どうも!おーたんです♪(Instagram)
2019年のGWキャンプ第2弾で利用したのは「炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場」。
実際に使ってみてとても好印象のキャンプ場だったんだけど、細い山道を走らなければいけなかったり、場内全域が圏外だったり、人によっては気になりそうなポイントもいくつか・・・。
加えてサイトがどれも個性的なので、どのサイトを予約すれば良いか迷ってしまうかも。
というわけで、今回は炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場の特徴やアクセスやチェックイン・アウトの時間、利用料金や予約方法などの基本情報、加えてサイトごとの特徴と「おすすめサイト」についてもまとめてみたぞ!
利用を検討する際は是非参考にしてみてね♪
炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場の特徴
炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場の公式HPを見ると、上の方にこんな注意書きが・・・↓
- とても行きにくい場所にあります
- 携帯電話の電波は通じません
- 高規格ではありません
というわけで、まずは気になる炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場の特徴について「実際に利用してみてどうだったか」をまとめてみた↓
1.とても行きにくい場所にあります・・・?
炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場の住所は「静岡県掛川市炭焼33-2」。
新東名高速道路の森掛川ICから車で約30分走った山奥に位置している。
アクセスの詳細は公式HPの案内のとおりで、青いルートであれば比較的傾斜も少なく、運転に慣れている人であればそれほど苦戦することなく到着できるはず。
ただし対向車が来ると話は別で、場所によってはすれ違うために10m以上バックしなければならない可能性も。
キャンプ道具をフル積載した車はリアの視認性が犠牲になっているケースも多いので気を付けたい。
明ヶ島キャンプ場のチェックインは12時、チェックアウトは11時のため、特に11時台はどちら向きも対向車が来る可能性が高いので要注意。
運転に自信のない人は時間をずらし、チェックインは12時~12時半狙い、チェックアウトは10時半くらいを狙うと良いかも。
加えて落石注意の看板の近くのガードレールが落石でへこんでいたり、そもそもガードレールがないエリアもあったりと、終始それなりの緊張感の中走ることになる。
そんな時間が30分近く続くわけで、初心者や運転に不慣れな人にとっては結構ハードかもしれない。
暗い時間や天気の悪い日はさらに神経を使いそう。
↑この9km手前の看板の辺りはまだ広くてきれいな道なんだけど、ここから1kmもしないうちにかなりの細さに・・・。
道幅はこちらの動画が参考になりそう↓
道中は数か所分かれ道になっているけど、およそ1kmごとに下の写真のような看板が立てられているので迷うことはないはず。
2.携帯電話の電波は通じません・・・?
炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場最大の短所にして長所(?)がこれ。
HPに書かれた通りキャンプ場内は全域圏外だったので、スマホ(ネット)に頼るキャンプはできないぞ!(auで確認)
いつもレシピなどをネットで確認する人は、予めスクショを撮っておいたりメモをしておくように注意しよう。
ただしGPSが有効だったのか、到着までスマホのナビは何とか機能していたぞ。
加えて残り3km辺りからはほぼ一本道なのでご心配なく。
スマホが使えないとなると心配になるのが緊急時の連絡。
しかし明ヶ島キャンプ場では24時間管理棟が解放されており、緊急時は受付に備え付けられた固定電話を使用することができるので、この点も大きな心配は要らない。
ただし、道中の険しさから緊急車両が到着するまで30分以上を要するらしいので、事故や怪我、火事などには十分に注意しよう(花火厳禁)。
ちなみに明ヶ島キャンプ場は電気を用いた音楽再生機の使用が禁止されている(さすがにヘッドフォン、イヤホンは可とのこと)。
いっそ割り切って、一泊くらいスマホを持ち歩かずにオフライン生活を満喫してしまうのがおすすめ。
最近は「デジタル・デトックス」なんて言葉もあるくらいだし、スマホ中毒の人にはもってこいかも。
3.高規格ではありません・・・?
結論から言うと、これまで15を超えるキャンプ場を経験してきたおーたんから見ても、実際は十分高規格だと感じられた。
まずゴミ捨て場が充実していて、キャンプ場内はとてもきれい。
管理棟にはシャワー(200円/回)や休憩スペースがあって24時間開放されているし、冷蔵庫・冷凍庫まで完備。
加えて管理棟内のトイレもかなりキレイ。
炊事場には天然由来の食器用洗剤が備え付けられているし、
ハッキリ言って非の打ちどころがないっス。
「AC電源がないと高規格とは言えない」ということであれば納得せざるを得ないけど、冷蔵庫完備のキャンプ場とかなかなかなくない?
