第2回となる朝霧ジャンボリーオートキャンプ場でのキャンプを楽しんだ後、おーたん一家はおとなしく冬眠することになった。
キャンプへは行かなかったけど、ただただ眠っていたわけじゃないぞ!
N-BOXのタイヤをスタッドレスへ!交換手順まとめ
冬には冬の楽しみ方があるのだ!
おーたんは冬はスノーボードをやるし、子供を連れて雪遊びをしに行くこともある。
そうなると雪道も走れる車じゃないと困るよね。
そこで出番なのが冬のアウトドアのお供、スタッドレスタイヤ!
というわけで今回はタイヤ交換の方法について触れてみたいと思う♪
というわけで、冬もマイカーでいろいろとお出かけするためにN-BOXのタイヤをスタッドレスタイヤに交換したよ♪
やりたがりの下の子(笑
「ホイール&夏用タイヤ」、「ホイール&スタッドレスタイヤ」の2セットを用意すれば、自分で簡単にタイヤ交換できちゃう。
結構簡単で交換工賃もかからないのでオススメ。
最近はタイヤ交換ができない人も増えているらしく、しっかりと手順を覚えておくとどや顔できるぞ!(どこで)
逆にアウトドアが好きな男がタイヤ交換もできないようだと、いざというとき恥をかくかも!?
1.ホイールナットを緩める
まずはホイールナットを緩めよう。
力は必要だけど、ほんの少し緩めるだけでOK。
少し回ったら急に力が要らなくなるので、そこでストップ。
ポイントはタイヤがしっかりと地面に接しているうちに、ある程度緩めておくこと。
タイヤが浮いてから緩めようとすると、ホイールを固定するためのボルト(ハブボルト)やその他足回り、ホイールに高い負荷がかかることになるので注意。
2.ジャッキアップする
ジャッキを当てる位置は決まっている。
下から覗けば一部分だけ鉄板が2重になっていたり、厚くなっている部分があるのですぐわかると思う。
もしわからなかったらその車の説明書を読んでみよう♪
メルテック ローダウンフロアージャッキ(2t) 油圧式 F-70【Amazon】
画像のような油圧式のジャッキがあると便利だけど、おーたんはいつも車載工具で頑張って回してる。
年に2~3回しか使わないしね。
ちなみに油圧ジャッキを使う場合は下のようなジャッキスタンド(リジットラックや“ウマ”とも)を併用すると安心だぞ。
メルテック ジャッキスタンド2 (4t) F-23【Amazon】
どのくらい上げるかだけど、タイヤの下に1~2cm程度の隙間ができればそれで充分。
替えのタイヤの方が径が大きいときはその分追加で上げよう。
あまりに径が違いすぎるとスピードが正しく表示されなくなるし、車体とタイヤが干渉する恐れもあるので注意。
3.ホイールナットを外し、タイヤを外す。
十分にタイヤが浮いたら、ホイールナットを完全に緩めて外す。
このとき上側に位置するナットを最後まで取っておくとタイヤが安定しやすい。
ホイールナットをすべて外したら、タイヤも外し、ホイールが傷つかないように地面に置こう。
このとき浮いた車体の下に外したタイヤを置いておくと、万が一ジャッキが外れたときにタイヤが隙間を作ってくれるので、少しだけ安全になるぞ。
4.タイヤを取り付け、ホイールナットを締める。
用意しておいたタイヤに付け替え、ホイールナットを締める。
タイヤをセットするときは、つま先の上に軽く乗せながら作業をすると、ボルトとホイールの穴の位置を合わせやすい。
ホイールナットは先ほどの写真(下の子が手で回してるやつ)のような方法で仮締めしておく。
この時完全に締めきろうとしてもタイヤが固定されていないので難しいし、無理をするとやはりボルトなどに負荷がかかるぞ!(駆動輪は回らないけど、降ろしてから締めた方が無難)
なお、保管時にタイヤの空気を抜いていた場合や、明らかに空気が漏れている場合は、取り付け前に先に空気を入れてしまおう。(【7.タイヤの空気圧をチェック。】を参照)
5.ジャッキを下げる。
上げた時と逆方向に回せばOK。
下に挟むモノがないか要チェック。
6.ホイールナットを増し締めする。
タイヤが完全に下りたら忘れずにホイールナットを増し締めしよう。
ちなみにホイールナットを締める際の力は自動車メーカーごとに決まっている。
おーたんが使っているのはエマーソンのトルクレンチ。
EMERSON(エマーソン) レンチセット トルク対応レンジ:28~210N・m [ 14/17/19/24mmソケット・21mm薄口ロングソケット・エクステンション付属 ] EM-29【Amazon】
セットしたトルク(回転力)を超えるとカチカチと音が鳴って空回りするため、狙ったトルクで締めつけることが可能だ。
コスパはいいけど、一度さび付いてカチカチ鳴らなくなり、力を入れすぎてハブボルトをねじ切ってしまったことがある・・・
そのため保管の際はなるべく湿気がないところを選ぼう。
このメーカーのものに限らず、こんなに硬かったっけ?といった違和感を感じたらすぐに使用を中止しよう(´・ω・`)
7.タイヤの空気圧をチェック。
エーモン エアゲージ(ラバープロテクト付) 最大測定値500kPa 6781【Amazon】
しばらく保管という名の放置をされていたタイヤは、空気圧が激減している可能性もある。
安全のためにも、必ず空気圧はチェックしよう!
