梅雨だねー。
キャンプ行けないねー。
子どものころは梅雨=6月みたいなイメージだったけど、実際は7月中旬まで雨が続くんだよなー。
7月ともなると気温もグングン上昇して、最高気温が30℃を超える日も多いよね。
まさに高温多湿!
そんな時季に気を付けないといけないのが、近年TVでも盛んに取り上げられる「熱中症」!
30℃を超えると熱中症で搬送される人の数は一気に跳ね上がるんだそうだ。
キャンプ等のアウトドアを楽しみたい身としては無視できないよね。
今回はそんな熱中症に関するあれこれをまとめてみたよ♪
熱中症とは?
でもちょっと待って。
熱中症ってそもそもどういう症状なの?
熱中症とは、一言で表すと高温多湿環境に身体が適応できないことによって起こる様々な症状(状態)のこと。
しかも屋内外を問わずに発症するリスクがあるのだ。
暑いときに気を付けなきゃいけないってことはみんな漠然と知っているけど、実際のところどんな症状が出るんだろう。
どんな対策や処置の方法があるんだろう。
熱中症の症状・原因・応急処置
まずはどんな症状を熱中症と呼ぶのかを知っておこう。
医学的には「熱失神」、「熱痙攣」、「熱疲労」、「熱射病」の4種類に分類されるらしい。
この内最も症状が重くなりやすいのが熱射病だ。
ちなみにおーたん世代が子供のころによく聞いた「日射病」。
これは原因が太陽光に限定された場合に使われる呼称だったため、今ではあまり使われなくなったそうだ。
家の中にいたのに熱中症で搬送されたとかよく聞くもんね。
では先ほどの4種類がどんな症状なのか、またどんな処置をするべきなのかを見てみよう。
応急処置については発症者以外が介助してあげることを前提で書いていくね。
熱失神
表面的な症状
熱失神の表面的な症状は、めまいや立ちくらみ、失神など。
原因
熱失神のメカニズムはこうだ。
暑い→末端の血管が拡張→血圧が下がる→脳へ送られる血液が減る→くらくら
また汗をかきすぎることも血圧の低下に影響するぞ。
応急処置
まずは冷却。
涼しい場所へ移し、衣服を緩めて横にさせよう。
意識があれば水分補給もさせよう。
熱痙攣
表面的な症状
熱痙攣の表面的な症状は、その名のとおり痙攣だ。
しかも痛みを伴うんだとか・・・。
原因
熱痙攣のメカニズムはこう。
暑い→大量に汗をかく→(水を飲む)→ミネラルが不足する→血液中の電解質のバランスが崩れる→ぴくぴく
応急処置
スポーツドリンクや経口補水液を摂取させる。
経口補水液は水1Lに対し砂糖40g、塩3gで作れるそうだ。
ただの水を摂らせてもあまり意味がないので注意しよう。
痙攣箇所を軽くマッサージすると痛みが軽減されるそうだ。
熱疲労
表面的な症状
熱疲労、名前だけ聞くと一番軽症そうに聞こえるけどとんでもない。
表面的な症状は頭痛や吐き気、脱力感や倦怠感など。
原因
熱疲労のメカニズムはこんな感じ。
暑い→大量に汗をかく→水分・塩分補給が追い付かない(脱水症状)→血液量が足りない→つらい
応急処置
心臓より足を高くして仰向けに寝かせよう。
水分が摂れる場合は少しずつ摂取させよう。
もちろんスポーツドリンクや経口補水液が望ましい。
熱射病
表面的な症状
熱射病の症状は・・・。
高度の意識障害!体温上昇!発汗はなく皮膚は乾燥!
こ、怖すぎる・・・。
原因
熱射病のメカニズムはこんな感じ。
暑い→その他の熱中症が進行→体温調節機能が低下→汗が止まる→体温上昇→意識を失う
応急処置
汗をかけなくなっていたら、水をかけてでも体温を下げるようにしよう。
濡れタオルや保冷剤などで、首、脇の下、ふとももなどの大きな血管がある部位を冷やすのも効果的だ。
熱射病かなと思ったらただちに救急車を呼ぼう。
熱中症対策はコレだ!
熱中症にならないために気を付けたいポイントをまとめてみた。
特に夏場にアウトドアを楽しみたい人はよりしっかりとした準備と対策を取るようにしよう!
水分をしっかりと取る
最も効果の高い対策がしっかりと水分補給をすること。
特に年齢を重ねるとだんだん身体の水不足に気付きにくくなってしまう。
自分はまだ大丈夫と感じていても、早め早めの水分補給を心がけよう。
発汗と水の補給を繰り返すと塩分濃度がどんどん下がるので、塩分の摂取も忘れないように。
急激な温度変化を避ける
エアコンでガンガンに冷えた車内から急に炎天下に降り立つと、それだけでもクラっとすることがあるよね。
車でキャンプ場へ向かう場合は、無理をしない範囲でエアコンを弱めたり、窓を開けて走るのが効果的と言えそう。
日差しを避ける
なるべく炎天下に晒されないように気を付け、出来れば帽子などで頭部を保護しよう。
キャンプ場ならタープが役に立つね。
そういった意味でも、真夏は開けたサイトより林間のサイトの方が快適に過ごせるかもしれないね♪
涼しく過ごす工夫をする
とにかく体温を上げないことが重要。
服装を工夫したり、扇風機を使ったり、冷却グッズを使ったり。
最近はいろいろな暑さ対策グッズが出ているのでいろいろ目を通してみるのも面白いぞ。
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しっかりと休む
お昼頃にキャンプ場に着いて、早速設営!となると、やはり作業中の直射日光を避けるのはなかなか難しいよね。
ワンポールテントなんてポールを立てるためにサウナ状態のテントの中に潜り込まなきゃいけないし、油断していると早々にダウンしてしまうぞ。、
休みながらゆっくりと作業をすることが大切と言えそうだね。
まとめ
今回は真夏のアウトドアの天敵、熱中症についてまとめてみた。
熱中症には熱失神、熱痙攣、熱疲労、熱射病といろいろなパターンがある。
特に熱射病の症状はかなり危険なので、暑さ対策は忘れないようにしよう。
日差しを避け、水分補給と身体の冷却を意識することを忘れずに、夏のアウトドアを楽しもう♪
但書
今回は主にインターネットにて収集した情報を参考に掲載内容をまとめさせていただきました。
そのため、掲載内容については一切保証しないものとさせていただきます。
情報のご活用においてはあくまで自己責任でお願いいたします。
場合によっては生死に関わることですので、異変を感じたら早めに医師の診察をお受けになられることを推奨いたします。
ではでは。
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