キャンプでも大活躍!ガストーチバーナーの選び方とおすすめ5選!

SOTO フィールドチャッカー ST-450 01 キャンプ用品

どうも!おーたんです♪(Instagram

 

キャンプではお湯を沸かしたり、料理を作ったりするときに「ガス」を使うことが多いよね。

そのためには必ずCB缶(カセットガス)かOD缶(アウトドア缶)を用意することになるけど、せっかくガス缶を持っていくなら用意しておきたいのが「ガストーチバーナー(ガストーチ、ガスバーナー)」。

あると何かと便利だし、特に焚き火やBBQの火起こしに使うと着火剤を使うよりも簡単で、しかも実は経済的。

ガストーチバーナーはいろんなメーカーから出ているし、ホームセンターでも手軽に入手することができるので、是非お試しあれ。

 

・・・と言いたいところだけど、実はガストーチバーナーの中には他とは違う優れた特徴を持つ製品が存在する。

どれも一緒“ではない”のだ。

というわけで、今回はガストーチバーナーの選び方と、おーたんが選ぶおすすめモデルを5つほど紹介したいと思う。

1つ用意しておくと火起こしも楽だし他にもいろいろと使い道が見えてくるので、是非検討してみてほしい。

アイキャッチ画像引用元:フィールドチャッカー ST-450 | SOTO | OutDoor Gear

 

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ガストーチバーナーとは

スノーピーク フォールディングトーチ GT-110 01

引用元:フォールディングトーチ(GT-110R)の通販 | ヒーティングの通販はスノーピーク(Snow Peak)

ガストーチバーナーとはガスと空気を混合させることで温度の高い炎を噴射する器具のこと。

ガストーチやガスバーナー、トーチバーナーと呼ばれることもあり、呼び方の自由度が高くなかなか定まっていない。

多くはカセットガスを燃料に用いるため、既にCB缶タイプのツーバーナーやシングルバーナーを持っている場合は燃料の管理も楽。

中にはアウトドア缶用もあるし、アタッチメントでどちらにも対応できるものもある。

その用途は幅広く、キャンプにおいても料理や火起こし、ロープの切断や末端処理など、1個あると何かと便利。

使い捨てライターやチャッカマンで十分という人もいるかもしれないけど、連続使用ができる点や風に強い点などを考えると、外で使うにはガストーチバーナーの方が圧倒的におすすめ。

特に火起こしにおける効果は絶大で、着火剤に頼るより短時間で火起こしができるし、実は経済的でもあるのだ。

 

ガストーチバーナーを使った火起こしのコツ

SOTO フィールドチャッカーⅥ ST-417 04

引用元:フィールドチャッカーⅥ(シックス) ST-417 | SOTO | OutDoor Gear

普段火起こしに苦戦するという人に是非試してもらいたいのが、ガストーチバーナーを用いた火起こし。

その手順は次の通り。

  1. 炭をコンロの中央に寄せて組み上げる
  2. 組み上げた炭の真ん中めがけてバーナーで炙る
  3. 炭に火が付いたら風を送って燃焼を持続させる

めちゃくちゃ簡単。

重要なのは炭を組み上げる際に中央に空洞を作ることと、空気の通りが良くなるように意識すること。

炭に火が付いたらガスバーナーを止めて風(酸素)を送るようにすると経済的。

風を送るのはうちわや火吹き棒でも良いけど、おすすめはミニ扇風機。

最近はハンディの扇風機が流行っているし、それを流用するのもアリ。

夏場以外にも活躍の場を与えてあげよう!

もし新たに用意するなら、地面や台などに置いて使用できるものを選ぶと焚き火の火力維持などにおいては使い勝手がいい。

また、USB充電式やUSB給電式のものならモバイルバッテリーとの相性も良く、電池の管理が楽なのでおすすめ。

とはいえ乾電池タイプでも充電池を使えばいいだけなので、デザインや使い勝手で決めてももちろんOK。

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ガストーチバーナーってどんな種類があるの?おすすめモデルをまとめてみた

