第10回│夜景の見える無料キャンプ場で冬支度!?in野田山健康緑地公園

野田山健康緑地公園キャンプ場 朝焼け キャンプ体験記

どうも!おーたん(@e_t_outdoors)です♪

 

だんだん寒くなってきたけど行ってきました!

記念すべき我が家10回目のキャンプ♪

今回は本格的な冬キャンプに向けて、新たに入手したシュラフとオリジナルのテントスカートを試してみたよー!

てなわけでまずはキャンプ場の紹介から。

 

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野田山健康緑地公園キャンプ場ってどんなところ?

今回お邪魔したのは静岡県富士市にある「野田山健康緑地貢献キャンプ場」

 

これまで利用してきたキャンプ場と比べるとやや特殊なキャンプ場だったように思う。

ざっくりレビューしてみます♪

 

野田山健康緑地公園の行き方

東名高速道路を使う場合は「富士川スマートIC」で降りるのが一番近い。

冬季は部分的に通行止めになることがあるようなので、事前に道路状況をチェックすると良いかも。

ルートは大きく分けて3種類ある。

野田山健康緑地公園キャンプ場 周辺マップ

南方から登る場合は赤い矢印のルート、富士川スマートICから目指す場合は黄色い矢印のルート(林道吉津金丸線)が最短距離。

ただこのときは黄色ルートが拡幅工事のため通行止めとなっていて、青いルートが迂回路となっていたぞ(通行止めは来年の3月末までの予定)。

現状くねくねとした細い山道しかルートはないものの、“下界”からさほど離れたキャンプ場ではなく、実際に青いルートから降りてみると20分程度でポテト(フードマーケット)やコメリ(ホームセンター)に行くことができた。

水を忘れた場合に買いに行けなくもないし、場所取り後に食材の買い出しに行くのもアリかもしれない。

 

野田山健康緑地公園の特徴や注意点

お次は良いところも悪いところも、野田山健康緑地公園の特徴を簡単に紹介してみるよ♪

他のキャンプ場とは一味違うといった点が多いので行く前にしっかりチェックしてね。

 

無料で利用できる!

まずはなんと言ってもコレ。

予約制だけど利用は完全無料♪

もちろん県民、市民以外も利用が可能だ!

予約はこちらを参考にどうぞ→キャンプ場の使用許可申請について│静岡県富士市

 

斜面が多い

キャンプ場自体がそれほど広くない上に、敷地のほとんどが斜面

混んでるときは泣く泣く斜面に設営せざるを得なくなるかも・・・。

ただ空いているときは斜面のおかげでお隣さんとのスペースができやすいので一長一短といった感じかな?

斜面と言ってもそり遊びができるほどではないよ(笑

 

炊飯棟以外での火器の使用は禁止

炊飯棟以外ではバーベキューコンロの使用すら禁止されている点に注意!(実際行ってみるとみんなテント付近で火を使ってたけど・・・orz)

地面に落ちている枯草はあっという間に火が広がりそうだったので細心の注意を払いたいし、冬場は素直に従った方が無難(もちろんそれ以外の季節もだけど)

 

ちなみに炊飯棟には写真のような炉が2セット、合計で6組分しかない・・・。

野田山健康緑地公園キャンプ場 炊飯棟 炉

うーん・・・。

 

水道水は飲めない

野田山健康緑地公園キャンプ場 水道

炊飯棟に水道はあるものの、水質検査の結果水道水は飲み水に適さないことがわかっているらしい。

しかも煮沸してもダメなんだとか。

水を持っていくのを忘れると結構致命的なので気を付けよう。

 

管理人がいない

文字通りキャンプ場に管理人が常駐していないため、何かトラブルがあっても全て自己責任で解決しなければならない。

また先述の通りいろいろと注意しなければいけない点があるため、自制心を持って利用したいところ。

広くないキャンプ場で人目を避けるのが難しいものの、盗難に対する意識はしっかりと持っておきたい↓

盗難防止!大切なキャンプ道具を守るためのおすすめ防犯対策7選!
昨今はアウトドアブームということもあって、ハイシーズンのキャンプ場はどこも大勢の人でにぎわっているよね。 しかし人が増えれば心無い人が出てくるのも世の常。 もしかすると、あなたの大切なキャンプ道具が泥棒に狙われるなんてこともあるかも・・・?...

 

トイレがきれい

野田山健康緑地公園キャンプ場 トイレ

無料キャンプ場なのに(?)トイレはきれい!

