2016年 夏、ついに我が家はキャンプデビューした!
いろいろあって金欠に陥った我が家は、家族揃ってお金をかけずに遊べそう(?)ということでキャンプに手を出すことに。
実際、道具がある程度揃ったらあとは食材とサイト使用料のみ、それで一泊できるわけだから結構コスパはいい遊びだと思う。
しかしキャンプへ行くのなんて20年ぶりくらい?
とにかく大人になってから初めてのキャンプ!
BBQなら家族や仲間内で集まってやることはあったけど、これまでテントを立てたこともないし、「サイトって何?ペグって何?」な状態。
自分たちで予約して、道具と食材を調達して、設営して・・・
後から思えば結構なぶっつけ本番だったけど、それはそれですべてが新鮮で良かった(笑
結論から言うと、全部初めてで不安もあったけど、いざ行ってみたらこれが予想以上に楽しかった!
キャンプ場を探し始めたのが7月上旬、夏真っ盛りということで小川や木陰がありそうなオートキャンプ場を探し・・・
行ってきました、はかま滝オートキャンプ場!
初めてのキャンプの事前準備
まずはどこのキャンプ場にするかだけど、このときはネットの評判よりその時のニーズで選んだような気がする。
小川があって涼しげな場所・・・というわけで選んだのは「はかま滝オートキャンプ場」。
静岡県沼津市の南端、伊豆半島の西側で東名沼津ICから車で1時間半程度。
1週間くらい前に予約のために電話。
「子連れで初めてのキャンプなんです」と伝えると、「お子さんがいるなら管理棟に近い方がトイレやら何やら便利ですよ」とアドバイスを下さり、素直に管理棟すぐ近くのサイトを選んだ。
このキャンプ場は各サイトすべて事前予約制。
予約が済んだらもう後戻りはできない!
まずは持ち物を用意をしなければ・・・
初キャンプに用意したもの
とりあえず思い出せる範囲で書き出してみる。
- テント(借り物)
- ペグ、ハンマー、ロープ類(借り物)
- イス(大人用2、子供用2)
- 寝袋(借り物)
- 断熱マット(借り物)
- ランタンスタンド(借り物)
- 電池式ランタン×2(1個借り物)
- ガスランタン(借り物)
- BBQコンロ(借り物)
- テーブル(借り物)
- クーラーボックス(借り物)
- ヘッドライト
- 炭
- 炭用トング
- 食材用トング
- 食材
- 飲み物
- 食器類
- 洗剤
- ウェットティッシュ
- 水鉄砲
- 花火
- タオルケット
初めてキャンプへ行ったときの持ち物なので、あまり参考にはしない方がいい(笑
ありがたいことにテントや寝袋なんかはママの実家が、バーベキューコンロ、テーブル、クーラーボックスなんかはおーたんの弟が貸してくれた!
・・・こうやって見るとほとんど借り物(笑
自分たちで用意したのは炭と食材と食器類、遊び道具くらいということか・・・
でも一度にいろいろ揃えようとするとお金がかかって仕方がないし、我が家は少しずつ少しずつ買い足していくスタイルです!笑
ちなみにはかま滝オートキャンプ場では事前に連絡すればいろいろとレンタルが可能な模様。
レンタル用品使用料(1泊分)
・丸テーブル 300円
・ALチェアー(1脚) 100円
・バーべキューコンロ 800円
・テント・タープ(セット) 3,000円
・4人用 テント 2,000円
・シュラフ(寝袋) 500円
※数量に限りがあります。予約制です。
「とりあえず一度試しにキャンプしてみたいな」なんて人はこういったレンタルのあるキャンプ場を選ぶと気軽に楽しめると思う。
管理棟にいたおっちゃんもかなり感じが良かったので、相談すればいろいろ教えてくれるかもしれない。
初めてのキャンプで最も苦労したのは「積み込み」
我が家のファミリーカーは軽自動車のN-BOX。
家族連れでキャンプだと大きなミニバンをイメージする人が多いかもしれないけど、軽自動車だってパズルの要領で積載していくと意外となんとかなる!
先に列記した道具はぜーんぶ積み込んだ上で4人、しかも大きなチャイルドシート×1、簡易チャイルドシート×1だから無駄なスペースはない(笑
キャンプ場に到着!初めての設営!
当時はポケモンGOが流行っていて、今やアニメの聖地としても有名な淡島周辺を走っている間は「ピカチュウいたー!」などとにぎわいを見せていたが、徐々に山奥に入り、キャンプ場に近づくとこの有様(笑
よし、自然を楽しもう(笑
キャンプ場に着いたのは14時ごろ。
まずは管理棟で受け付けをしてもらって、お金を支払って場内へ。
各サイトに水道と石造りの流し台、ウッドデッキ、AC電源が設けられていて、このデッキと対角の位置にテントを配置し、その間にテーブルやイスなどをバラバラと置くことにした。
このときはタープを使わなかったので、主な設営は借りてきたドーム型テントとテーブル周りの装飾のみ。
ドーム型テントの設営は、多節根のように折りたたまれたポールをまっすぐな状態にして、インナーテントに通してぐわっと張るだけ!
というか、四隅のエンドピンにポールを合わせると自然にインナーテントが立ち上がった。
あとはこれにフライシートをかけ、各所ペグで固定する(今度ドーム型テントを張ったら写真撮っておこう・・・).
ドキドキしながら取り掛かったけど、初めてでもなんとなくで出来てしまった。
テント設営の達成感はすごい!
