どうも!おーたんです♪(Instagram)
2019年一発目のファミキャンは神奈川県相模原市にある「青野原オートキャンプ場」にお邪魔してきました。
この季節のアウトドアといえばやっぱりお花見!
どこで花見をしようか毎年悩んでる人も多いかもしれないけど、今回お邪魔した「青野原オートキャンプ場」もこの季節はお花見目当てのキャンパーがたくさん。
正直ちょっと無法地帯と感じるシーンも多々あったけど、他人に優しく、自分に厳しくができれば十分に楽しめるキャンプ場だと感じたよ♪
青野原オートキャンプ場の特徴と魅力!
まずは青野原オートキャンプ場がどんなところなのか、ポイントを絞ってご紹介!
- 利用料金とチェックイン・チェックアウト
- 場内の施設 売店・トイレ・シャワー室
- 桜の季節は花見の名所!
- 川で水遊びが楽しめる!
1.利用料金とチェックイン・チェックアウト
青野原オートキャンプ場の利用料金は写真の通り。
テントは大中小3つのサイズに分類されるんだけど、DOD ビッグワンポールテント(4.6m×4.6m)は中サイズ扱いだった。
ツールームや大型ベルテントなんかが大になるのかな?
我が家は大人2人に小学生以上が1人、テントが中サイズに車1台の計4,400円。
ただしタープは別料金なので、平均よりほんのちょっとだけお高いイメージ。
料金表にある「小屋」とは、場内に何ヶ所かあるこんな感じの施設のこと↓
「多目的小屋」と言うらしい。
な、なるほど・・・。
チェックインは8時、チェックアウトは17時。
だけど車の出入りは24時間自由なので実質チェックインはあってないようなもの・・・。
チェックアウトが遅く、翌日もかなりのんびりできるのはぐーたらなおーたんにとってはかなりの高ポイント。
料金は8時から17時の間に入場した場合は入場時に入口の一時停止↓で停車してスタッフに支払う。
領収書を受け取ってダッシュボードに置いておこう。
前日17時から8時の間に入場した場合は、8時過ぎにスタッフが領収書の有無を確認しに見回りに来てくれるので、その際に料金を支払えばOKだ。
2.場内の施設 売店・トイレ・シャワー室
↑先ほどの料金所を反対側から撮影した様子。
売店も兼ねているぞ。
ちなみに8時から17時の間はこの小屋にスタッフがいるみたい。
実はAサイト手前に管理棟があるんだけど、実質こちらの小屋の方が管理棟として機能しているように感じた。
今回おーたんはスマホを落としてしまったんだけど(詳しくは後述)、この小屋に届けられ、そのまま保管されていたぞ。
売店の中はこんな感じ↓
売店には炭と薪、カップ麺や調味料、ティッシュや洗剤などの日用品、ビールに酎ハイの他に、虫取り網や水鉄砲、シャボン玉といったおもちゃもあった。
今回OD缶を忘れて覗いてみたんだけど、残念ながらCB缶しか置いていなかったみたい。
薪を1束買ってみたけど、残念ながら今回の薪は湿っていた・・・。
シャワーは全6室で、入り口から少し入ったところにある。
3分200円で、24時間利用できるみたい。
写真右端に写った自販機はアイス専用自販機。
こちらはシャワー室の近くにある一番大きなトイレ。
多目的トイレもある。
このトイレは洋式でトイレットペーパーも完備されている。
他のトイレはどれも仮設に近いトイレで、和式も多かった。
こちらはAサイトの炊事場。
ここが一番デカい。
今回自サイトから一番近かった炊事場は水道が3つしかなく、かなり混んでいた・・・(写真撮り忘れた)。
3.桜の季節は花見の名所!
今回青野原オートキャンプ場を選択した最大の理由がコレ。
入り口に近いエリア(Cサイト)は桜が満開!
写真左手がCサイト、右手がBサイト。
更に奥に進んだ左側がEサイト、右側がDサイトで、写真の段差を超えた少し先がFサイト。
この辺りまで来ると、もう桜はまばら。
ちなみに今回設営したのはギリギリFサイトに入ったところで、写真の一番奥に見える桜の木の下辺り。
青野原オートキャンプ場の横を流れる道志川から見た桜並木。
桜の木の下はテントで埋め尽くされていたぞ。
金曜日の夜には既にB,Cサイトは全て埋まっていたので、どうしてもB,Cサイトを取りたければ週末は避けた方が良いかも。
ちなみに対岸は「新戸(しんど)キャンプ場」という別のキャンプ場↓
キャンプツーリングを楽しんでいる人が多そうな印象を受けた。
青野原オートキャンプ場と比べると桜も少なくてコンパクトなキャンプ場に見えるけど、圧倒的に空いていたので案外穴場かもしれない・・・。
4.川で水遊びが楽しめる!
