どうも!おーたん(@e_t_outdoors)です♪
2020年は新型コロナウイルスの影響もあって、近年まれに見るキャンプブームを迎えた1年だったんじゃないかと思う。
連休はもちろん、普通の週末にすら予約を取るのが難しかったほど。
そんなときに我が家がチェックしたのが市営、町営といった公営・公共のキャンプ場。
なぜ公共キャンプ場を狙うのか。
今回は公共キャンプ場の特徴をまとめてみたよ♪
多くの市営、町営、公共施設のキャンプ場に共通した特徴
どうやら話に聞くところによると、市営や町営などの公共施設扱いのキャンプ場(以下公共キャンプ場)は日本全国に800か所以上もあるらしい・・・。
我が家もこれまで次のような公共キャンプ場を利用してきた。
たった7か所ではあるけれど、実際に利用してみて気付いたことがいくつかある。
というわけで、今回はそれらをまとめてみたいと思う。
まずは「良い特徴」から。
公共キャンプ場の特徴1.安い
中には田貫湖キャンプ場のような例外はあるものの、公共のキャンプ場は料金が格安なことが多い。
我が家が良く利用する沼津市 市民の森や、静岡市の黒川キャンプ場などはなんと無料で利用できる。
しかも市民の森は薪も使い放題というぶっ壊れっぷり。
低コストでキャンプを楽しみたいという人は「近隣の公共キャンプ場制覇」を目指してみるのも面白いかもしれない。
公共キャンプ場の特徴2.意外と穴場
第13回│おすすめの無料キャンプ場を再訪!in沼津市 市民の森より
2016年頃から高まり始めたアウトドアブームは、2018年にやってきたゆるキャン△ブームも相まってまさに絶頂・・・!
と思いきや、2020年は新型コロナウイルスの影響まで加わり、完全にキャンプ場はキャパシティオーバー。
連休でも何でもない、普通の週末に予約を取るのも困難なほど。
そんな中でも、公共キャンプ場は比較的予約に空きがある印象。
その理由としては後述の注意点を理由に敬遠されている可能性の他、Webサイトが見にくかったり、電話予約しか受け付けていない(空き状況がわかりにくい)といったことが影響している可能性も。
裏を返せば、公共キャンプ場に限らずWebサイトが充実していないキャンプ場は意外とねらい目だったりする。
市営、町営、公共施設のキャンプ場を利用する際の注意点
安くて穴場というだけで飛びつきたくなる公共キャンプ場だけど、ある程度共通して注意したい特徴もある。
- トイレのハズレ率が高い
- ゴミは持ち帰り
- 売店がないところも多い
- セキュリティが甘いことが多い
- たき火NGのところも多い
- スタッフによって言うことが違う・・・かも?
- ドローンや電動モビリティ系は使用できないことがほとんど
- オートキャンプじゃないキャンプ場が多い
注意点1.トイレのハズレ率が高い
我が家が過去に利用した公共キャンプ場の中にも、例えば野田山緑地公園キャンプ場(ゆるキャン△で有名になる前に利用)のトイレはかなり綺麗だったし、必ずしも「公共キャンプ場はトイレが汚い」というわけではない。
ただ、一般的なキャンプ場のトイレと比べると「ややハズレ率は高いのかな」と感じるのが正直なところ。
「汚い」とか「臭い」だけならまだしも、過去には大便器の中で虫が溺れていたことも・・・笑
虫が苦手という人はあらかじめトイレに関するレビューをチェックした方良いかも。
注意点2.ゴミは持ち帰り
基本はどのキャンプ場を利用しても自分たちで出したごみは自分たちで持ち帰る心構えをしておいた方がいい。
だけど、実際はどんなごみでも回収してくれる高規格なキャンプ場もたくさん存在するわけで。
ゴミ袋って意外とかさばるので、積載スペースがギリギリの場合はすごく助かるんだよね。
でも公共キャンプ場でごみを回収してくれるところはまだ知らない。
その分利用料がお得なので、ここは致し方なし。
注意点3.売店がないところも多い
公共キャンプ場には売店がないことも多い。
もちろん近くに店舗があって利用できるケースもあるけど、専門の売店とは異なりキャンプ用品がそろっているとは限らない。
忘れ物にはいつも以上に注意しよう。
念のため飲み物やガス類は多めに用意しておくと安心。
シャワーなどの施設もないことが多いみたい。
