どうも!おーたんです♪(Instagram)
以前動画でも紹介したコールマンの新作、グリルバスケットクッカーについて、改めてメリットデメリットをブログにまとめておこうと思う!
実際に使用した様子はこちら↓
コールマンの新作 グリルバスケットクッカーとは
引用元:コールマン(Coleman) グリルバスケットクッカー(Amazon)
グリルバスケットクッカーは2021年よりカタログに追加されたコールマンの新商品。
簡単に説明すると、ホットサンドメーカーの網版。
網で挟み込んだ状態で食材を火にかけることができる、いわばハンディタイプの焼き網。
焚火料理のレシピを広げ、焚き火を眺めながらちょっとしたおつまみを作るといったシーンを楽しむことができます。
とのこと。
グリルバスケットクッカーの持つメリットとおすすめの使い方
早速メリットから見ていこう。
メリットを知れば、グリルバスケットクッカーがどんな用途に向いているかもおのずと見えてくる。
メリット1.脂を落としやすい
網焼きならではのメリットといえばこれ。
ジューシーな鶏肉、魚、ハンバーグなどなど、余分な脂を落としながら焼くことができるため、臭みを残さずヘルシーに焼くことができる。
BBQやキャンプだとついつい食べ過ぎてしまう・・・というそこのあなたにおすすめ。
ただし、脂が火に落ちるとジューシーな香りが広がるため、食欲が倍増するという副次的効果も(笑
メリット2.移動や裏返しが楽
これがグリルバスケットクッカー最大のメリットかもしれない。
ただの網焼きと違って食材を挟み込んで固定するため、そのままくるっとひっくり返すことができるのだ。
もちろん位置を変えるのも容易なので、コンロ上のレイアウト変更も自由自在。
ただの網焼きと比べれば温度調節も格段にしやすく、まさにブロック肉や焼き魚を”育てる”のに最適なグッズと言えよう。
メリット3.網が置けないシーンでも使える
例えば「たき火を利用してちょっと焼き物を楽しみたい」と思っても、薪が邪魔でなかなか網を置くことができない、なんていうことはありがち。
その点、グリルバスケットクッカーは置くも自由、持つも自由なので、より幅広いシチュエーションで焼き物を楽しめると言える。
最近はできる場所がめっきり減ってしまったけど、”直火”に”直火”で焼いたら楽しそう。
たき火台などを使う場合、先述の通り脂が落ちるので、あとでしっかりと洗っておくように!
グリルバスケットクッカーのデメリット(弱点)
お次はデメリット。
個人的に感じたデメリットは3つある。
デメリット1.小さいものを焼くと魅力半減
網を閉じても押さえられないほど小さいものを焼く場合、ひっくり返して反対側を焼きやすいというメリットが消滅する。
例えば小さいウインナーなどは網の中でコロコロと転がってしまい、狙った箇所を焼くのが困難なのだ。
こういう場合はグリルバスケットクッカーより、テレスコーピングフォークのような便利な串を使った方が幸せになれる。
デメリット2.重い
網状とはいえ、ほとんど金属製でサイズも大きいグリルバスケットクッカーは、見た目以上に重い。
網が置けないシーンでも網焼きできるのは確かにメリットなんだけど、焼けるまでずーっと持っているのは大変かも。
とはいえ、グリルバスケットクッカーが置けないシチュエーションでは普通の網やスキレットだって使えないわけで。
たしかに重いは重いけど、こだわって持ち続ける必要もないのかな、とも思う。
デメリット3.火加減の調節が難しい
グリルバスケットクッカーを使った調理は、いわば網焼きと一緒。
この対となるのが、鉄板焼きだ。
例えばスキレット。
スキレットが流行った理由は「おしゃれだから」だけではない。
「おいしく焼けるから」だ。
なぜおいしく焼けるのか。
それは、スキレット全体が均一に熱を持つことで安定した調理が可能なため。
更に、余熱によって中までしっかりと火を通すことも可能です。
網焼きの場合はこれができない。
その時々で食材に伝わる温度がバラつくため、外側はこんがり焼けたけど内側が半生なんてことも・・・。
なので、一見ブロック肉なんかを焼くのに適していそうに見えるけど、スキレットを使ってじっくり焼くのと比べると難易度がかなり高くなるので要注意。
楽しめはするけど(笑
まとめ│グリルバスケットクッカーはこんな用途に最適!
網状なので鉄板系と比べて洗うのが大変・・・
とも思ったんだけど、よく考えたらスキレットだって使ったらそれなりにメンテナンスが必要なんだよなぁ。
むしろ網系にしてはシンクの中で洗えるサイズ感がメリットと言えるかも・・・?
さらに言えば、グリルバスケットクッカーはステンレス製なので、安い網と比べるとさびにくい点も救い。
ということで洗いやすさについては一長一短でノーカン。
焼く前にオリーブオイルなどを塗布しておくと焦げ付き防止になるので、特に肉類を焼く際は忘れないようにしたい。
まとめると、コールマン グリルバスケットクッカーのメリット・デメリットは次の通り。
- 脂を落としやすい
- 移動や裏返しが楽
- 網が置けないシーンでも使える
- 小さいものを焼くと魅力半減
- 重い
- 火加減の調節が難しい
さて、メリット・デメリットを考慮したときにどんな用途が最適なのか、最後に一例を挙げてみようと思う。
まずおーたんが最初に試したのがハンバーグ。
特に牛肉100%のジューシーなハンバーグを炭火焼きするのに持って来い。
スキレットで焼くと肉汁のプールができるようなハンバーグも、グリルバスケットクッカーを使えば余分な脂は全て落下。
結果過剰なギトギト感は軽減され、ヘルシーに、かつおいしく焼き上げることができる。
しかもスキレットと比べてひっくり返して反対側を焼くのも楽。
個人的にはジューシーハンバーグ専用器にしてもいいくらいメリットが大きいと感じる。
ただ、肉厚なハンバーグは中まで火が通りにくいことがあるので、食べる前に半分にカットして焼き具合を確認すること(スキレットでも見た方が良い)。
同じ理由でジューシーな鶏肉や、魚を焼くのにも向いている。
特にキャンプ場の近くで釣ったアユやニジマスなんかを焼いたら楽しそう。
魚類は串に刺すと「向きが安定しなくて焼きたい面がうまく焼けない!」なんてことがありがちなんだけど、グリルバスケットクッカーを使えば少なくとも表裏の2面は安定して綺麗に焼くことができる。
両面の皮を程よく焼いたら今度は魚が立つように挟みなおし、お腹側から焼いて余分な水分が抜けたら完成。
お手軽です。
もう一つ、試しにやってみてよかったのがホットサンド。
「すでにホットサンドメーカーを持っているからいらない」という声も聞こえてきそうだけど、一般的なホットサンドメーカーと比べて便利なのが、焼き具合をリアルタイムで確認できるという点。
いちいちホットサンドメーカーを開いて焼き具合をチェックして、足りなかったからもう一度焼いて・・・のような手間がない。
もちろん、ホットサンドメーカーを使った方が均等に熱が加わるので、一長一短ではある。
厳密にはホットサンドを焼くのに向いているというより、パンを焼くのに向いているという感じ。
「トースター代わりに、食パンをパリッとさせたい」なんていうときは割と便利。
そんなわけで、焼き加減が見やすく手返しも良いので、使ってみたら意外と便利で楽しかった。
普段は網が汚れるのを嫌ってほとんど網焼きはしないんだけど、これならサイズ的に気軽に挑戦できるのでこれからは常備することになりそう♪