目の前にしっかりとテントが立っていると、ちょっとデキる男になった気分を味わえる。
ものすごく簡単な作業なのに(笑
それにペグを打つだけで子供の羨望のまなざしも熱い!・・・気がする
こんな感じ♪
実は着いてすぐ冷凍枝豆を解凍したんだけど、真昼間に外で飲むビールとの相性は抜群!
おーたんはキャンプ場に着いたらとりあえず枝豆とビールです(笑
初めてのキャンプの過ごし方。のんびりと自然を満喫
設営が終わり、そこから先は少し自然散策。
場内はそれほど広くなく、小ぶりなオートサイトが14区画、フリーサイトが1区画、中央に細い小川が流れ、その先にある池ではマス釣りを楽しむこともできる。
小川や池は中に入って遊べるような感じではなかったけど、水鉄砲を用意していたおーたんは娘たちと撃ち合い開始!
果たしてちゃんと女の子として育てる気はあるのか(笑
ちなみにマス釣りは30分500円で管理棟で払うと団子状の餌と竿、バケツを貸してくれる。
たしか3匹以上釣ると別料金だったと思う。
餌を付けて投げ込めばばしゃばしゃと音を立てながらものすごい早さでヒット!
誰がやっても入れ食い状態で「おーたんすげー!」とはならなかったけど、小さな子供の釣り初体験にはお手軽でちょうど良いのかも(笑
餌はかなり余るけど一度釣った魚はリリース禁止かもしれないので注意。
全部初めて!暗くなってきたら・・・?
そうこうしている間に夕方になったので、火を起こして晩飯の用意をすることに。
いくつになっても火をつけるのってワクワクするんだよなー!
晩飯
ついにバーベキューの時間です!
この日食べたのはスーパーのBBQ用お肉セットと、さっき釣った魚、あとはこんなの↓
場内でハーブが栽培されており、自由に摘んでいいとのことだったので使ってみた♪
ちなみのこのハーブ、シャ乱Qのまことの奥さん(富永美樹さん)が栽培しているそう。
ハーブの隣にはまことさんの建てた「木のテント」というオブジェもあったぞ!
あとは定番だけど、マシュマロは子供ウケ抜群!
もちろん大人が食べてもおいしい♪
やっぱり外で食べるご飯はおいしい!全部おいしい!
子供を連れて家族でキャンプだなんて!おいしいものを食べていると充実感で涙が出そう(笑
ただ、量に関しては大人の男が一人だと食材は気持ち少なめくらいがいいみたい。
大食いできるほど若くもなくなってきたので、次からは量より質にこだわろうということに^^;
花火
おなかがいっぱいになったところで、子供たち念願の花火♪
当時はブログやろうなんて考えてなかったんでこんな写真しかないんです><
しかしこうやって振り返ってみるとめちゃくちゃ軽装だなー^^;
ちなみに打ち上げ花火は火災防止のため禁止で、通常の花火も21時以降は禁止、音が大きいものもNGとのこと。
音に関しては花火に限らずマナーとして気を付けた方が良さそう。
満天の星空
バーベキューも花火も一段落し、夜空を見上げるとまさに満天の星空!
全く意識してなかったけど、これもキャンプの醍醐味かもしれない!
トイレついでにみんなで少し夜のお散歩をしました♪
ここで役に立ったのが、7~8年前にホームセンターで購入した工事用ヘッドライト。
富士登山のために用意したんだけど、当時はアウトドア用品の売り場にあるものより断然コスパが良かったような気がする。
手を空けたまま照らしたいところを照らせるため、暗くなってからのトイレや洗い物に最適♪
子供のおもちゃとしても大活躍(笑
そんなこんなで、その日はみんな満足して眠りにつきましたとさ♪
ちなみに真夏でも山奥のキャンプ場は思っていたより涼しく、寝るときは寝袋を展開して敷布団にし、タオルケットをかける程度で十分だった。
初めてのキャンプ場での朝と撤収作業!
キャンプ場で迎える朝はサイコーに気持ちいい!
夏でも山の早朝は肌寒さを感じる。
そこにコーヒーやお味噌汁!
静かでのんびりとした、子供が起きてくるまでの大人の時間♪
子供たちの朝ごはんが終わったらぼちぼち撤収の準備。
テントの中を片づけて、中を掃いて、張った時と逆の手順で畳んで・・・
初めてだったし時間に余裕を持って作業を始めたつもりだったけど、結局パズルのような積載に苦戦してチェックアウトぎりぎりになってしまった。
ただ時間こそかかったものの、それ以外の問題は発生せず無事撤収することができた。
あとがき
初めての自力キャンプだったけど、大きな問題もなく大いに楽しむことができた!
特に設営後の達成感、昼から外で飲むビール、満天の星空、朝に飲む味噌汁・・・
「特に」とか言っておきながら楽しいことが多すぎて絞りきれない(笑
そんなわけで我が家はキャンプにドハマりしました。
途中上の子がデッキから足を踏み外して顔をすりむくけがをしたが、さすが子供は治りが早い。
一か月もしないうちに傷痕は消えてしまった。良かった(笑
子供を連れて行く場合は消毒液なんかも持っていくと安心かもしれない。
はかま滝オートキャンプ場は緑に囲まれ、小川も流れていて小さい子供を連れて行くにはちょうどいい環境だった。
ただ全体的に少し狭さを感じたのも事実。
大きなテントやタープを一緒に張るのは難しいかもしれない。
今度ここへ行くときは、キャンプ場を拠点に周辺観光もしてみたいな。