ガストーチ、ガスバーナーと呼ばれる製品は実はかなり多い。

一般的なCB缶(カセットガス)にバーナー部分だけを取り付けて使用するもののほか、CB缶から燃料を充填して使用できるコンパクトなもの、バーナー先端が火起こしなどに有利な形状になっているものなど、多種多様。

そこで、ここでは様々なガストーチバーナーから、なるべく形状がかぶらないようにおすすめモデルをピックアップしてみた。

どれも人気があっておすすめなので、ガストーチバーナー選びに迷ったら大いに参考にしてほしい。

 

1.SOTO フィールドチャッカー ST-450│CB缶取付タイプ

引用元:SOTO フィールドチャッカー ST-450(Amazon)

もっともオーソドックスなのがこの形状の製品。

バーナー部分をCB缶の上に取り付け、あとはガスの量を調節するだけで強力な火を使用可能となる。

CB缶を持てば自然とバーナー部分から距離も取れるため、火傷の心配もほとんどない。

このタイプの中でも特におすすめなのが、SOTOのフィールドチャッカー ST-450。

予備加熱等をおこなわずとも、点火直後に逆さにしても生火が出ない「瞬間気化方式」を採用しており、安全かつ経済的なのが最大のメリット。

SOTO フィールドチャッカー ST-450 02

引用元:フィールドチャッカー ST-450 | SOTO | OutDoor Gear

逆さにした状態で連続使用をしても安定した炎を得ることができるため、アウトドアでの様々な使い方にマッチする。

また「空気調整機能」がついていて、火の温度を900℃~1300℃程度と幅広く調節可能。

料理等に使用する場合は火力を低く、火起こしなどに使用する場合は火力を高くしよう。

汎用性が高く安全で経済的なので、迷ったらこれで決まり。

 

ちなみに新富士バーナーのパワートーチ(RZ-730S)とSOTOのフィールドチャッカー(ST-450)は同等品。

というのも、SOTOは新富士バーナーのアウトドアブランドなんだよね。

ST-Y450というモデルもあるが、これも取扱店舗が異なるだけで中身は同じらしい(見た目は同じだがST-Y450の方が若干お買い得)。

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2.SOTO マイクロトーチ ACTIVE ST-486│ガス充填タイプ

引用元:SOTO マイクロトーチ ACTIVE ST-486(Amazon) 

既にオーソドックスな形状のガストーチバーナーを持っている人に是非おすすめなのがコレ。

燃料充填式なのでCB缶をつけっぱなしにする必要がなく、コンパクトに取り回せるのがウリの超小型ガストーチバーナー。

CB缶の他、ライターガスの使用も可能。

火口部分が横を向いている「ACTIVE(アクティブ)」と、より小型の「COMPACT(コンパクト)」が存在する。

炭の火起こしに使うにはややリーチが足りないが、そのコンパクトさは十分魅力的。

ポケットに入れておけるサイズなので、ちょっとした散策や探検の際にも気軽に持ち運べる。

小型ながら風に強い1300℃のターボ炎を出せるため、アウトドアにおいては信頼できるアイテムと言えそう。

ロープの切断や末端処理、マントルを空焼きといったちょっとした用途において、使い捨てライター+αの活躍を見せてくれること間違いなし。

風に強いので、お墓参りや花火の際にも使えそうだね。

フタをしていると点火できない点も安全でGood。

カラーバリエーションも豊富↓

SOTO マイクロトーチ ACTIVE(アクティブ) ST-486

引用元:マイクロトーチ ACTIVE(アクティブ) ST-486RG,BL,BK | SOTO | OutDoor Gear

 

3.SOTO スライドガストーチ ST-480│ガス充填タイプ

引用元:SOTO スライドガストーチ ST-480(Amazon) 

充填式のガストーチ。

燃料にはカセットガスやライターガスが使用可能で、別売りのフィルターアダプター(SOD-450)を使用すればアウトドア缶を使用することも可能。

火口部分を伸縮させれられるのが最大の特徴で、使用時は伸ばして安全に、使わないときは縮めてコンパクトに持ち運びできる。

こちらもコンパクトな耐風バーナーで、炎の温度は1300℃と見た目以上に協力。

チャッカマンの強化版と考えると使いどころが見つかりそう。

例えばランタンに火をつける用に買っておいても損はなし!

