どうも!おーたんです♪(Instagram)
7月に入っていよいよ本格的に暑くなってきたね!
7月~8月はキャンプ場のハイシーズン。
キャンプ場にはたくさんの利用客が集まって来るぞ!
そうなると気を付けたいのがキャンプ場でのルールやマナー。
でも、キャンプ場で気を付けたいルールやマナーにはいったいどういうものがあるんだろう。
マナーの本来の意味は「礼儀」や「作法」だけど、あまり堅苦しく考えすぎると自分が楽しめなくなってしまいそうなので、ここでは「キャンプ場や他の利用者に迷惑をかけない」という意味で考えていこうと思う。
人に迷惑をかけないなんて当たり前だと思うかもしれないけど、迷惑な人はそれが迷惑だと気付いていないことがほとんど。
だからこそ、人から「迷惑ですよ」と注意されて恥ずかしい思いをしないように、ここで今一度キャンプにおけるルールやマナーを見直しておこう!
そんなわけで、今回は「やってはいけないこと」を中心に考えてみるけど、おまけとして「やった方が良いこと」についても後述するぞ。
キャンプ場でのルールとマナー、あなたは大丈夫かな・・・?
キャンプ場におけるルール│やってはいけないこと
まずはやってはいけないことから。
キャンプ場のHPを見ると、多くの場合禁止事項が明記されているね。
そんなわけで、ここでは我が家がこれまで利用したキャンプ場のWebサイトから禁止事項を抜粋して、その傾向を探ってみたいと思う♪
はかま滝オートキャンプ場のルール
特に特別な禁止事項はなく、ごく一般的なルールといった感じ。
強いて言えば、あまり広いキャンプ場ではないためか照明について言及されているね。
これは他のキャンプ場でも気を付けたいポイントかも。
注意事項
・バーべキュー等の直火は禁止します。
・発電機の使用及びカラオケ等は御遠慮下さい。
・打ち上げ花火は、火災防止のため御遠慮下さい。 (午後9時以降禁止)
・打ち上げ花火及び、手持ち花火等の音の大きいものはご遠慮下さい。
・深夜は、他に迷惑をかけないよう、静かにお願いします。
・夜間の過剰な照明については、他のお客様に迷惑になりますので禁止します。
・ゴミはお持ち帰り下さい。 なお生ゴミ・灰は、管理棟入口の集積場へお願いします。
・歩きタバコはご遠慮下さい。-はかま滝オートキャンプ場HPより-
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場のルール
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場はフリーサイトで広々としたキャンプ場のため、場内を走る車も多い。
そのためか車の制限速度や時間制限について言及されているのが特徴。
なるほど、確かに車の音ってキャンプ場では結構気になるもんね。
・・・前にここに行ったときはガンガン音楽かけてる人結構いたような。
ハッキリと禁止されてたのね(笑
注意事項
・場内で出たゴミはすべてお持ち帰り頂きます。
・場内でのお車の通行は最徐行(時速5km以内)でお願いします。
・他のお客様のご迷惑になりますのでサイト内ではお静かにお過ごしください。
禁止事項
・直火
・花火
・音の出るもの(ステレオ・楽器類・発電機等)
・動植物・石などの持ち出しおよび伐採など
・22:00以降の車両での移動
富士オートキャンプ場ふもと村のルール
ここは特に変わったルールはないみたい。
自然あふれるキャンプ場なので、それに関連する内容が多い気もするね。
パッと見時間に関する記述が多い気もする・・・。
”ふもと村”からのお願い
・直火はしない。(地面で直接火を使わない。)
・花火は手持ちのみとし、あとしまつはきちんとする。
・ゴミは、生ゴミ・ビン・カン・ガスカートリッジ・その他のゴミにしっかり分けて、炊事場のごみ箱へ出す。
・山野草を採らない。
・人に迷惑をかけたり、自然を壊すようなことはしない。
・チェックイン13:00~15:00、チェックアウト7:00~11:00を必ず守る。
