こんにちは!
今回は私が“コスパ良好なアウトドアクッカー”をご紹介します♪
キャンプを初めてしばらくは、「家で使っているものをキャンプに持っていく」、もしくは「家でも使えるキャンプ道具を買う」、というのをモットー(?)にしていました。
だからアウトドアクッカー(コッヘル)には手を出してこなかったんですよね。
これはむやみにモノを増やしたくないということと、キャンプを始めてしばらくはクッカーよりも欲しいものがたくさんあった、ということも大きいです。
ですが、やっぱりアウトドアクッカーの方が普通の片手鍋よりもコンパクトに収納できるわけで、頻繁にキャンプに行くようになるとどんどん魅力的に見えてきて・・・。
というわけで、クッカー欲しい熱が高まってきました。
恐らく我が家と同じように、「キャンプを始め立ての頃は他に欲しいものがたくさんあってクッカーを後回しにしてきた」という人たちが一定数いるのではないでしょうか。
そんな人は是非一度、自分たちに合ったクッカーを探してみてはいかがでしょうか♪
コンパクトに収納できるアウトドアクッカー(コッヘル)が欲しい!
キャンプへ行くと毎回おーたん(@e_t_outdoors)が朝食時にあさりの味噌汁を作ってくれるので、我が家にとっては味噌汁用の鍋は必須。
ただお鍋って大きいので、積載時に結構邪魔になるんですよね。
そこでついにアウトドアクッカーを購入することを決意しました。
4人家族なので、欲しいサイズはだいたい2Lくらい。
調理にはコンパクトなシングルバーナー(SOTOのレギュレーターストーブ)を使っていたため、片手で鍋を支えながら混ぜたりすることを想定して、いわゆる“片手鍋”を探すことに。
ちなみにできればカラーが入っていないシンプルなデザインが希望。
条件をまとめるとこんな感じ↓
- 容量は2Lくらい
- 片手鍋タイプ
- できるだけシンプルなデザイン
しばらくネットで調べてみると、「4〜5人用の鍋類はセット物ばかりでシングル用の鍋は単品販売が豊富」、ということに気が付きました。
例えば「プリムス アウトドアクッカー エッセンシャル ポットセット 2.3L P740300」のように、「これの片手鍋だけ欲しいんだけどなー」みたいなセットはちょこちょこあったのですが、高いお金を払って不要なものが増えるのは不本意なので、もう少し貪欲に条件に合うものを探してみることに。
というわけで条件を一つ追加(笑
- 不要なセット品による無駄な出費は避けたい(NEW)
サイズ的には「ユニフレーム ライスクッカーミニDX 660331」でも良いかと思いましたが、そもそも片手鍋じゃない・・・。
その他、「キャプテンスタッグ ステンレス角型 ラーメンクッカー 1.3L UH-4202」は見た目が好みだったのですが、サイズが小さくてあきらめました。
キャプテンスタッグのステンレスラーメンクッカーを購入!
しばらく探した挙句、一周回ってホームセンターあたりでも売っているであろう「キャプテンスタッグ ステンレスラーメンクッカー2L M-5511」に決定しました。
正直「 ユニフレーム ごはんクッカープラス No.667613」にも惹かれたけど、そこは価格差で決まりました(笑
こちらもセット内容を考えればかなりお買い得なんですけどね。
購入したステンレスラーメンクッカーですが、容量は我が家が求めていたファミリーサイズそのもので、シンプルなデザインもばっちり。
収納時も全て重ねてコンパクトにまとめることができるため、運搬も楽々です。
特に我が家の場合はこれで鍋はもちろん、後述の通り飯ごうも持ち歩かずに済むようになったため、実質積載スペースの増加は0(むしろ改善)。
ちなみにこれもフライパンとのセットですが、実用的なサイズで何より価格がお手頃なので問題なし!笑
いざ開封してみると底がペコペコで少し不安になりましたが、そうは言っても安心の日本製。
早速海でインスタントラーメンを作ってみましたが、実際に使ってみると全く問題ありません(当たり前)。
始めて実戦投入したキャンプの様子はこちら↓
キャンプで簡単にご飯を炊く方法!withラーメンクッカー(鍋)
味噌汁作り専用に買った鍋でしたが、「もしこれでお米を炊くことができれば“飯ごう”を持っていかなくて済む!」と思い、初投入にして早速炊飯にもチャレンジしてみました。
目指すのは家で食べるのと同じふっくらご飯。
米を余すことなく食べたいのでおこげは作らない派です(おーたんが白米党)。
焚き火で炊くのがワイルドで良いんだろうけど、残念ながらそちらはまだ未経験。
まずは無難にガスバーナーで炊いていきます。
初回は2合炊いてみました。
というか、鍋のサイズ的に2合がちょうどいい感じです。
大まかな流れは次の通り。
- お米を研いだら水を入れて30分~1時間吸水させる
- 吹き上がるまで“強火”で加熱
- 火力を調節して水分を飛ばす
- 保温して蒸らす
- しっかり混ぜて更に余分な水分を飛ばす
詳しく解説していきます。
1.お米を研いで吸水
まずはお米を研ぎ、水を入れます。
2合だとお米を入れて600mlの線まで水を入れるのがちょうどいい感じでした(お米2合+水600mlではないので注意)。
これを基準にお好みで多めにしたり少なめにしたりするのが良さそうです。
水を入れたらふたをするのをお忘れなく。
そして吸水。
具体的にはそのまま放置すればOKです。
寒い時期は1時間ほど、暑い時期は30分ほどを目安に。
2.強火で一気に過熱!