先の「マイクロトーチ」と比べると、リーチがある分火起こしにも使えなくもない。

むしろ細かいところに手が届くと考えるとなかなか優秀。

 

唯一気になるのは下に向けると火が消えることがあること。

このため焚き火の火起こしなどに使う場合も、水平に持って火をつける必要がある。

またスライド構造を持つため故障のリスクがやや高い点にも注意。

乱暴な取り扱いや雑な保管は避けたいところ。

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4.SOTO フィールドチャッカーⅥ ST-417│ロングノズルタイプ

引用元:SOTO フィールドチャッカーⅥ ST-417(Amazon) 

一般的なCB缶取付型ガストーチバーナーのロングノズルバージョン。

グリップも用意されており、かなり火から離れたところで操作できるのが最大の特徴と言える。

そのメリットは火の粉が届きにくくなること!

安い炭を燃やすとバチバチと火花が散ることがあるけど、そういった火の粉で服に穴が開いたり火傷をしたりといったこともかなり少なくなるはずだ。

またリーチがある分前かがみになる量も減って姿勢が楽という恩恵も。

SOTO フィールドチャッカーⅥ ST-417 03

引用元:フィールドチャッカーⅥ(シックス) ST-417 | SOTO | OutDoor Gear

デメリットは最初に紹介したST-450と異なり、逆さにすると生火が出てしまうところ。

ただ、ST-417はロングノズルゆえに火起こし専用機として使われることが多いだろうし、大きな問題にはならなさそうだよね。

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5.スノーピーク フォールディングトーチ GT-110│高級タイプ

引用元:スノーピーク フォールディングトーチ GT-110(Amazon) 

木製グリップが付いたスノーピークのガストーチバーナー。

CB缶、OD缶のどちらでも使用が可能なので、手持ちのバーナー類と燃料を統一可能な点がうれしい(CB缶使用時は付属のアダプタを使用)。

火口部分が大きく、また木製グリップがあるものの、使わないときは折りたたんでコンパクトに収納可能。

見た目どおり火力が高く広範囲を加熱可能だが、値段も高い。

とはいえスノピファンにはたまらないアイテムなんだろう。

最大のデメリットは着火装置がないこと。

チャッカマン等で着火する必要があるけど、アウトドアっぽさは演出できるかもね。

 

おまけ│SOTO ポケトーチ PT-14│使い捨てライタータイプ

引用元:ポケトーチ PT-14(Amazon)

使い捨てライターを高効率のガストーチに変えてしまうのがこの「ポケトーチ」。

中に使い捨てライターを収納するだけで1300℃の強力バーナーに早変わりするのだ(使い捨てライターは通常約800℃)。

しかもこれだけ火力を上げておきながら、高効率ゆえに使用可能時間が60%もアップするとのこと。

え?じゃあ使わなきゃそんじゃね?

普段使い捨てライターを愛用していたらかなりお得感があるアイテムと言えるのでは。

SOTO ポケトーチ PT-14

引用元:ポケトーチ スケルトンブラック・スケルトン | SOTO | OutDoor Gear

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目的別おすすめガストーチバーナーの選び方まとめ

今回紹介したガストーチバーナーをおさらい!

自分が求める要素を持った製品を選ぼう。

それぞれ微妙にすみわけできるようにピックアップしたつもりなので、もちろん複数持ちもあり♪

 

1.オーソドックスな形状で失敗を避けるなら「SOTO フィールドチャッカー ST-450」

 

2.ポケットに入るコンパクトさを求めるなら「SOTO マイクロトーチ ACTIVE ST-486」

 

3.長いリーチと汎用性を求めるなら「SOTO スライドガストーチ ST-480」

 

4.火起こしを圧倒的に時短したいなら「SOTO フィールドチャッカーⅥ ST-417」

 

5.高級感とおしゃれさを重視するなら「スノーピーク フォールディングトーチ GT-110」

 

6.使い捨てライターを愛するなら「SOTO ポケトーチ PT-14」

 

改めて見るとほとんどSOTO製なんだけど、実際SOTOのバーナーって良いものばかりなんだよね。

まさに信頼と実績のブランド。

是非参考にしてみてね♪

 

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