虫がいない季節だったから余計にそう感じたというのもあるかもしれないけど、キャンプ場のトイレとしては十分すぎるほど。

水洗だし障がい者用のトイレもあるし、トイレットペーパーも完備。

ただ管理人がいないためトイレットペーパーの補充がどのタイミングで行われるのかはなぞ(週明けかな?)

一応トイレットペーパーは持参して行った方が良さそう。

 

引っ付き虫がいっぱい(笑

草むらで遊んでいた下の子が遠くで大泣きしていたので近寄ってみると・・・

野田山健康緑地公園キャンプ場 服にちくちく(チカラシバ?)

よくわからないものがびっしり!

一瞬背筋がぞわぞわしました(笑

ググったところ、「チカラシバ」という植物みたい。

これを抜くのがまた大変で・・・。

服ならまだ良いけど犬についたりしたら大変!

もともと場内はペット禁止なので気を付けよう。

 

ハイキングコースあり

最初のマップのオレンジ色のルートは全てハイキング(トレッキング)コース!

マップ左側の大師広場は広々とした公園になっているよ♪

この日もトレッキングのみを目的とした老夫婦が来ていたんだけど、クマ除けの鈴を鳴らしながら歩いていてなんかリアルだった・・・(↓キャンプ場へ向かう道に立っていた看板)

クマ 出没注意

 

野田山健康緑地公園キャンプ場からの眺め

野田山健康緑地公園キャンプ場 あずまやからの景色

写真は四阿(あずまや)付近からの眺め。

富士の街並みと駿河湾、伊豆半島が見渡せる。

ただせっかくの景色も背の高い木が邪魔をしているせいで清々と眺めることは難しく、更には近くに建つ鉄塔が雰囲気をぶち壊しているのが残念・・・。

まぁ暗くなればわからないけどね(笑

 

夜になると夜景がきれい!

野田山健康緑地公園キャンプ場 あずまやからの夜景

実際に見るともう少しきれいです(笑

この日の夜はうっすら雲があったせいもあるけど、これだけ夜景が見えるってことは普段から星空は見えにくそう。

 

野田山健康緑地公園キャンプ場 富士山の眺め

富士市とはいえ、富士山は遠目に眺められる程度。

 

野田山健康緑地公園のおすすめサイト

野田山健康緑地公園キャンプ場 おすすめサイト

野田山健康緑地公園キャンプ場はフリーサイトのキャンプ場。

先に紹介した通り敷地が広くない上にそのほとんどが斜面なので、良い場所を取りたければ早めに行って場所を厳選した方が良い。

まぁおすすめサイトも何もパッと見渡せる程度の広さしかないので自分で判断できると思うけど、一応(笑

 

四阿(あずまや)下の高台

個人的に一番のおすすめサイトはマップの赤丸の辺りで、四阿に上る階段の登り口付近

野田山健康緑地公園キャンプ場 四阿の下

写真は駐車場から場内へ続く階段の上から撮ったもの。

黄色で示したのが四阿とそこへ続く階段(結構滑りやすいので注意)。

赤丸の辺りは平地で少し高台になっているので解放感がある

トイレから遠く富士山も見えないのでそんなに競争率は高くないはず(笑

トイレから遠いと言っても何分もかかるわけではないのでおすすめ。

 

ちなみに四阿はこんな感じ↓

野田山健康緑地公園キャンプ場 四阿

草木が生い茂っていて座りながら景色を眺めることはできません・・・。

 

富士山を望める炊飯棟付近

自サイトから富士山を眺めたい人は青丸の辺り、トイレの真正面を登った先を狙おう。

炊飯棟以外での火の使用が禁じられているため、炊飯棟に近いのもメリット

恐らく繁忙期はこの辺りから埋まっていくと思う。

 

テーブルベンチ周辺

橙丸の辺りに設営すればあらかじめ設置されているテーブルベンチが使えるぞ!