ただし深夜はキャンプ場スタッフが常駐しないので、トラブルを起こさない、巻き込まれないように注意したいところ。
炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場内の施設
先ほど「明ヶ島キャンプ場は十分に高規格」という話をしたけど、その中で触れた各種施設や設備についてもう少し詳しく紹介してみたいと思う。
管理棟(売店、シャワー、トイレ、休憩スペース、冷蔵庫あり)
キャンプ場の敷地内で最も開けたスペースが管理棟前の駐車場。
管理棟はそれらしい建物が一つしかないのですぐにわかるはずだ。
管理棟に入るとこんな感じ↓
とてもおしゃれな雰囲気の受付。
窓口の下にはオリジナルのブレンドコーヒーやトートバッグが置かれていて、それぞれ購入できる。
緊急の際は右側に写っている固定電話や救急箱を使用可能。
この右手にはトイレが、写真右奥には一人200円/回のシャワー室があるぞ。
特にタイマーなどは設けられておらず、200円で使用時間は約15分(!)を目安にしてほしいとのこと。激安。
しかも24時間いつでも使用可。
管理棟に入った右手にはトイレがある。
室内のトイレなのでGW時点では蛾すらおらず、かなりキレイだった。
ただ荷物用のフックがないのがちょっと残念。
おーたんはキャンプ場ではホルスターバッグを愛用しているので、トイレットペーパーも山積みになっていてどこにも荷物置き場がないのが気になってしまった。
管理棟に入って左手には休憩スペースが。
管理棟は24時間出入り自由なので、急な天候不良の際などにはここに避難できそう。
この休憩スペースの手前には炭や薪、スウェーデントーチなどが売られている(スウェーデントーチも焚き火台の上で使おう)↓
ガス類や食料品などは売っておらず、行き来する山道を考えても買い出しに失敗は許されない・・・。
右側にちょこっと写っているのが冷蔵庫。
冷凍もできるので連泊の際やキャンプ場を“はしご”する際は大いに役に立つはず。
トラブル防止のため、冷蔵庫を使用する際は入れるものに名前を書くのを忘れずに。
管理棟と炊事場の間にはスラックラインも用意されていたぞ。
写真には撮らなかったけど親子で楽しんでいる姿が多数。
この写真の奥(薪が置いてある小屋より左奥)がゴミ捨て場。
ゴミ捨て場
ご覧のとおり、基本的にゴミは何でも処分してくれる。
チェックイン時に支払う環境維持費の中にはごみ管理費も含まれているとのことなので、遠慮せず処分をお願いしちゃおう。
分別用のゴミ袋はチェックインの際にキャンプ場スタッフが渡してくれるぞ。
個人的にはこれだけで十分高規格だと思うんだけど・・・。
上の写真の反対側には炭や灰を捨てるための炉(?)がある↓
中は結構深さがあるので、誤って大切なものを落としてしまわないように注意すべし(一応網を捨てることも可能とのこと)。
炊事場
炊事場には合計6つのシンクがある。
この一ヶ所だけと聞くと少ないと感じる人もいるかもしれないけど、明ヶ島キャンプ場はサイトの数がそこまで多くないので、これでも混んでいて使えないということはなかったぞ。
写真のとおり合成洗剤の使用は禁止。
代わりに各水道横にはなたね油が主原料のなの花せっけんが完備されているので、洗い物のをする際はこれを使おう。
うーん、親切。
水道水は地元の人はそのまま飲むらしいけど、管理人曰く飲む場合は煮沸推奨とのこと。
ちなみに管理棟前の駐車場を出て、ペット可エリアに向かう途中にはド派手な自動販売機も置いてある↓
吊り橋
ペット可のコテージエリア(ドッグランエリア)へ行くためにはこの吊り橋を渡る必要がある。
ドッグランエリア用の通路なんだけど、子供にとってはちょっとしたアトラクション代わりに。
もちろん通行人の邪魔にならないように注意!