・なお、防犯上、ゲートの開門時間は、7:00~22:00となっております。時間外の出入りはご遠慮ください。-富士オートキャンプ場ふもと村 資料より(HPには記載なし)-
道志の森キャンプ場のルール
ここは直火OKなのが特徴だけど、それでも元の状態に戻すように注意したい。
やっぱりやりっぱなし、散らかしっぱなしはマナーとして良くないよね。
またペットやドローンに関する記載もあるのが特徴。
ドローンについてはどのキャンプ場でも安全に配慮したいところだね。
ご注意
・午後10時~午前7時まで、場内への車乗り入れは、騒音防止の為、ご遠慮下さい。
・道志の森キャンプ場周辺は、神奈川県の貴重な水源になっています。そのため、ゴミは必ず全てお持ち帰り下さい。(スチール缶・アルミ缶・ペットボトルを含む)
・直火が可能ですが、お帰りの際は元の状態に戻すよう、ご協力をお願い致します。
・ペットの入場は可能ですが、必ず手綱を使用してください。またトイレの始末・鳴き声等の配慮も、必ずお願い致します。
・安全対策のため、場内全域は無許可のドローン等無線操作による飛行物の使用は禁止です。皆様のご理解・ご協力をお願い致します。-道志の森キャンプ場 旧HPより-
沼津市 市民の森のルール
洗剤の使用について言及されている点に注目。
おーたんはここを利用するまで意識したことがなかったけど、言われてみればたしかに。
特に注意がなくてもなるべく使用は控えた方が良いのかもしれないね。
使用上の注意
・指定場所以外での火気の使用はできません。又、花火は禁止です。(山火事に注意しましょう。)
・ゴミは持ち帰り、灰は指定の場所に捨ててください。
・洗剤の使用はできません。水場にゴミを流してはいけません。(きれいに使いましょう。)
・ペットを連れての宿泊及び夜間の利用は禁止です。日中に連れて利用される方は、糞尿の始末や飼い犬にはリードをつける等飼い主としてのマナーを守ってご利用ください。
・キャンプ場は皆が使います。大切にしましょう。-沼津市 市民の森HPより-
禁止事項の傾向
これらを参考に、キャンプの際に気を付けたいことをまとめてみた。
- 騒音(音楽、発電機等の装置)は基本的にNG。夜間は周りが静まり返るので特に注意する。
- 遅い時間の過剰な照明はNG。
- 音や演出が過剰な花火はNG。手持ち花火もキャンプ場によっては禁止なので注意。
- 一部可のところもあるけど、基本的に直火はNGと考えた方が良い。
- ごみや灰の放置はNG。指定のごみ捨て場がない場合は必ず持ち帰ること!
- 自然破壊、環境破壊につながる行為、搾取はNG。
あまり目新しいものは見えてこなかったけど、どれもとても大切なことばかり。
これらは一般的なルールやマナーとして広く認知されているはずだから、自分たちもしっかりと気を付けたいところだね。
特に無用なトラブルを防ぐためにも、他の利用者の迷惑になるような騒音は絶対に避けたいところ。
また最近は直火に関するマナー違反もよく耳にするので、焚き火を楽しみたいという人は焚き火台を用意するのを忘れないように。
キャンプのマナー?キャンプ場でやった方が良いこと
今度はやった方が良いこと。
これらを怠ると、場合によっては周りに迷惑をかけてしまうことにもなるかも・・・?
そんなに難しいことはないので、ぜひ実践してみよう♪
あいさつ
普通はキャンプ場でサイトが隣になる人は赤の他人。
怖い人だったらどうしよう、非常識だったらどうしようと不安になる人もいるかもしれないね。
そんなときは勇気を出して一言あいさつをしてみよう!
フリーサイトなら「こんにちは、お隣使わせてもらいます」とか、区画されていたら「こんにちは」程度で十分。
大抵はあいさつを返してくれるはずなので、それだけで驚くほど安心感が増すはずだ。
それは相手にとっても同じ。
もちろん、自分があいさつをされたら気持ちよく返してあげよう!
それにほんの短いやり取りでも、案外自分にとって害のある人かどうかはわかるもの。
人見知りで苦手という人は無理をしなくてもいいけど、もしあいさつをされたら無視だけはしないように!
撤収時の確認
最後の最後、撤収するときにもう一度サイト内を見回しているかな?