もちろん青野原キャンプ場の魅力は桜だけじゃない。
ファミキャンなら子供と一緒に川遊びをするのもアリ。
実際、売店にはビーチボールや水鉄砲などが売られていたし、夏場は川遊びメインで訪れる人も多いんじゃないかな。
川の中央より向こう側の流れはそこそこ速いので、大人がしっかりと監督すること。
写真のとおり岩や石だらけなので、靴を履いたままでも子供を追いかけることが可能。
桜満開の時期だけあって水はかなーり冷たかったけど、大人でも数秒足をつけるくらいならなんとか耐えられないこともない感じ。
お昼頃には石が暖かくなって、子供たちは冷えた足を石に乗せて温めていたぞ。
「石=回復エリア」らしい。
↓ママは石をバランス良く積み上げるのにハマったみたい(笑
5.直火OK!
青野原オートキャンプ場は直火OK!
しかも河原にちょうど良いサイズの石がごろごろ転がっているので、写真のように手作りのかまどを作って遊ぶこともできる。
ただ、先述のとおり売店の薪はあまり質が良くなかったので、思う存分焚き火を楽しむなら薪は予め用意しておいた方が無難。
他のサイトも湿った薪を使っていたのか、いたるところで白煙もくもく状態。
水分を含んだ薪の場合、火力が低いと薪の表面ばかりが焦げていつまで経っても火の勢いが強くならないし、かなりの煙が出てしまうんだよね。
こういった場合は薪の配置を工夫するか風を送るかして一気に火力を上げてしまおう。
お-たんは毎度おなじみ、写真のように扇風機で火力を上げて対応したぞ。
青野原オートキャンプ場は良くも悪くも無法地帯!
ネットで調べても青野原オートキャンプ場は無法地帯だという声は多い。
実際に利用してみてどうだったかと言うと、実は確かにその通りと感じる場面が多かったんだよね。
そこで、どんなところが無法状態だったのか、またどんな点に注意すれば良いのかをまとめてみたぞ。
1.夜間の車の出入りが激しい
これはもうほんとすごい。
おーたんたちも夜中に着いたのであまり大きな声では言えないんだけど、深夜0時を過ぎても入ってくる車は多く、朝起きたら10台以上車が増えていてビックリ。
中にはマイクロバスのような大きな車で入ってきて、そのまま数分間エンジンかけっぱなしだったり・・・。
バックするときもトラックのようにピーピー音が鳴っていて、正直あれはちょっとうるさすぎたなぁ。。。
青野原オートキャンプ場は17時を過ぎるとスタッフがみんな帰ってしまうんだけど、基本的に24時間入退場は自由なんだよね。
個人的にはうるさいだけならまだ耐えられるんだけど、いつ誰が入ってきて誰が出て行ったのかわからないのは正直ちょっと怖い気もする。
襲われたり物を盗まれたりといったリスクを軽減するためにも、まずはあまりガラガラなエリアには設営しないようにしたい。
キャンプギアも極力車に積むか、テントに入れてカギをかけておきたいね。
その他の盗難対策はこちらも参考にしてほしい↓
2.深夜まで音楽や話し声が聞こえる
たまたまだと思いたいけど、今回は深夜2時過ぎまで大声で話したり、爆音で音楽をかけていたりといったグループが散見された。
話し声はともかく、音楽はちょっとなぁ・・・。
離れたサイトだったからまだそこまで気にならなかったけど、隣接した人たちは本当にかわいそう。
騒音対策に耳栓をするのも良いけど、あまり音をシャットアウトしすぎるのも危険で悩ましいところ・・・。
こういうのがダメな人、どうしても許せないという人は、残念ながら繁忙期の利用は避けた方がいいかも。
3.デイキャンプ専用エリアにテントを張る人も
Fサイトから川側に降りた砂利エリアはデイキャンプ専用エリアなんだけど、土曜→日曜はテントを張って宿泊している人がかなり多かった。
支払確認で回ってきたスタッフに聞いたところ、本当は悪天候で増水した際にリスクがあるのでデイキャンエリアにしているけど、既に設営してしまった人たちに対しては黙認せざるを得ないのが現状みたい。
この日はめちゃくちゃ天気が良かったし増水のリスクはほとんどなかっただろうけど・・・。
ちょっと「やったもん勝ち」的な雰囲気を感じるなぁ。
どうしても場所がない場合、デイキャンエリアを確保しつつ撤収作業をしている人がいないかチェックするのも良いかも。
人気のCサイトでも土曜日に帰る人が数組いたので、意外と狙ってみる価値はあるぞ。
4.電動スケボーが楽しめる
今回もダメもとで電動スケボーを持ち込んでみた。
着いてみると他にもぶっといタイヤの電動キックボードで遊んでいる親子が。
スタッフに確認しても特にダメとは言われなかったけど、あまり良くわかってない感じもしたので遊ぶ際は個別に確認してみてね。
注意したいのが路面状況。
青野原オートキャンプ場はゴツゴツした岩がむき出しの路面もあれば砂利道もあるんだけど、厄介なのが砂浜のような路面。
Bサイト付近とFサイト奥の一部が砂浜のような地面になっていて、さすがのオフロード対応電動スケボーもウィールがスタック(空転)してうまく進めないシーンがあった。
スタックするとどうなるか。
スケボーが急減速して、ライダーは慣性で前方に吹っ飛ばされます。
これで何回かたたらを踏んだり、うち1回は盛大にコケてしまった(汗
コケても下は砂浜チックなのでたいして痛くはないんだけど・・・。
ちなみにコケた際にスマホを落としてしまったんだけど、目撃した方が拾って売店まで届けてくださったんだよね。
あとで「スマホありましたか?」と声をかけてくださって・・・。
本当にありがとうございました。
売店ではスタッフみんなが「良かったね~」と声をかけてくれて、とてもアットホームな雰囲気。
「怪我しなかった?」と聞かれたときはギクッとしたけど、スタッフのおばちゃんはめっちゃ笑顔。
やっぱり良くも悪くもユルい(笑
これからは遊ぶならもっと安全に配慮して遊びたいと思います。反省。
初の青野原オートキャンプ場でお花見と川遊びを満喫!