結構高さがあって揺れるので、高所恐怖症の人は要注意。
抱っこされて渡る中型犬もいてめちゃくちゃかわいかった(笑
川遊びも可能
先の吊り橋の下↑やウッドデッキサイト「満月」&「半月」の下↓などではちょっとした川遊びも可能。
ただしゴツゴツした岩が多く、場所によっては流れが急なので水鉄砲などで遊ぶ程度に留めるのが良さげ。
川の水はかなりキレイなので、ぼーっと眺めているだけでも癒されそう。
木々の緑も綺麗。
炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場の利用に関する基本情報
アクセスについては先ほど特徴の項で説明したとおり。
それ以外に次の項目について簡単にまとめてみたよ。
- チェックイン・チェックアウト
- 利用料金
- 予約方法
- 利用上の注意点、禁止事項
1.チェックイン・チェックアウト
いずれのサイトもチェックインは12時、チェックアウトは11時。
各種コテージのみチェックインが13時。
キャンプ場手前の8kmほどは道幅が狭い林の中を走ることになるので、どんなに遅れても明るいうちにチェックインできるように意識したい。
明ヶ島キャンプ場は完全予約制なので、到着したら管理棟内の受付で名前を伝えればOK。
そこで料金を支払うと入場許可証をくれるので、車のダッシュボードに置いておこう。
続けてスタッフが各施設の使い方などを説明してくれるぞ。
緊急時の連絡方法なども教えてくれるので、聞き漏らしがないように。
あとからネットで調べようとしてもスマホが圏外なので要注意。
チェックアウトの際は特に手続きはなし。
時間内にサイトを開放するようにしよう。
2.利用料金
利用料金はサイトによって異なり、次のとおり。
- ウッドデッキサイト「半月」:7,000円(平日5,500円)
- ウッドデッキサイト「満月」:9,000円(平日7,000円)
- 焚き火専用プライベートサイト THE FIRE PLACE(ジ ・ファイアプレイス):20,000円(平日15,000円)
- ステージ付区画サイト(ペット可・ペット不可):5,000円(平日4,000円)
- ステージ付コテージ:6,500円(平日5,000円)
- ペット可コテージ:5,000円(平日4,000円)
※それぞれのサイトの特徴は後述
ご覧のように平日の利用はちょっとお得。
これに加えてゴミ管理を含む環境維持費が500円/人かかるぞ(5歳以下は無料)。
総じてややお高い印象を受けるものの、施設の充実っぷりや特徴的なサイトを考えれば十分妥当性は感じられる。
逆にコテージの利用料は破格といって良いほどで、仮にステージ付コテージ(利用料6,500円)を4人で利用すれば、1人あたり2,125円(管理費含む)という格安っぷり。
これならたまにはテントを張らないキャンプも良いかも・・・。
3.予約方法
先述のとおり明ヶ島キャンプ場は完全予約制で、2ヶ月先まで予約する可能。
どうしても利用したい日がある場合は、2ヶ月前になったら連絡ができるように予め備えておこう。
予約方法は公式HP経由のネット予約と電話予約の2通りがある。
ネット予約は利用4日前まで可能で、電話予約なら平日限定だけど当日予約も可能。
ネットなら空き状況の確認も簡単にできるのでネット予約の方がおすすめかな。
こちらのページから利用したいサイトを指定して進もう↓
各サイトの詳細も確認できるぞ。
おーたんの個人的おすすめサイトは後述。
4.利用上の注意点、禁止事項
禁止事項、注意点は次のとおり。
■禁止事項
①花火
②直火(焚き火台・コンロをご使用ください)
③電気を使った音楽再生機器(ステレオ・スマホ・カラオケ等での音楽を含む)
※周囲の迷惑にならない音量で電気を使わない「生」の楽器演奏は21:00までOK
④早朝や夜間に騒ぐような行為(21:00以降は静かにお過ごし下さい。)
⑤発電機
⑥車のアイドリング(車中泊の場合でもエンジンはお切りください)
⑦夜21:00以降の車の出入り(緊急時を除く)
⑧キャンプ場敷地外(隣接民地)への進入
⑨ウッドデッキへのペグ(杭)打ち込み(テント等は、指定のウエイト・おもりを使用してください)
⑩川に洗剤、油、残飯等は流さないでください。
⑪一つのサイトに家族以外の大人が6名以上集まる行為(焚き火サイトは除く)
⑫一つのサイトに3家族以上が集まる行為(焚き火サイトは除く)■注意事項
①ゴミは分別して指定の袋に入れ、「管理棟横のゴミ捨て場」へ運んでください。
燃えカス・灰は指定の場所へ消化して捨ててください。
※管理棟カウンターより1組1枚お持ちください。
②場内道路およびサイト内におけるお車の通行は最徐行(時速5㎞以内)でお願いいたします。
③他のお客様のご迷惑になりますので、サイト内ではお静かにお過ごしください。
④他のお客様のご迷惑になるような照明(工事現場等で使われる200ワット投光器、ハロゲンライト、照明利用するための車のライト等)はお断りしています。
⑤洗い物等洗剤を使う場合は、指定の場所でお願いします。(合成洗剤の使用禁止)
⑥テント内におけるガス及び炭の使用については十分ご注意ください。
⑦風の強い日及び、乾燥時期の火の取り扱いには十分ご注意ください。
⑧デッキの上での焚き火は十分ご注意ください。(デッキは木なので燃えます)
⑨落雷時は速やかに車の中へ避難してください。
炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場は特徴的かつ魅力的なサイトが豊富!
炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場はキャンプ場としての規模はそれほど大きくないものの、他にはない個性的なサイトが多いのが特徴的。
例えばウッドデッキサイトだったり、ペットを放し飼いにできたり、他のサイトから距離のある完全プライベートサイトだったり・・・。
そんな数あるサイトの中でも最もおすすめなサイトはどこなのか。
まずは各サイトの特徴をまとめてみた。
A.ウッドデッキサイト「半月」& B.ウッドデッキサイト「満月」
管理棟に最も近いサイトがウッドデッキサイト「半月」と「満月」。
いずれも川沿いに設けられたウッドデッキの上にテントを設営できるちょっと特殊なサイト。
おしゃれ。
こちらが「半月」↓
写真奥が管理棟前の駐車スペース。
距離はあるけど遮蔽物があまりないので遠くからの視線は気になるかも・・・?
こちらが「満月」↓
こちらはキャンプ場の端に位置するので、よりプライベート感は高め(後述の「ファイアプレイス」に向かう橋はこの写真の奥にあるけど、サイトは離れていて見えない)。
「半月」と「満月」の基本的な違いは大きさで、名前から連想できるとおり「満月」の方が大きい。
ただし「満月」は真ん中に木が生えているので、パッと見より大きなテントを張ることができないので要注意だ。
↑試しに「満月」にDODビッグワンポールテント用に使っているグランドシートを敷いてみた。
なんとかサイト内には収まるものの、8方向にロープで引っ張る必要があることを考えると設営はかなり難しそう。
デッキにはペグダウンができないので、代わりにデッキの端に設けられた金具や「木製のおもり」などを使ってテントやタープを張ることになる。
この木製のおもりが子供用のイスにぴったり↓笑
ただやはり地面にペグダウンするのと比べると制限が多いので、コンパクトなドーム型であまりロープを張らなくてもなんとかなるようなテントが向いていると言えそう。
ちなみにデッキの板と板の隙間は大きいところで1cmを超えるので、足の細いチェアやポールを使用する場合は注意しよう。
ここでもロッキングフットが役に立った。
ゆるゆるの地面にも埋まることがないし、4本足より安定感はかなり高め。
C.ステージ付コテージ& D.ステージ付区画サイト
管理棟側から道路を挟んで反対側にあるサイト。
これらの区画サイトやコテージは管理棟よりかなり高い位置にあるのが特徴で、管理棟を行き来するために急な坂↓を歩かないといけないのが思いのほかツラい。
ただし、いずれのサイトにもステージ(小さなウッドデッキ)が設けられていて、道路側に張り出したステージは迫力満点で丘の上のような解放感を味わえる↓
特に一番奥の「区画サイト3」は高台が好きな人におすすめ。
コテージは区画サイトと比べて解放感はないものの、利用料が6,500円とコテージにしては割安なのが良い。
ただしサイズはそれほど大きくなく、室内は約4.5畳(2.58m×2.90m)程度しかない。
照明とコンセント(最大600W)はあるものの寝具や家具類はないので、“雨風がしのげる小屋”程度に考えておくと良いかも。
E.ペット可ステージ付区画サイト& F.ペット可コテージ
写真の柵に覆われたエリアがF.ペット可コテージのエリア。
柵の中はドッグランを兼ねていて、ペットを放し飼いにすることが可能。
これまた他のキャンプ場にはなかなかない特徴と言えるんじゃないかな。
先述のとおりペット可コテージエリアには吊り橋を渡る必要があるので、高所恐怖症の人は注意。
コテージの大きさは約5.6畳(2.62m×3.54m)。
やはりあまり大きなコテージではないものの、外にも十分なスペースがあるので、外にタープを張って過ごしコテージは荷物置きや終身用と割り切ると良さそう。
先のステージ付コテージと同様、照明やコンセントが使用可能。
E.ペット可ステージ付区画サイトは吊り橋の手前にある。
通り沿いにあるのでプライベート感はやや希薄だけど、サイト自体はそこそこ大きいのでペット連れでのんびりするにはちょうど良さそう。
ペット可ステージ付区画サイトの奥にはトイレもあるので小さい子供がいても安心♪
焚き火専用プライベートサイト 「ファイアプレイス」
焚き火専用のプライベートサイト「THE FIRE PLACE(ジ ・ファイアプレイス)」は、明ヶ島キャンプ場の中でも最新かつ最もプレミアム感のあるサイト。
まずはこのウッドデッキの大きさを見てほしい↓
