どうも!おーたんです♪(Instagram)
お気に入りのテントで過ごすキャンプは最高!
だけど、テントって見た目だけで選んで良いのかな?
構造もサイズも色々なものがあるし値段もピンきり。
特に初めてテントを買う人にとっては、何を判断基準に選べば良いのかわかりづらいよね。
そこで、今回は初めてのテント選びの際にチェックしたいポイントをまとめてみたぞ!
初心者向け!初めてのテント選びにおける4つのポイント
特に気を付けたいのは次の4つ!
- 設営のしやすさ
- サイズ(定員と床面積)
- 耐候性(耐水圧)
- ブランド(信頼性)
細かく言えばもっとあるけど、この4つのポイントである程度候補を絞れば最短距離でゴールへ近づけるはずだ。
それぞれ詳しく見て行こう。
1.設営のしやすさ
設営が簡単かどうかは初心者にとってはとても大切なポイント!
なぜなら、設営に苦労したり時間がかかりすぎると「キャンプは大変」という印象だけが残ってしまう可能性があるから。
自分だけならまだしも、家族にもそう感じられると、せっかくテントを用意しても1回限りの出番になってしまうかも・・・。
ちなみに我が家は初めて買ったテントはDODのビッグワンポールテント。
このビッグワンポールテント、設営の方法はシンプルなんだけど作業自体は結構大変。
というのも、ポールを立てれば簡単に形が作れるけど、とにかくペグ打ちの数が多いのだ。
その数、なんと24本!
真夏はよっぽど涼しいキャンプ場じゃないと汗だくになるので気を付けよう。
とはいえ、初心者に向いていないかというとそんなことはない。
設営方法がシンプルでややこしさはないので、初めての設営でもつまづくことがないし、イライラもしないはず。
それに、実は「サイズの割には設営は簡単な方」でもある。大きいからね。
ビッグワンポールテントの詳しい組み立て方はこちら↓にもまとめているので興味があれば是非参考にしてほしい。
さて、先のワンポールテントも悪くないけど、設営の簡易さから初心者に“もっともおすすめ”なのは「ドーム型のテント」。
こちらも設営方法はシンプルで、それでいてペグダウンは最小限。
初めてでも15分~30分程度で設営できるはずだ。
最もオーソドックスなタイプのテントなので、他のタイプのテントを買った場合と違って「冒険しすぎて失敗した」と感じることはほとんどないんじゃないかな。
無難な選択になるけど、だからこそ安心して使えるというもの。
「とりあえず使える失敗しないテントが欲しい」という人は、まずはドーム型テントから検討してみよう。
2.サイズ(定員と床面積)
次に気を付けたいのがテントの大きさ。
定員で絞るとサクっと選択肢を絞ることができるぞ。
家族で行くファミキャンなら4~5人用のテントから選ぶことになるね。
テントの定員は多くの場合「中で何人寝られるか」の目安と捉えてほぼ間違いないので、荷物を中にしまう場合は使用人数+1~2人程度の定員のテントを選ぶのがおすすめ。
ちなみに、先も紹介した我が家愛用のビッグワンポールテントの定員はなんと8人!
大人2+子供2のファミキャンではややオーバースペックだけど、大きさの割には設営しやすい部類なので後悔はしていない。
中にベンチを置いてくつろぐこともできるしね♪
子供たちにも人気↓
1人用~3人用あたりまではかなりコンパクトな設計のものが多いので、ソロやカップルならともかく、ファミリーの場合は値段が安くても安易に手を出さないように注意したい。
また、サイズに関してもう一つ気を付けたいのが床面積。
特にサイトが区画されたキャンプ場の場合、床面積が大きいテントだとタープとセットで設営するのが難しい場合も有り得るのだ。
実際、我が家愛用のビッグワンポールテントは床面が4,600mm×4,600mmとかなり大きいので、フリーサイトのキャンプ場であっても多少リスクが大きいことを実感しているぞ。
「テントが小さければ設営できそうだけど・・・」ということもしばしば・・・。
そもそもフリーサイトのキャンプ場は基本的に場所の取り合いとなるので、初心者にはややハードルが高くもある・・・。
まずはサイトが区画されたキャンプ場を想定して、人数に合った、あまり大きすぎないテントを選ぶのがおすすめ。
もしくはテントを持っている知り合いがいたら、同行させてもらうかテントを借りるというのも手かもしれないね。
我が家も最初は借り物のテントで小さなキャンプ場へ出撃したよ♪
もしフリーサイトのキャンプ場に挑戦する場合は、事前の情報収集をお忘れなく。
3.耐候性(耐水圧)
多くのキャンプ場は山の中ほどにあり、急に天気が変わることもあり得る。
そんなとき、耐水性のないテントだと不意の雨で簡単に浸水してしまうのだ。
そうなればベテランキャンパーだって涙を浮かべざるを得ない。
夜中にテント内に溜まる水をせっせと排水して寝られないとか、絶対にイヤだよね(これは設営方法にもやや難ありだけど)。