吸水が終わったらバーナーに乗せ、鍋底いっぱいに火が広がるよう強火で加熱。
このまま吹き上がるまで炊きましょう。
この“強火”というのがとても大事!
できれば野外の調理の際は風除け等を設置して火の大きさを保つことも心がけていきたいところです。
3.弱火→強火と火力を調節して水分を飛ばす
吹き上がるとふたがパタパタと動くので、それが確認できたら弱火にしてまた約6分間放置。
パチパチと“水分がなくなった音”が聞こえてきたら、更に強火で20秒ほど加熱して底に残った水分を飛ばします。
4.保温バッグに入れて蒸す
火を止めたらすぐに保温バッグ(保冷バッグ)に入れて蒸します。
待つこと15分。
冬場の寒い時期はタオルに巻いて保温バッグに入れるとなおグッド。
5.最後にしっかりと混ぜて余分な水分を飛ばしたら完成
最後に底から混ぜて完成です。
しっかり混ぜると余分な水分を飛ばすことができ、ふっくらと仕上げることができます。
キャンプの朝におすすめ!おいしいあさりの味噌汁の作り方!
ここからはおーたん(@e_t_outdoors)にバトンタッチして、おいしいあさりの味噌汁の作り方を紹介していくよ♪
個人的にキャンプではお酒がマストなので、朝の味噌汁って一段とおいしいんだよね(笑
そんな朝の至福のひと時(?)のために、味噌汁のクオリティにはこだわっちゃうよ!
ちなみに今回はあさりの味噌汁の作り方を紹介するけど、もちろんあさりの代わりにしじみを使うのもOK。
しじみに関しては二日酔いへの効能をうたう商品も多いよね↓
詳しい効能は専門家に任せるけど、翌朝が不安な人はお守り代わりにしじみをチョイスしても良いかも。
さて、今回新たに入手したステンレスラーメンクッカーを使えば味噌汁作りなんて朝飯前。
1回でだいたい5〜6人分くらいの味噌汁が作れるよ♪
セットのフライパンは砂抜きの際の器にぴったり!
作り方は次の通り。
- 熱々の風呂くらいのお湯を沸かせ、お湯で砂出し
- 鍋にあさりをぶちまけて日本酒に沈め、ふたをして蒸す(酒蒸し)
- あさりが全て開いたら水を足し、沸騰させる
- 火を止めて味噌を溶かし、お好みでトッピング→完成
それぞれ詳しく解説!
1.お湯で砂抜きをすると時短になる
あさりやしじみの砂抜きって時間がかかるし、時間がかかったにも関わらず「ガリっ」といくことも少なくないよね・・・。
じつはこの砂抜き、50℃くらいのお湯を使うと圧倒的に時短できるのだ。
お湯を使うとどうやら貝が”ヒートショック”を起こすそうで、身を守るために水分を吸収するんだって。
その際殻から身を出して砂を吐いてくれるわけ。
ちなみにお湯を使った場合はじーっと放置するよりガチャガチャこすった方が効果的みたい。
もしくは15分~30分くらい放置すればOK。
貝が冷えているとお湯もあっという間に冷えてしまうけど、だからといってあまり熱いお湯を継ぎ足すと貝が死んでしまうかもしれないので注意しよう!
2.水を入れる前にふたをして酒蒸しする
具体的には砂抜きしたあさりを洗って鍋に移し、あさりがちょうど隠れるくらいの日本酒を注ぐ。
もちろん高価な日本酒を使う必要はなく、料理酒でOKだ。
あとはふたをして火をつけて、あさりが開くのを待つだけ。
最初に酒蒸しするとあさりの身がぷりっぷりになっておいしくなるのでおすすめ!
日本酒は単純にお味噌汁の隠し味にもなるぞ♪
3.あさりが開いたら水を入れて加熱する
あさりが開いたらそのまま鍋に水を注いで沸騰させよう。
水の量はある程度適当でも良いけど、あまりたくさん入れるとあとで味噌を溶かそうとしたときに溢れる恐れもあるので注意。
当然水が少ない方があさりの旨味が効いてくるので、欲張りすぎは厳禁だ。
4.沸騰したら火を止めて味噌を溶かして完成
味噌を入れてから沸騰させると味噌の風味が損なわれてしまうため、お湯が沸騰してから、または沸騰する直前に火を止めてから味噌を溶かそう(鍋料理などに使われる赤味噌などは例外らしい)。
灰汁が出ている場合は味噌を溶かす前に取っておく。
ただしあまり神経質になるとせっかくの旨味も捨てることになってしまうので、ここはざっくりで構わないと思う。
最後にお好みでネギなどをトッピングしたら完成!
“ぷりぷりのあさりを肴に迎え酒をしたい気持ち”を抑えながらあさりの旨味を堪能すべし。
まとめ│安物で良いからアウトドア用のクッカーは買っておくべき!
今回クッカーを導入して感じたメリットは次の通り。
- 普通の鍋より軽量でコンパクトに収納可能
- 飯ごうを持っていく必要がなくなった
- 形がシンプルなので洗うのも簡単
- コスパが良い
- 毎回同じクッカーを使えば再現性が高まりそう
何回もキャンプをしていながらなぜこれまでクッカーを買っていなかったのか・・・。
冒頭にママが言っていた通り、「家にあるもので十分」という考え方が大きかったように思うけど、いざ買ってみると想像以上に便利!
加えて他に優先すべきキャンプギアがあったとしても、2,000円しないとなればそこまで負担にはならないよね。
もっと早く買っておけばよかった!