 

野田山健康緑地公園キャンプ場 トイレ前のテーブルベンチ

右端の青い枠がトイレ。

トイレから出て左前方にいくつかベンチが密集しているね。

炊事場からも近いのでなかなか利用しやすいんじゃないかな。

ちなみにこの写真の駐車場へのルートには門があるため車での出入りはできない。

 

野田山健康緑地公園キャンプ場 駐車場裏のテーブルベンチ

こちらは駐車場横の階段を登った先。

階段を登ってすぐ右手に木製のテーブルベンチが何セットか並んでいる。

ちなみに奥の方は草木に飲み込まれていた(笑

 

このベンチとベンチの間にテントを設営できないこともない。

自前のテーブルやイスがなくてもなんとかなるので、あまり荷物を持ち運べないツーリングキャンプにも持って来いかもしれないね♪

 

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新たに試した寒さ対策♪

そんな野田山健康緑地公園キャンプ場(長い!)で、今回は本格的な冬に備えて新しい寒さ対策を試してみました。

いくつかあるので順番にご紹介♪

 

4人用シュラフ

わがやのシュラフ 開封

まずはこちら、ドッペルギャンガーアウトドアの「わがやのシュラフ」!

推奨使用温度:5℃~、最低使用温度:-5℃と冬キャンプに使うには控えめ(?)なスペックではあるものの、これ一つで家族全員入れるうえ、何よりみんなの体温で想像以上に温かくなるという優れもの。 

人肌の温かさをナメてはいけません。

大人2+子供2だとかなり余裕があるので中に毛布を詰めてパワーアップさせることも可能だけど、マミー型と違って頭部は無防備なので何らかの対策が必要。

広げたところを撮り忘れてしまったのでそのうち差し替えます(笑

 

クマさんフード

くまさんフード

子供たち用の防寒グッズ。

マフラーと違ってどこかに引っ掛ける心配もないし、何よりかわいい(笑

素材も柔らかいのでこれを被ったまま寝れば4人用シュラフの弱点をカバーできるかも!?

 

手作りテントスカート

手作りテント用スカート

お次はママの手作りテントスカート

フライシートに取り付けることで外からの冷気の侵入を防いでくれるのだ!

ワンポールテントはフライシートとインナーシートの間に大きな空間ができるので効果は絶大!

というか、これがないとインナーシート1枚だけのテントとほとんど変わらない・・・笑

今回はシュラフも変えてしまったので暖かく快適だったのがスカートのおかげだけとは言い切れないけど、冷気の侵入を感じることはなかったぞ!

 

湯たんぽ


湯たんぽと聞くと一昔前のすごいアナログな感じがするけど、実はキャンプとの相性はめちゃくちゃ良い!

電源がないキャンプ場でもガスや薪で簡単に温めることができるからね♪

しかも最近流行のバッテリータイプ(充電式カイロ)より断然長持ち!

シュラフの中に入れれば朝まで温かいのなんて当たり前のぶっ壊れ性能なのだ。

そんなわけでできることなら直火加熱OKなタイプを選びたい。

 

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あとがき

今回利用した「野田山健康緑地公園キャンプ場」、高規格のキャンプ場と比べるといろいろと不便な点は多いものの、それも許せるのは無料だから(笑

それでもこれまで利用した無料キャンプ場と比べてもちょっと劣った部分が目立ったかなぁ・・・。

第5回で利用した沼津市 市民の森は平坦な広場が広々と区画されていたので場所取りのストレスがない上に「薪が無料で使い放題」だったし、第6回で利用した静岡市 黒川キャンプ場はサイトが狭くても川遊びができて解放感もあった。

対して「野田山健康緑地公園キャンプ場」のメリットは夜景とトイレがきれいなことくらい。

何より炊飯棟以外で火が使えないのが・・・。

ただしハイキングコースが充実しているので、トレッキング等を目的で利用するのも面白いかもしれない。

それから聞いた話によると春は桜がきれいらしい。

11月でも焚き火なしでなんとかギリギリ我慢できる程度だったので、何年か経って忘れたころに再チャレンジしてみたい(笑

 

寒さ対策はいろいろ試してみて、どれもそれなりに効果を実感できたので良かった。

ただ今回はどちらかと言えば温暖なキャンプ場を利用したので、例えば朝霧や富士五湖周辺のキャンプ場を利用するにはもう一工夫欲しい気もする・・・。

来週末は山にこもって薪割の勉強をしてくる予定!

冬キャンプで焚き火を満喫してみたいなぁ(笑

 

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2018.10追記:ゆるキャン△の聖地になりました。

ゆるキャン△最新刊(7巻)で、今回紹介した「野田山健康緑地公園キャンプ場」が登場。

夜景のきれいな無料キャンプ場として紹介されていたぞ!

野田山健康緑地公園キャンプ場は夜景もトイレもきれいだけど、場内はあまり広くないし管理人も不在。

火を使えるスペースも限られているので、正直マナーが悪化して閉鎖されないかものすごく心配・・・。

みんなマナーを守って利用しようね!