どうも!おーたんです♪(Instagram)
キャンプでどんな食器を使うか悩む人は多いと思う。
最初はBBQなんかで定番の紙皿でも良いんだけど、ゴミは増えるしフニャフニャ変形して持ちづらいし、何よりおしゃれ度がいまいち。
そこで検討されるのがシェラカップだけど、これって実際どうなんだろうってところをまとめてみた。
結論から言うと、ファミキャンなどでは人数分集めておくと便利だなぁってこと。
いろいろと使い回しが利くし、取っ手があるので持ちやすい。
さらに重ねればスペースも取らないし、さびない、割れない、腐らない!
長く使えるアイテムになること間違いなしなのだ。
シェラカップとは?キャンプにおける5つのメリット!
シェラカップとはキャンプなどで大活躍する汎用性の高いカップのこと。
その主なメリットは次の5つ。
- 使い道が多い
- 片手で持ちやすい
- 重ねられる
- 直接火にかけられる
- さびない割れない腐らない
総じてアウトドア用の食器として手ごろで、実際にたくさんのキャンパーや登山家などに愛用されている。
ここから先はそれぞれのメリットをもう少しだけ詳しく見ていこう。
1.使い道が多い
シェラカップは食材を入れる取り皿としてはもちろん、スープを入れたりコーヒーカップとして使用することも可能。
またそのまま火にかけられるので、食べ物や飲み物の温め直し、ちょっとした湯沸かしと多用途に使えて出番が多い。
また内側に目盛りが付いているものも多く、計量カップとして使うこともできる。
多用途に使えるということは使い回しができるということで、そうなると荷物の削減や金属製ゆえの洗いやすさも際立ってくる。
とにかくいろいろなシーンで代用できるので、まずはシェラカップを人数分集めておくと食器問題に光明が見えてくるはず。
2.片手で持ちやすい
シェラカップにはハンドル(取っ手)がついていて、片手でも持ち上げやすくできている。
キャンプやBBQをしたことがあればわかると思うけど、カップやお皿って置き場所に困って持ちっぱなしになることが少なくないんだよね。
そんなとき、使い捨ての紙皿だと変形して食べ物が落ちてしまうかもしれないし、取っ手もないのでバランスも取りづらい。
安定させようとお皿の下に手を回して、熱い思いをしたりね・・・笑
一方でシェラカップなら食べ物の重さ程度で変形することはまずないし、持ちやすくコンパクトなので邪魔になりにくいというわけ。
この取っ手部分はテーブルやイス、タクティカルベルトのようなものに引っ掛けておくことができるので、未使用時に場所を取らないのもありがたい。
3.重ねられる
もしかするとシェラカップ最大のメリットはコンパクトに重ねられる点かもしれない。
取手の部分をずらせばきれいに積み重ねることができて、スペースを取らないのだ。
同じブランドでそろえればぴったり重なるはずなので、多少揺れてもガチャガチャと音が鳴ることもないし、もちろんガラスや陶器のように割れる心配もない。
重ねてコンパクトにすれば洗いもののために炊事場まで運ぶのも楽だし、積載スペースも取らない。
まさに良いこと尽くめなのだ。
4.直接火にかけられる
シェラカップはそのまま火にかけて簡単な料理をしたり、飲み物を温めたりすることができる。
ちょっとお湯を沸かしたいというときにも、わざわざやかんやお鍋などを出す必要がなく、意外と重宝するぞ。
ただしチタン製以外は温めると手でもてないほど熱くなることもあるので要注意。
チタン製なら熱伝導率の低さから熱するのに時間がかかるけど、その分熱源から離れたところは熱くなりにくいので、そのまま持ったり飲んだりするのには最適。
記事後半ではステンレス製とチタン製の比較もしているので要チェック。
5.さびない割れない腐らない
シェラカップはとにかくメンテナンスや扱いが楽。
というかメンテナンスなんてほぼ要らない。
まず、チタンやステンレス、真鍮といった素材で作られているため、さびにくくて丈夫。
落としたところで簡単には壊れることはなく、ガラスや陶器のように割れる心配はまずない。
それでいて木皿のように水を吸って変形したり、濡れたまま放置してカビが生えたりといったリスクも少ない。
食器類は使ったらすぐ洗うのが基本だけど、シェラカップに関しては多少放置しても何の問題もないのだ。