「晴れの日しか行かない!」と決めていても、予約制のキャンプ場だとせっかく取れたのに当日キャンセルするのはなかなかもったいなく感じちゃうものなんだよね。
というわけで備えあれば憂いなし。
耐水圧は1,000mm程度あれば軽い雨に耐えられるらしいんだけど、可能であればより確実に快適なキャンプを送るため、耐水圧1,500~2,000mm程度を目安に選ぶのがおすすめ。
どうしても他の要素を優先して耐水圧の低いテントを選んだ場合は、撥水スプレーなどで耐水性能を強化してあげよう。
こちらは塗るタイプ↓
4.ブランド(信頼性)
無名メーカーのものが必ずしも質が悪いというわけではないけど、やはり初めてであれば先人たちに評価されてきたものを選んだ方が無難。
コストパフォーマンスで選ぶなら「コールマン」、「ロゴス」、「ドッペルギャンガーアウトドア」、「テンマクデザイン」、「ノースイーグル」、「キャプテンスタッグ」辺りがおすすめ。
「スノーピーク」、「ノルディスク」、「キャンパルジャパン(小川キャンパル)」などはワンランク上の価格帯といった感じ。
アライテントやモンベルといった登山向けテントを展開しているブランドもあるけど、総じて高額。
これらはバイクでキャンプツーリングをする場合には候補となるかもしれないね。
価格的には、実売価格で20,000円前後のものであればある程度安心して使えるんじゃないかな。
無名の激安商品には安易に飛びつかないように気を付けよう。
最近はAmazonなどのレビューも宛てにならないので、お目当てのテントが絞れたら実際にそれを使っているブログを探してみるのがおすすめだぞ。
初心者ファミリーにおすすめのテント3選
ここまでを踏まえ、完全におーたんの独断と偏見で初心者におすすめのテントを3つ選んでみた。
もちろん見た目も大切な要素なので、これらを参考にいろいろ探してみてほしい。
1.コールマン BCクロスドーム270
引用元:コールマン テント BCクロスドーム270 [4~5人用] 2000017132(Amazon)
最もオーソドックスなドーム型テント。
耐水圧も1,500mmあり、よほどの豪雨でも問題はないはず。
ワンランク上に「タフドーム/3025」という製品もあるので、予算に併せて選択したいところ。
コールマンはキャンプに興味がない人でもその名を聞いたことがあるくらい、有名で実績のあるブランド。
車で言えばアクアやプリウス、N-BOXのような、「これ買っときゃ間違いない感」を覚えるのはおーたんだけではないはずだ。
様々なセット販売がされているあたりも、さすがはコールマンと言ったところ↓
2.DOD ビッグワンポールテント T8-200T
引用元:DOD ビッグワンポールテント T8-200T(Amazon)
先ほどから何回か登場している、我が家愛用のビッグワンポールテント。
定員は8人、床面は4,600mm×4,600mmとかなり大きいけど、その割に複雑が骨組みがないので収納時はコンパクトで軽め。
防水性もアウターがPU2000mm、フロアがPU3000mmとかなり高い。
詳しくはこちらをどうぞ↓
3.ノースイーグル シンプルジュラルミンドーム300
引用元:スノーピーク ヴォールト SDE-080(Amazon)
高級ブランド(?)スノーピークの最新エントリーモデル。
2018年発売だけあって、「カマボコ型」という最近流行の形状を取り入れたテントでとてもおしゃれ。
価格は3万円を超えるものの、その室内は半分が4人が就寝可能なインナースペース、半分が土間の前室スペースとなっており、かなり広々としている。
スノーピークは多くのキャンパー憧れのブランドで信頼性も抜群。
最新スタイルのテントで初心者感もほとんど感じられないので、長くキャンプを楽しむつもりなら間違いないテントだ。
こちらも先のコールマンのテントと同様、タープとのセット販売がされているぞ↓
引用元:スノーピーク テント&タープ エントリーパックTT SET-250(Amazon)
もしテント・タープどちらも持っていないなら、真っ先に検討する価値のあるセットだと思う。
設営にはやや慣れが必要かもしれないけど、それでも自信を持っておすすめするぞ!
まとめ
初テントを選ぶ基準をまとめてみたけど、もしキャンプを趣味にするという強い覚悟(?)があるなら見た目で選んでしまってもいい。
見た目が好みのテントがあれば、冒頭に述べたようにそれだけで最高のキャンプになるからね。
それでも今回紹介したポイントも踏まえた選択を心がければ、完全に見た目で選ぶよりも多少なりとも良い選択ができるはず。
ポイントをおさらいするとこんな感じ。
- 設営の容易なドーム型から検討してみる
- 人数に合わせた適切なサイズを選ぶ
- 耐水圧は1,500~2,000mm程度を目安に選ぶ
- 信頼できるブランドから選ぶ
多くの人は買ったテントを何度も使うことになると思うので、しっかりと考えて後悔のない選択をしよう!
是非思い切って楽しいキャンプライフを満喫してほしい♪