第18回│平和なフリーサイトに駆け込みセーフin西湖自由キャンプ場

西湖自由キャンプ場 湖畔00 キャンプ体験記

どうも!おーたんです♪(Instagram

 

今回訪れたのは、富士五湖の一つ「西湖」の北側に面するキャンプ場。

その名も「西湖自由キャンプ場」!

西湖自由キャンプ場はフリーサイトのキャンプ場で、当然“湖畔サイト”もあって人気は高め。

そんな人気キャンプ場に3連休の真ん中にチャレンジするという、いつも通り無謀な我が家のキャンプ体験記!

 

西湖自由キャンプ場の料金やチェックイン・チェックアウトの時間、売店情報等はこちら↓

 

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西湖自由キャンプ場にチェックイン!

西湖自由キャンプ場のチェックインはAM8時。

我が家が訪れたのは3連休の真ん中で、到着はAM8時ぴったり。

だったんだけど、この時点で既に多くの車が開場待ちをしていた・・・↓

西湖自由キャンプ場 場外駐車場 入場待ち

とりあえず敷地内に車を進めてみると、キャンプ場のおっちゃんが話しかけてきてくれた(このおっちゃんは良い人オーラ全開で、いろんなキャンパーさんと雑談していたぞ)

要点をまとめるとこんな感じ↓

  • キャンプ場内は前日からの宿泊者でいっぱいで、すぐには入れない
  • 今日帰る予定の人たちがいるので、その人たちが退場してからの案内となる
  • チェックアウトは11時なので、最悪11時ちょっと過ぎまで待つことになる
  • 案内されるまではキャンプ場内へは立ち入ることはできない(トイレは借りられた)
  • 空いたサイトに順次案内されるので、良いサイトを取れるかどうかはわからない

 

とにかく“めっちゃ混んでる”ってこと!

前日の天気があまり良くなかったから利用者少ないんじゃないかな・・・と、いつも通り楽観的に考えていたんだけど、残念ながらそんなことはなかった。

とはいえ、とりあえず11時になればどこかしら設営できるということだったので、せっかくだから待たせてもらうことに。

ちなみに我が家はこの時点で15組目(最終的に2組抜けて13組目)

なんと後から来た人は満員だからとみんな入場を断られていた。セーフ。

最初は「うーん、他に行くところもないし待つかぁ・・・」くらいなしぶしぶな感じだったんだけど、実は入れるだけラッキーだったのだ。

チェックインの時間に到着したのにギリギリだなんて、3連休の真ん中怖い。

 

10時前くらいからちょっとずつ退場する車が出始めたんだけど、1台目がなかなか進まない。

そりゃそうだよね。

最初に出た人たちが良いサイトを使っていたとは限らないわけで。

先頭の人はせっかく早くからスタンバってたんだから、ある程度良いサイトを選びたいよね。

ケツで待つおーたんたちでもその気持ちはわかる。

実際、先頭の方に並んでいたグループはある程度選択肢があったみたい。

気に入ったサイトが空いたら順次入場するというスタイル。

 

その間我が家は近場を散歩したり、松ぼっくりを拾ったり、車内で(くそつまんない)幼児向けアニメを見たり・・・。

 

西湖自由キャンプ場周辺 いずみの湯 屋外休憩スペース

↑こちらは近隣にあった温泉施設「いずみの湯」の休憩スペース。

西湖自由キャンプ場には入浴施設がないけど、「いずみの湯」までは歩いて2~3分なので、必要に応じて利用を検討しよう。

 

11時頃に係りの人に呼ばれ、歩いてキャンプ場内へ。

そこで「この辺りに設営してね。ここは車が通るから空けておいてね。」といった案内があって、サイト決定。

フリーサイトだけど、さすがに13組目ともなるとほぼ選択の余地はなし。

一応湖畔に設営できないかも聞いてみたんだけど、本当に湖ギリギリのスペースしか空いていなくて・・・↓

西湖自由キャンプ場 湖畔02

このスペースに車の通り道を残してテントとタープを張らないといけない。

となると、我が家愛用のビッグワンポールテントは入るかどうかといったきわどかったので、今回はおとなしく湖畔は諦めました。

 

場所を決めたら管理棟でチェックイン。

特別期間(3連休)だったので、料金は大人1,500円、子供1,000円の計5,000円。

我が家にとってはこれまでの平均よりちょい高いかなーって感じだったけど、通常期間なら4人で3,600円なので十分安い。

 

受け付けの際はいろいろと注意事項を説明してくれるので、しっかりと聞いておこう。

最近はキャンプ場でのマナー低下が叫ばれているので、しっかりとルールは守るように!