また汚れや水分をふき取りやすいのもありがたい。
おーたんはよくキッチンペーパーや除菌シートで拭き取るだけで、そのまま再利用してしまう(笑
木皿だと拭き取っただけでは匂い残りが気になったりするけど、金属製のシェラカップはその点も問題なし。
この方法だと節水にもなるので結構おすすめ♪
素材の違いステンレスVSチタン
シェラカップの素材で一般的なのがステンレスとチタン。
この2種類が圧倒的に多い。
そしてこのどちらを選ぶか迷ったら、次の項目を比較してみてほしい。
- 重さ
- 熱伝導率
- 変色(焼き色)
- 価格
まず重さはチタン製の方が圧倒的に軽い。
例えばスノーピークのシェラカップで比べると、ステンレス製が約100g、チタン製はなんと約40g。
これだけの差があれば、シェラカップのような小さいものでもその恩恵は十分に得られると考えていい。
実際に持ち比べてみればその差は明らかで、チタン製は風で飛んでしまうんじゃないかと心配になるほど。
チタン製の軽さの理由は比重が小さいことに加え、薄く作られているから。
ちなみに100均のシェラカップはステンレス製でもかなり薄い。
これは単価を下げるためで、強度もそれなりなので注意されたし。
熱伝導率はチタンの方が低く、保温性が高い。
逆にお湯を沸かすとなるとステンレスの方が早いので、この辺りは一長一短といった感じ。
ただし、先述の通り比熱の大きいステンレス製は火にかけると全体的に熱くなるけど、チタン製は熱源付近以外(取っ手やふちなどの離れた部分)の温度は比較的上がりにくい。
このため、シェラカップに口をつけて温かい飲み物を飲みたいのであれば、チタン製を選ぶのがおすすめ。
また感じ方には個人差があると思うけど、中には「ステンレスだと飲み物に金属っぽい味が付くのが気になる」という人もいる。
この点、チタン製は味に影響しにくいという点もメリット。
チタンと言えば独特の焼き色も特徴的。
きれいに色が入るととてもかっこいいんだけど、焼き色をつける際はしっかり脱脂してから火にかけること。
でないと指紋の痕が残ったりマダラになったりする可能性があるので要注意。
いずれ火にかけて使う可能性があるのであれば、最初にしっかりと脱脂してきれいな焼き色を付けておくのが良いかも。
価格は圧倒的にステンレス製の方が安い。
チタン製はステンレス製の倍くらいするので、購入するには結構勇気が必要かも。
ちなみに我が家の場合は1個だけチタン製で、あとはステンレス製が5個。
確かにステンレス製は重く感じられるけど、耐えられないほど重いかというとそんなことはないし、子供たちも普通に使えている。
実際に使い比べてみて、「ここはチタン製の方がいいな」と感じるのは飲み物やスープを温め直すときくらい。
とはいえチタンの軽さは魅力的なんだよなぁ・・・笑
あとがき│
使い道が多岐に渡るシェラカップだけど、逆に何かに特化しているという特徴はあまり見当たらない。
器用貧乏と言ったら言いすぎかもしれないけど、例えば料理を乗せるならもっと大きなお皿の方が使いやすいかもしれないし、飲み物を入れるならカップの方が持ちやすく飲みやすい。
ただその分ワイルドさは演出できるので、あとは使いまわせるというメリットがどれだけ大きく感じられるかどうかだと思う。
また同じブランド、同じサイズで買い足しが容易なのも他の器にはないポイント。
まずは300ccサイズを人数分そろえてみよう。
おまけ│シェラカップのおすすめブランドは?
先の素材の違いの項でも触れたけど、個人的にシェラカップでおすすめのブランドはスノーピーク。
最大の理由は他のブランドのシェラカップと比べて持ち手の折り返しから先の部分が長く、指をひっかけやすいから。
要するに持ちやすいってことで、小さな子供のいるファミキャンならなおさらスノピがおすすめ。
もしかすると「でもスノピってお高いんでしょ?」って思うかもしれないけど、シェラカップに関しては他と比べてそこまで大きな差はない。
むしろスノピのキャンプギアにしてはかなりリーズナブルな価格設定だと思う。
何よりある程度以上のシェラカップは一生モノの耐久性を誇るので、使用回数で割ったら価格差なんて誤差の範囲。
いろんなブランドで揃えると重なりが悪いのが気になるので、シェラカップだけは最初から良いもので揃えてしまうのがおすすめなのだ。