ここから先は我が家のキャンプ日記。
川遊びしたとか電動スケボーでコケたとかもう書いちゃったけど(笑
1.峠道を超えて金曜の夜に入場!
今回は金曜日の夜に入場したんだけど、そこまでの道のりが尋常じゃなく大変だった。
2018年10月の台風の影響で2019年4月現在も道志道の一部が通行止めになっているんだけど、その影響でかなりクネクネの山道を迂回する羽目に。
MT車だし正直昔はお山を走るのが大好きだったのでこういう道は大好物なんだけど、家族が乗っていると話は別。
だっておーたん以外みんなめっちゃ車酔いしやすい体質なんだもん・・・。
もし静岡側から青野原オートキャンプ場を目指す人がいれば、国道246号線で伊勢原まで走ってそこから宮ヶ瀬湖目指して北上するルートが断然おすすめ。
先述のとおり、到着すると桜の木の下はどこも超満員。
仕方なく一番奥のFサイトにテンマクのパンダクラシックを設営して一泊。
翌日お隣さんが撤収すると言うので、ちょっとだけ桜側に寄るかたちでビッグワンポールテントを設営。
・・・なんか既視感あるなと思ったらコレだった↓
設営後はこんな感じ↓
2.今回もカンガルースタイルで設営
最近ハマってるフタマタノキワミを使ったカンガルースタイル。
今回はスクリーンIGシェードを斜めにしてみました。
↑スクリーンIGシェードの中から見るとこんな感じ。
やっぱりビッグワンポールテントのインナーレスはかなり広い!コスパ最強!(20回以上使っていればそりゃそうか
でももうそろそろ虫が出てくる季節なので、次回はインナーテント使用かな。
参考記事
ちなみにお昼は久しぶりに手作りハンバーガーを頂きました♪
美味い!
3.熱燗を飲みながら夜桜を楽しむ
桜が真上じゃないのがミソ!(という負け惜しみ・・・
子供たちが寝たら熱燗を飲みながらお花見。
寒い夜には熱燗が合う!
しかし改めて見るとファイヤポットの勢いがすごい!めっちゃ明るい!
しけた薪でもファイアポットなら旋風機要らず。
一度火がつけば薪を切らさないように投入すれば常に高火力を維持してくれるので超お手軽なのだ。
なによりカッコいい!
4.桜が満開!最後にCサイトでお花見!
青野原オートキャンプ場のチェックアウトは17時だけど、早いところは昼前には撤収しており、それによって空いたスペースで最後にお花見しながらご飯を食べることに。
おーたんたちも12時過ぎには撤収作業を始め、Cサイトに移動。
最後の最後に桜を満喫できました♪
いただいたのは今話題の「カレーメシ」!
初めて食べたけどかなりおいしくてハマりそう。
混ぜ初めはサラサラの液体状なんだけど、混ぜるとルーが溶けて粘度が高くなっていく。
面白い。
個人的にはシーフード味の方がまろやかで好み。お店のカレーみたい。
あとがき│家族で楽しめるキャンプ場だけど無法地帯なのでもろもろ要対策!
今回利用した青野原オートキャンプ場、一言で表せば、やはり良くも悪くも「無法地帯」。
ここまで利用者のマナーとモラルにゆだねられているキャンプ場はイマドキめずらしいんじゃないかな。
ただ、この状態が続いたりエスカレートするようなことがあれば、どんどん規制が強くなってしまう可能性もある。
ただゴミが散乱したり炭が転がっていたりといっただらしなさはあまり見られなかったんだよね。
もう一歩踏み込んで、自分だけが楽しむんじゃなくて、すこしだけ周りに迷惑がかからないかどうか配慮できると、良い感じで自由さを維持した貴重なキャンプ場になるんじゃないかと思う。
現状はマナー違反などに敏感な人は利用しない方が良いかも。
まぁなんだかんだ言っておーたんは自由な感じが結構気に入りました。(電動スケボー乗れたしね
また機会があれば利用したいな♪