 

ネットには「おかみさんの口調が結構キツい」みたいな書き込みがちらほらあってビビってたんだけど、やや“圧”(?)が強いだけで普通にいい人だった。良かった。

お金を払ったら駐車許可証をくれるので、それを車のフロントガラスから見える位置に置いておけばOK。

 

広々サイトに設営♪

西湖自由キャンプ場 ポプラの木の前に設営01

↑今回おーたんたちが設営することになったのは背の高いポプラの木のすぐ近く。

湖まではちょっと距離ができてしまったけど、サイト自体は広々と取ることができて、のんびりキャンプを楽しむことができたぞ♪

地面はやや斜めだったけど、特別設営しにくかったり寝にくかったりといったこともなかった。

十分に許容範囲内。

 

ところで、上の写真をよく見ると、下の方に白いラインがあるのがわかるかな?

混雑時はこのラインがサイトを確保する際の一つの目安となるのだ。

西湖自由キャンプ場はフリーサイトをうたってはいるものの、先述の通り混雑時は区画サイトのキャンプ場のような形態に近いと言っていい。

こう聞くと「名前ほど自由ではないな」と思うかもしれないけど、そこまで管理されているからこそ平和かつ快適なキャンプを楽しめるというもの。

特に「設営する場所がない」という恐怖に怯えなくていいのは、初心者キャンパーにもありがたいポイントかも。

ここまでの管理を大きなキャンプ場で実践しようとするとものすごいコストがかかると思われるので、逆にコンパクトなキャンプ場ならではメリットと言えるかもしれないね。

 

西湖自由キャンプ場 湖畔サイト

湖畔サイトは全体的にもう少し傾斜がきついようにも見えたけど、それでも本栖湖の洪庵キャンプ場の湖畔辺りと比べれば十分穏やか。

 

これならワンポールテントでも十分設営できそうだし、むしろ風の影響を受けにくいワンポールテントは湖畔の設営にも適しているというもの。

本栖湖もそうだったけど、湖畔はどこも風が強いんだよね。

今回はたまたま風が弱かったけど、聞くところによると普段は日常的にそこそこの風が吹くらしい。

洪庵キャンプ場での反省を活かしてソリッドステーク30を12本購入し、「強風が吹いてもへっちゃらなタープ」を想像してワクワクしていたんだけど・・・。

結局湖畔サイトを取れなくて残念。

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キャンプ場に到着した頃は肌寒いくらいだったんだけど、11時半頃設営スタートとかなり時間が経過していたこともあって、気温は上昇。

結果汗だくになりながら設営することに・・・。

今回も「フタマタノキワミ」を使って“二股ポールテント”化したんだけど、テント内での作業もワンポールよりひと手間ふた手間多いため、余計に暑い。

ポールを嵌めたり外したりするのに結構な力がいるので、真夏にフタマタノキワミは向かないかもしれない。脱水注意。

でも設営が終わってみれば中は広々なので、やっぱり良いんだよなぁ。

 

というわけで設営完了!

こんな感じ↓

西湖自由キャンプ場とビッグワンポールテント

やっぱり湖畔サイトと比べると“絶景”とは言い難いけど、それでも対岸に山があるせいか、なかなか迫力がある風景と落ち着いた空間に感じられたぞ。

 

お昼はナンカレー

西湖自由キャンプ場 缶カレー&ナン02

お昼は以前道志の森キャンプ場を訪れた際も頂いた缶のレトルトカレーとナンの組み合わせ♪

この「いなば チキンとタイカレー(イエロー)」が本当においしい!

前回食べた「チキンとタイカレー(レッド)」より辛さ控えめでちょうどいい。

ほどよい辛さでクセになること間違いなし!

もう一つは「いなば チキンとインドカレー(黒カレー)」。

こちらは辛さ控えめで見た目より優しいお味。

あとは子供用にツナ缶+マヨネーズ。

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この缶カレーとナンの組み合わせはこれで3回目。

とにかくお手軽でおいしいので、到着して設営して、バタバタ感が抜けないうちにお昼・・・といったシチュエーションではめちゃくちゃ重宝するのだ。

 

西湖自由キャンプ場 缶カレー&ナン01

↑今回はママお気に入りのツーバーナー「プリムス トゥピケ」でナンを加熱。

トゥピケは逆輸入品のみAmazonで購入可能(2018年10月現在)。

国内モデルが欲しい人はお近くのアウトドア用品店をチェックしてみよう。

ちなみにおーたんはゆるキャン△に出てくる“カリブー”のモデルとなったアウトドア用品店「SWEN(スウェン)」で手に入れたぞ♪

 

ナンを焼く際の“網”はこちらを使用↓

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「ながらみの塩茹で」でビール♪

西湖自由キャンプ場 ながらみの塩茹で02

 

前回の十里木でのキャンプでは「サザエのつぼ焼き」を頂いたんだけど、今度は「もっと大量の小さい巻貝をおつまみにのんびりビールを飲みたい!」ってことで、こんなものを用意しました↓

西湖自由キャンプ場 ながらみ

ながらみ。

ダンベイキサゴっていう巻貝の一種。

100円引きってこともあって2パック購入(笑

 

食べ方は至ってシンプルで、塩茹でしたら爪楊枝で取り出してそのまま食べるだけ!

