場所取りをさせてもらいたいところ。
快く場所取りを許してくれる人には感謝しかない。
気を付けたいのは、場所取りをさせてもらう際はあまり遠くに離れすぎないこと。
おーたんは撤収時に場所を譲る側になったこともあるんだけど、撤収する側の立場からすると、正直テントかタープのどちらかを倒した辺りからは場所取りをする人にもそのサイト内にいてほしい。
じゃないと次から次へと声をかけてくる人に撤収する側が対応しなければならなくなる。
最悪空いたスペースに無言で設営を始める人もいて、そんな人に声をかけてトラブルをこうむるのはごめんなのだ。
場所を譲ってもらう側の心理としては、「あまり近くにいると急かしてしまうようで申し訳ない」と考えてしまうのも自然。
でも後から来る人のことを考えると、譲る側としてはむしろある程度近くにいてくれた方が助かることもある。
少なくとも目の届くところにいてくれないと、責任感のある人ならそのまま帰ることすら気が引けてしまう。
この辺りはバランスが大切で、相手や状況に合わせて対応したいところ。
要するに空気を読む力が求められるぞ!
またそれとなく自分の特徴を伝えておくことも大切。
例えば撤収作業が進んできて、譲る側が「(後から来る人に対処するのが面倒なので)空いたスペースから使っていいですよ」と声をかけたくなっても、誰が話しかけてきたのか印象に残っていないと非常に困る。
一瞬しか顔も合わせていなければ、「あれ?どの人だったっけ?」なんてことは余裕であり得る。
譲る側が「もういいですよ」と声をかけやすくなるよう、服装や持ち物などで自分の印象を植え付ける工夫をしておくと良いかも。
この撤収サイトを狙うという方法、焦って空いているサイトに設営するよりも良いサイトをゲットできる可能性が高まる裏ワザ的な要素があるんだけど、実は道志の森のような超が付くほどの人気キャンプ場でないと通用しない可能性が高い。
というのも、「連休や週末の前日から1泊で利用している人」がいないと使えない手だから。
そこまで人気のキャンプ場は正直なかなかなくて、おーたんが行ったことがあるところだと、あとは本栖湖の洪庵キャンプ場くらいしか思いつかない。
その洪庵キャンプ場は入り口で入場制限がかけられるので、結局早く行くしかないんだよなぁ・・・。
あと一つだけ。
粘りすぎて「どこにも設営できなくなった・・・」なんてことにならないように気を付けよう。
3.二手に分かれる
第15回│小雨の中初の川沿いサイトに設営!in道志の森キャンプ場より
シンプルに効率が2倍になるので、他の方法と組み合わせて実践するとかなり効果的。
特に先の「撤収作業中のサイトを狙う」との相性は抜群で、徒歩の方がじっくり観察したり、立ち止まって考える余裕があったりというメリットも。
でも、中には「二手に分かれると良い場所を見つけても合流までが面倒では?」と思う人もいるかもしれないね。
実際に徒歩で回る人は良い場所を見つけてもその身一つと少ない持ち物で場所取りをしなければならず、車チームが合流するまで、どうしても気まずい思いをしがち。
設営もしていないのに、後から来た人に「ここ使うので」なんて言ってもトラブルのもとになりかねない・・・。
ところが撤収中のサイトを狙う場合は話が別。
そもそも撤収中のサイトにはすぐに荷物や車を置けるとは限らないからだ。
撤収作業中の人に声をかけて場所取りをさせてもらえることになっても、少なくとも別行動の車を呼ぶくらいの時間的余裕はあるはず。
番外編 キャンプ場内のサイトを熟知する
第16回│滝サイトで川もプールも贅沢満喫!in道志の森キャンプ場より
初めて道志の森を利用する場合、その複雑な場内に「良い場所を見つけるなんてとても無理」と感じてしまうかもしれない。
実際におーたんも初めて利用した際も、自分がどこにいるのかもよくわからず、サイトも見つからないこともあって結構なストレスを感じたことを覚えている。
そうならないためには、ある程度予習をしておくことも大切かもしれない。
その場その場でサイトの良し悪しを判断するのではなく、ある程度好みのサイトの目星をつけておくことで、より効率的な場所取りができるようになる。
少なくとも「もっといい場所があるかも・・・」といった躊躇は激減するはずだ。
まだ道志の森キャンプ場を利用したことがないという人は、ぜひこのあたりの記事も参考にしてみてほしい↓
あとがき
というわけで、今回はおーたんも大好きな予約不要のフリーサイトキャンプ場「道志の森」の場所取りのコツを伝授してみた。
読む人によっては「当たり前のことしか書いてなかった」と思ったかもしれないけど、道志の森初心者にとって少しでも参考になれば幸いです。
道志の森キャンプ場はTwitterで金曜日の利用率や土曜のチェックアウト率なんかを発信してくれることもあるので、週末に利用する人はチェックしておくと良いかも。