当たり前と思う人もいるかもしれないけど、ついつい忘れてしまう人も多いのでは。
炭や薪が転がっていたり、元々あった設備を移動したままだったり・・・。
小学生のときに遠足で習った「来たときよりも美しく」を意識するのだ。
これこそがジャパニーズサポーター魂(謎
その他にキャンプ場で気を付けたいマナーとは
これら以外にも実際にキャンプをしていて気を付けたいなと思ったことをいくつかご紹介。
どれも当たり前のことばかりなんだけどね。
消灯時間、就寝時間に関するマナー
キャンプ場のトラブルで最も多いのが騒音に関する問題だと思う。
特に夜の騒音は睡眠の妨げにもなるし、怒りが湧いてくるのもうなずける。
意識したいのは消灯時間と就寝時間。
普通に語り合うくらいの声の大きさなら「これもキャンプか」と我慢できなくもないけど、宴会のように大騒ぎしているグループは常識がないと思われてしまうのも仕方がないよね。
子供がいれば就寝時間が早いのも一般的。
これまでの周りの様子を見ていると、消灯時間はだいたい21時~22時ごろが良さそう。
それ以降に会話を楽しみたい場合は、大きな声や笑い声を上げないように気を付けよう。
特にこの時間帯はお酒を楽しんでいる人も多いと思うので、ついついタガが外れがち。
怒鳴り込まれて天国から地獄に落ちないように、どんなに楽しくても周りへの配慮を忘れないようにしよう。
早朝のマナー
深夜の騒音については多くのキャンプ場が禁止していることから、注意する点として広く認知されていると思う。
見落としがちなのは早朝。
騒ぎ出すというほどではなくても、朝一の静まり返ったキャンプ場では、テントの中にいると外の音がよく聞こえるんだよね。
早起きして虫取りに出かける親子も、極力テントの近くでは声を出さないように移動しよう。
ただし、逆の立場なら7時を過ぎたら多少の音や話し声は許してあげたいところ。
しっかりと早寝していればさほど気にならないはずだよね。
お互いに思いやりを持って気持ちの良い朝を迎えよう。
設営に関するマナー
特にフリーサイトのキャンプ場で気をつけたいのが、隣接するサイトとは適度に距離を取ること。
テントとテントの間が1mなんて設営の仕方をすれば普通は嫌がられるぞ。
できればテントとテントの間は車1台が通れるくらいのスペースを空けておきたいところ。
テントを設営する際はロープをペグダウンする位置まで計算に入れて設営を始めよう。
隣のテントとロープが交差するようだとちょっと考え直した方が良いかもね。
共同スペースでのマナー
炊事場や水場、トイレなどの共同スペースは名前の通りみんなで使う場所。
便利だからとずーっと一人が占領していたり、大人数で近寄り難い雰囲気を作るのも他の利用者にとっては迷惑になることも。
水場の排水溝やトイレを詰まらせたり、ごみ置き場に乱雑にごみを放置するなどの行動も避けよう。
もし何かしらの問題が発生したら、黙ってその場を離れずに必ずキャンプ場の係員に連絡すること!
喫煙マナー
おーたんは自分がたばこを吸わないし小さい子供も連れているから、どうしても他人の喫煙マナーが気になっちゃう。
普段肩身が狭い思いをしているのもわかるけど、キャンプ場には子供も多いし、やはり歩きたばこや共同スペースでの喫煙は避けてほしいなぁ。
子供のしつけ
小難しいマナーやルールを子供に理解させようとしても到底無理。
そうなれば当然親が子供の行動に責任を持つしかないよね。
例えばボールやフリスビーだけでなく、シャボン玉が車やテントに当たるのが気になる人もいる。
当たらなくても、すぐそばをボールが飛び交っていたら落ち着いて火起こしもできないんじゃないかな。
しつけと言ったら大げさかもしれないけど、子供を守るという意味でも、しっかりと大人が管理してあげよう。
キャンプ場でルール違反、マナー違反に出会ったら
不要なトラブルに巻き込まれる恐れがあるので、直接注意しに行くのは極力避けたい。
特にキャンプ場はお酒を飲んでいる人も多く、個人間でトラブルを解決するのは結構難しい。
ただし最初にしっかりとあいさつができていれば、真摯に受け止めてくれる確率は格段に高くなりそう。
一番無難な方法はキャンプ場の係員への通報。
キャンプ場の禁止事項に触れていれば、キャンプ場側がしっかりと注意してくれるはず・・・というかしてくれなかったら怒って良い。
他の利用者ともめるよりもキャンプ場の係員ともめた方がまだ安全だし、キャンプ場側には他の利用者の権利を守るために注意する義務があるはずだ(もちろん自分が横柄な態度になっちゃダメだよ)。
まとめ│キャンプ場や他の利用者に迷惑をかけないように、ルールとマナーは徹底しよう
盲点だったというルールやマナーはあったかな?
おさらいすると、ポイントは「キャンプ場や他の利用者に迷惑をかけない」ということ。
特に騒音が最もトラブルの原因となり得るので、十分に注意しよう。
またマナーと言えば忘れてはならないのがあいさつ。
あいさつをしていれば良くも悪くも多少のことには目をつぶってしまうのが人間というもの。
相手のことも許せるようになるし、自分のミスも見逃してもらえるかもしれない。
もしかするとお互い許し合うのが本当の意味のマナーなのかも・・・?
と、とにかく、多くのキャンプ場が禁止していることはもちろん、禁止していなくも常識的に考えてグレーだと思ったら避けた方が無難。
ルールとマナーを守ってキャンプを楽しもう!