どうも!おーたんです♪(Instagram)
今回は我が家がよく利用する無料キャンプ場「沼津市 市民の森」へ!
本当は5人家族全員で来る予定で予約していたんだけど、当日はあいにくの雨・・・。
キャンセルしようか迷ったけど、よく考えたらスタートから雨のキャンプってこれまで記憶になくて、チャレンジ欲がふつふつと・・・。
そんなわけで、雨キャンプを決行してしまったのだった。
前日の夜に賛同者を募ると、真ん中の元気っ子が手を挙げた!
行こうぜ二人雨キャンプ!
雨キャンプに挑戦!初めて雨の中で設営
到着すると広大な広場サイトはガラガラ。
あとから数組入ってきたけど、それでもプライベート感が半端ない。
やっぱり雨だとキャンセルする人多いんだろうなー。
雨が降っている中テントを設営するのは本当に難しい。
ドーム型テントならテントの内側を濡らすことなく設営することも可能かもしれないけど我が家が愛用するのはワンポールテント。
もちろん小型のワンポールテントであれば手で支えるなどして極力内側を濡らさないように設営することも可能だと思う。
でも、DOD ワンポールテントLのようにラージサイズのワンポールテントの場合、
フライシートのみで設営するにしても、ポールを立ち上げる前にどうしてもテント内側が地面にくっついてしまう。
インナーテントを使う場合も難しい。
このテント(DOD ワンポールテントL)はインナーが吊り下げ式ではなく、一緒にポールで立ち上げるタイプ。
このため、インナーテントを地面に広げてから上にフライシートをかけるまで、ごく短時間であっても雨ざらしになってしまうのだ。
我が家が使っているのは初期モデルなのでまだマシだけど、現行モデルはインナーが全面メッシュなので、テントが立つ頃には中までびちょびちょのぐっちょぐちょのどっちどちだろう・・・。
しかも、ようやく設営できてもフライシートと地面の隙間から雨水が跳ね、インナーテントの端は常にびしょ濡れ。
つらすぎ。
もしインナーテントも使うのであれば、寒さ対策などにも使えるスカートを装着するのがおすすめ。
これがあれば跳ねた雨水でインナーテントが濡れたり汚れたりするのを軽減することができる。
まぁ夏場はいくら雨でも暑くてやってられないと思うけど。
そんなわけで、今回は消去法でフライシートのみ設営することに。
もちろん、あとで中に小型のテントを設営してカンガルースタイル(大きなテントの中に小さなテントを設営して土間を作るスタイル)で過ごす。
これなら、フライシートの天井は虫の住処になってしまうけど、それ以外は快適なはず・・・。
手順としては、まずグランドシートを敷く。
この上にフライシートを広げることで、泥汚れなどを防ぐ。
とはいえ、フライシートを広げるころにはグランドシートはちょっとしたビニールプール状態。
どうやってもフライシートの内側はびしょ濡れになってしまう・・・。
でもワンポールテントには平らな天井がないため、テント内側についた水滴はほとんど壁に沿って落ちてくれる。
雨漏りのようにテントの中に水滴が降ってくるようなことにはならないので、その点はありがたい。
要はフライシートの内側に直接触れなければ濡れることはないのだ。
フライシートが張れたらグランドシートは一旦お片付け。
あとで中にコールマンのクイックアップIGシェード+を設営する際、また使う。
それまでの間、グランドシートについた水滴を少しでも落としておく。
クイックアップIGシェードは大人が寝るにはやや狭さを感じるテント(シェード)なんだけど、
今回は小さい娘と二人きりだし、何より雨の中少しでも手を抜きたい・・・ということでチョイス。
ワンポールテントには入り口部分から雨が侵入しやすいというデメリットがあるんだけど、カンガルースタイルなら中に雨が落ちても全く問題なし。
というわけで、出入りの利便性を追求してキャノピー(出入り口のひさし部分)を立てることに。
雨が溜まらないようにやや斜めに張る。
ちなみに、今回はキャンプ場にあるウッドデッキの上に設営。
地面はほとんどが原っぱだったんだけど、テントの入り口のあたり(デッキの周り)だけ草が生えておらず、ぬかるみ状態。
仕方がないので薪を置いて足場に。
これ名案じゃない?
ちょっとおしゃれだし。
雨キャンプ、何をして過ごす?
今回は初めての本格的な雨キャンプということもあり、とにかく頑張らないことを意識した。
例えばお昼ご飯は(定番だけど)カップ麺だし、白米もはんごうを使わずにパックのごはん。
パックのご飯は湯煎ができるので、実はキャンプとの相性が良い。
失敗しないしそこそこおいしいし。
でも子供と一緒なので、キャンプ場内をお散歩くらいはしたい。
着替えもたくさん持ってきたので歩き回って濡れてしまっても大丈夫!
やっぱり市民の森は静かで落ち着く。
広々としているのに緑に囲まれた感じ。
唯一大変だったのは子どもがトイレを怖がったこと。
市民の森唯一の欠点はトイレが虫だらけなこと・・・。
第一キャンプ場近く(ケビン横)のトイレは比較的キレイなんだけど、仕方がないので毎回毎回そこまで歩くことに(笑
白いサワガニや大きなカエルも出てきたりして・・・
昔はこういう風景そこら中にあったような気がするんだけどなぁ。
そんな懐かしさを感じられるキャンプ場。イイ。
目が覚めたら晴れていた!
二日目は雨も止み、チェックアウトの1時間前くらいから日差しも指すほどまで天候が回復。
ここぞとばかりにテントとグランドシートを広げ、運よく完全乾燥させて撤収することができた。
感じたのは1日目が雨でも2日目が晴れなら気持ちよくキャンプを終えられるということ。
後味が最高。
これが雨が降ったままだと、テントをゴミ袋に入れて持ち帰って、家のベランダに干さなきゃいけない。
めんどくささの極み。
本当に天気が良くなってラッキーだった。
というわけで、貴重な(?)雨キャンプを体験してきました!
初めて雨の中テントを設営したけど、やっぱり撤収のときに晴れていると大変さは半減されると思う。
1日目が雨でも、2日目が晴れの予報なら思い切ってキャンプしてみる価値はあるんじゃないかなと感じた。
空いてるしね♪
最後に、今回初めて本格的な雨キャンプに挑戦して、雨キャンプに用意したいもの、欲しいものをメモしてきた。
よければ参考にしてみてほしい。
- 着替え(特に子どもは多めに)
- 雑巾(ギアについた泥汚れを拭き取るため)
- 雨具(設営・撤収時に使用)
- 濡れても平気な靴(長靴やサンダルでも可)
- 傘(トイレへの移動用など)
- ガスバーナー(たき火ができないことを想定)
- 大きな袋(濡れたテントを持ち帰る用)
- 耳栓(雨音が気にならなければなくて平気)
- グランドシートやブルーシート(浸水対策)
- あればコット(浸水しても安心)