注意点4.セキュリティが甘いことが多い
普通のキャンプ場であれば夜間も安心かというと決してそうとは言い切れない。
ただ、公共キャンプ場は夜になると管理人が帰ってしまったり、そもそも管理施設とキャンプ場が離れていることもあったり。
逆にキャンプ利用者以外が利用可能な公園やBBQなどが併設された公共キャンプ場も多く、人の出入りが激しいところもある。
これはどのキャンプ場でも言えることだけど、外出する際や寝る際は、極力キャンプギアをしまうなどして盗難対策を意識したいところ。
注意点5.たき火NGのところも多い
公共キャンプ場は「直火NG」ではなく「焚き火NG」という場所も多い。
具体的には「指定の場所以外での火器の使用厳禁」といったうたい文句が多いかな。
自サイトで焚き火を楽しみたい人は要注意。
とはいえ、「焚き火NG」とあっても実際に問い合わせてみると「焚き火台を使ってくれればOK」という返事が来ることもある。
管轄する市役所などに問い合わせて回答を得られていれば問題ないけど、現地のスタッフの中には独断でOKを出す人もいるようなので、ネット等で情報収集するより直接問い合わせた方がいいかも。
注意点6.スタッフによって言うことが違う・・・かも?
今触れたばかりだけど、これは実際にいくつかの公共キャンプ場を利用してみて実際に感じたもの。
ほかのキャンプ場と比べて「人によって言うことが違うなぁ」と感じることが多く、ブログに記事をまとめる際に管轄の役所に問い合わせることも少なくない。
まぁ実際に困るとしたら細かなルール面だけなので、マナーやモラルを守って、常識を持って利用する分には問題にならないことの方が多いかも。
注意点7.ドローンや電動モビリティ系は使用できないことがほとんど
おーたんは電動スケボーや電動キックボードといった電動モビリティが大好きなんだけど、公共キャンプ場に問い合わせると、決まって「市内の公園と同じく禁止です」って返ってくる。
私有地ではないので致し方なし・・・。
ドローンについても同様に規制が厳しい印象なので、トラブルを避けるためにもあらかじめ問い合わせてみることをおすすめするぞ。
注意点8.オートキャンプじゃないキャンプ場が多い
「キャンプといえばオートキャンプ」というくらい一般的なオートキャンプ。
「車もキャンプギア」的な発想の我が家もオートキャンプ場を選ぶことが多いんだけど、そうなると途端に候補から数を減らしてしまう公共キャンプ場・・・。
我が家がよく利用する沼津市 市民の森も、サイトまで車での乗り入れができて荷物の積み下ろしはできるものの、平時は指定の駐車スペースに停めなければならない。
まぁ積み下ろしのときだけでも車で乗り入れできるのはありがたいけどね。
キャンプ場によっては駐車場からサイトが離れていたり、その間に階段があったりと、大荷物のファミキャンでは苦戦することも少なくない。
さらにフリーサイトの場合は車がないと占有スペースが狭くなりがちで、お隣さんとの距離が稼げないのもマイナスポイント。
これだけオートキャンプが当たり前になると、これは大きなデメリットだよなぁ・・・。
まとめ│近場に公共キャンプ場があれば一度チェックしてみよう!
今回挙げた注意点を見てもらえばわかる通り、一言で言うと公共キャンプ場に「高規格」は求めない方が良い。
その代わりに格安で予約を取りやすいところも多く、気軽にキャンプを楽しむことができるホームグラウンドのような場所になる可能性も。
データは少ないので、もちろん中には例外もあると思う。
ただ、結構掘り出し物的なキャンプ場が隠れている可能性は高いと思うので、キャンプ場探しに困ったときは是非一度チェックしてみてほしい。
ところで、公共キャンプ場には上記のほかにもう一つ大きな弱点がある。
それはマナー違反に対するキャパシティが低いということ。
例えばゴミの放置や直火による自然へのダメージ、その他トラブルなどが続発すると、低コストで運営する公共キャンプ場は手が回らなくなってしまう可能性がある。
最悪せっかくの貴重な格安キャンプ場が閉場してしまう可能性もあるので、公共キャンプ場であろうとなかろうと、マナーを守った利用を心がけるようにしよう。
というわけで、今回はこの辺で。