段差こそあるものの、このウッドデッキだけでも「半月」より自由度がありそうなくらい大きくて広い。
真ん中には旗を掲揚するためのポール?のようなものも。
↑デッキから見た「ファイアプレイス」のサイト全容。
反対側から。
サイト中央にはファイアサークルも用意されていて、焚き火台なしでも思う存分焚き火を楽しむことが可能だ。
地面はフラットでテントを設営するにはかなりの好条件。
ここならDODビッグワンポールテントだって余裕で設営できる(というか設営できないテントはほぼなさそう)。
なんとサイト内には薪割り器(左下の丸太の上)も用意されているぞ↓
ただ背面の斜面に倒れた木々がちょっと怖い・・・。
というわけで、プライベート感は最高なものの、個人的にはロケーションは「満月」や「半月」の方が好み。
「ファイアプレイス」はかなり広々としたサイトなんだけど、明ヶ島キャンプ場では「一つのサイトに家族以外の大人が6名以上集まる行為」及び「一つのサイトに3家族以上が集まる行為」が禁止されているので、実はこの広さを使い切るのはなかなか難しいかもしれない。
一番の問題はサイトまでのアクセス。
路駐して荷物をおろし、険しい階段をサイトまで歩く必要がある(荷物がなければ徒歩数十秒)。
まずは橋を渡る。
この手前(道路)に車を停め、素早く荷物を降ろして橋の上に並べよう。
荷物を降ろしたら車は管理棟前の駐車スペースに。
そこから奥の階段を上ってサイトを目指す。
1サイトしかないのになぜか順路がある。
時計回りに進むべし。
あれ?道どこ行った?
最後の難関!
ここを登り切れば広大なプライベートサイトに到着だ!
・・・お父さん一人じゃ荷物運びで死にそう(笑
それでもこのサイトは他のサイトまでかなり距離があるうえ、川の音に遮られて他のサイトまで声が届く心配がないので、「夜遅くまで仲間内で楽しみたい」などといったニーズにはマッチするはず。
もちろんやり過ぎは注意で、21時以降は静かに過ごすことが禁止事項、注意事項として定められているし、スピーカー(スマホ等小型のものを含む)からの音楽再生、花火等の使用がキャンプ場全体で禁止されている点には気を付けよう。
まとめ│炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場のおすすめサイトは・・・?
結論から言うと圧倒的にウッドデッキサイト「満月」がおすすめ。
ウッドデッキはそれだけでおしゃれだし、他のキャンプ場にはない特別感がある。
他のサイトから距離もあって十分なプライベート感もあるし、川にも簡単にアクセスできるので水遊びも楽しめちゃう。
ただし大きなテントやタープは設営できない点に注意が必要。
一方同じくウッドデッキの「半月」は隣に管理棟の駐車スペースが広がるため「満月」と比べるとちょっとだけプライベート感が劣る感じ。
ウッドデッキのサイズも小さいしね。
C、Dのステージ付エリアは管理棟を行き来するために毎回急な坂を歩かないといけないのがネック。
ただし、道路側に張り出したステージは迫力満点なので、高台が好きな人にはおすすめ。
コテージはステージ付で一泊6,500円という安さが魅力的。
EとFはいずれもペット可なので、ペットを連れていきたい人にとってはおすすめ。
特にFのペット可コテージエリアは、ペットを放し飼いにできる点がキャンプ場としてはなかなかレアなんじゃないかな。
こちらのコテージは一泊5,000円と更に安い。もはや破格の安さ。
ちなみに実はペットがいなくても利用できるぞ。
「ファイアプレイス」はとにかく広くてプライベート感がすごい・・・んだけど、人数関連の制限によってせっかくの広いサイトを使いきれなさそうな点がなんだか惜しい。
サイト使用料も一泊20,000円とお高いわけだし、個人的には人数関連の制限がもう少し緩和されても良い気はするなぁ。
ある程度の人数がいないと荷物を運ぶのも一苦労だし。
それでも夜遅くまで気兼ねなく焚き火を満喫できる点は需要がありそう。
「炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場」全体を見てみると、総じてプライベート感の高いサイトが多いため、「わざわざ休みの日に人ごみに行くなんて・・・」という考えの人にもおすすめできるキャンプ場と言えそう。
GWやお盆休みなどに穴場的に狙ってみてはいかが?
ドローンで空撮した動画を見つけた↓
記事と見比べて場内をイメージしてみてね♪