最近の車はスペアタイヤがない代わりに、修理キットとして指定圧力まで充填してくれる電動エアコンプレッサーなどが付属しているので、それで空気を入れると簡単。
ただエアコンプレッサーは基本的にどれも音が大きいので、できるだけ昼間に使うようにしよう。
車載エアコンプレッサーがない場合はこちらがおすすめ↓
車やバイクのタイヤだけでなく、ボールやプールなどのエアマットなどの充填にも使えるのでアウトドアにも打ってつけ!
やや音は大きいものの、先述の通りぶっちゃけこの点はエアコンプレッサーならどれも大差ないと思う(加えてN-BOXの車載コンプレッサーは充填完了時に鳴る「ピー!」という高音がめちゃくちゃうるさいんだよね・・・自動で止まらないし・・・)。
重さも1kgに満たずコンパクトなので、気軽に使えるのもうれしい。
ただしバッテリー容量はあまり大きくないのでそこだけ注意。
この他にも、交換前にガソリンスタンドなどで空気圧のチェックをお願いするという手もある。
1~7を繰り返し
だいたいこんな感じで、1~7を4輪とも繰り返せばそれでOK。
慣れれば4輪合わせて30分~1時間程度で終わるぞ♪
もちろん、夏用タイヤに戻すのも同じ手順でOKだ。
オフシーズンタイヤの保管場所や保管方法
タイヤの保管場所は、湿気が少なくて直射日光(紫外線)の当たらない場所が良い。
ガレージなどがあれば最適だけど我が家にはそんなものはないので、段ボールを敷いた上に置いてプチプチで包み、ベッドの下に収納している。
プチプチはタイヤを保護するためではなく、フローリングなどの家側を保護するため(笑
日の当たりにくい野外に置く場合は、盗難のリスクもあるのでその点だけ注意しよう。
スタッドレスとわかる状態だとさらにリスクは高まるかもしれない><
ベランダに置く人も多いと聞くけど、いずれにせよ直射日光が当たらない工夫だけはしておきたいところ。
保管の際は、可能であれば空気を抜いて空気圧を下げておこう。
こうすることで、保管の間タイヤにかかる負荷を軽減できるぞ。
まぁタイヤ交換しなければかかっているはずの負荷だし、抜かないからといってすぐに使えなくなるというわけでもない。
この負荷を除いたからといって何年も長持ちするようになるわけではないし、個人的にはそこまで神経質にならなくてもいいかなー、とも思う。
あとがき
今回はスタッドレスタイヤに着目し、タイヤ交換の方法をまとめてみた。
自分で正しい交換ができるようになると、空気圧にも気を付けるようになるし、人に言われなくてもタイヤの状態を目にすることになるので、結果安全意識の向上にもつながるのではないかと思う。
特に状態の悪いタイヤでキャンプ場に乗り込み、でこぼこ道を走った際にひび割れや空気圧が原因でパンクしてしまった、なんてことになれば目も当てられない。
それはさておき、スタッドレスタイヤは冬のアウトドアの必需品!
交換の際は是非参考にしてみてほしい。
浮いた工賃をキャンプ代に回して楽しんじゃおう♪
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