もう少し詳しく手順を書くとこんな感じ↓

  1. スーパーやネットで購入(ネットではあらかじめボイルされたものも↓)
  2. よく洗う
  3. 気持ち濃いめの塩水に浸して強火にかける
  4. 灰汁が浮いてきたら弱火にして、灰汁を取りながら5~10分茹でる
  5. 火を止めて冷めるのを待つ
  6. 貝の内側とフタの隙間に爪楊枝等を挿して、くるくると身を取り出す
  7. いただきます

 

ポイントは灰汁(アク)↓が出はじめたら弱火にするってところかな。

西湖自由キャンプ場 ながらみの塩茹で01

あとはアウトドアだしビールのおつまみだし、ってことで塩は気持ち多めに。

結構適当でも普通にうまい。めっちゃ簡単。

 

ママは貝類が苦手で、子供たちも苦みがまだダメだったみたい。

というわけでおーたん一人で全部いただきました。

挿して回して取り出すという“ほどよい作業感”が良い!

楽しくておいしくてビールが進む進む(笑

またやろう。

 

ながらみは静岡や千葉などが産地として有名みたい。

地元のスーパーでは手に入らないという人は、予めボイルされたものをネットで購入するという手も↓

 

おーたんがながらみで缶ビールをガンガン空けている間、ママはお昼寝、子供たちはテントの周りで蝶々を追いかけていました↓

西湖自由キャンプ場で虫取り01

うーん、平和。

 

湖はすぐそこ!でも遊泳はやめよう

西湖自由キャンプ場 湖畔01

西湖自由キャンプ場の良いところは湖がすごく近いってこと。

浅く湖面も穏やかなのでつい水遊びをしたくなるけど、小さな子供を連れている場合は油断禁物。

2018年8月にはすぐ近くのキャンプ場で8歳の子供が溺れるという痛ましい水難事故も起きているし、少なくとも親が目を離すなんてことがないように徹底しよう。

それから子供が湖に石を投げ込まないように注意。

隣接する「西湖キャンプ・ビレッジ ノーム」では「カヤックレンタル」も可能なので、湖遊びを楽しみたいならノームを検討するのもアリ。

ノームの詳しい情報はこちら↓

 

ノームも湖畔のサイトは予約なしで入れる(最大15組程度で締切)らしいので、そのうちチャレンジしてみたいな♪

とはいえ、湖畔に面したサイトは圧倒的に西湖自由キャンプ場の方が多い。

そのため、「椅子に座りながら湖面を眺めてゆっくりくつろぎたい」という大人な楽しみ方をするのであれば、湖畔サイトを取れる可能性の高い西湖自由キャンプ場の方がおすすめかも。

 

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あとがき

終始のんびりと過ごすことができて、翌日の撤収も苦戦することなく時間内に完了。

この年の9月は雨が多かったけど、天気に恵まれたのは本当に良かった。

設営や撤収も18回目ともなるとさすがに慣れたもので、多分最初の頃の1/2~1/3くらいで済んでるんじゃないかな・・・。

 

今回のキャンプ、実はママが高校時代の同級生と偶然再会するというイベント(?)があって。

他県に住んでるらしいんだけど、キャンプ場で再開するなんてすごいよね。

お互い子供がいて、子供同士も仲良くなれたみたい。

2日目も朝から子供たちがお邪魔したりされたり。(ありがとうございました!)

 

西湖自由キャンプ場、ホームページがなかったので敬遠する人もいるかもしれないけど、のんびりとすごせる実に良いキャンプ場だった。

道路が近いのでたまにバイクの走行音が気になったりはしたけどね。

湖畔の眺めは素晴らしく、キャンプ場の人が丁寧にサイトに案内してくれるので、場所取りもそんなに大変じゃないし、近隣サイトとのトラブルもなさそう。

なので強風対策に長めのペグさえ用意できればフリーサイト初心者にもおすすめ!

 

うれしいのは予約をせずに当日飛び込めるキャンプ場の候補が増えたってこと!

湖畔サイトはやっぱり魅力的だったので、そのうちまたチャレンジしたいな♪

 

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