どうも!おーたんです♪(Instagram)
18回目のファミキャンで訪れた「西湖自由キャンプ場」。
富士五湖の一つ「西湖」の北側に面するキャンプ場なんだけど、この西湖キャンプ場、今どきのキャンプ場にしては珍しく公式HPが見当たらないのだ。
でも、できれば「利用料金やチェックイン・チェックアウトの時間」は事前に把握しておきたいよね。
そこで、今回は西湖自由キャンプ場を実際に訪れて確認した、次の基本データをまとめてみたよ♪
- 西湖自由キャンプ場の概略
- チェックイン・チェックアウトと利用料金
- 売店と近隣入浴施設
- ルールと注意事項
西湖自由キャンプ場は人気が高いキャンプ場で、ロケーションもなかなかのもの。
予約なしで当日飛び込めるキャンプ場としても便利なので、是非チェックしておきたいところ。
不意にキャンプに行きたくなった際にも是非参考にしてほしい。
西湖自由キャンプ場ってどんなところ?【場内マップ】
西湖自由キャンプ場は、その名の通り“西湖”に面したキャンプ場の一つ。
入口の看板が隠れてちょっとわかりにくかったので注意↓
この西湖自由キャンプ場、水位にもよるかもしれないけど、その気になればなんと水際1mを切る位置にも設営することができるのだ(ダメとは言われなかった。めっちゃ怖いけど)。
↑この辺りに設営しようかとも思ったんだけど、我が家のビッグワンポールテントは収まらなそうで断念することに・・・。
キャンプ場内はこんな感じ↓
隣接する「西湖キャンプ・ビレッジ ノーム」との境界はわかりにくく、丸太が置いてあるだけ。
引用元:campvillageGNOMEさん(instagram)
ノームと西湖自由キャンプ場を空撮した写真なんだけど、真ん中よりやや左に「縦に延びる白い道」があるのがわかるかな?
この白い道から右側が西湖自由キャンプ場(だいたいね)。
初めて訪れた際はこの写真よりももう少し水面が高かったような気がする・・・。
上限反転、反対側から見た様子↓
引用元:campvillageGNOMEさん(instagram)
写真左半分が西湖自由キャンプ場、右半分がノーム。
2本の長い木(ポプラ)が生えているのがわかるかな?
このポプラの木の辺りが西湖自由キャンプ場の端っこと考えればOK。
↑ものすごく背が高い!
我が家が設営したのはこのポプラの木の目の前。
湖からは離れたけど、広々使える良いサイトだった。
西湖自由キャンプ場はハズレサイトがなさそう♪
ノームは予約制なので、キャンプ場の特徴としてもしっかりと棲み分けができている印象。
聞いたところによると、どうやら設備的にはノームの方が整っているらしいので、いつか行ってみたい。
西湖自由キャンプ場のチェックイン・チェックアウトと利用料金
チェックイン・チェックアウトの時間と利用料金は下表の通り。
チェックイン | チェックアウト | 大人(中学生以上) | 子供(小学生まで) | 2歳まで | |
1泊(通常期間) | AM8時 | 翌AM11時 | 1,000円 | 800円 | 0円 |
1泊(特別期間) | AM8時 | 翌AM11時 | 1,500円 | 1,000円 | 0円 |
1泊後延長(期間問わず) | - | PM5時 | 500円 | 400円 | 0円 |
デイキャンプのみ(通常期間のみ) | AM8時 | PM5時 | 700円 | 500円 | 0円 |
例外的に「自動車を使ったソロキャン」は特別期間の宿泊料が2,000円となるので注意しよう(通常期間は1,000円)。
チェックインできるのは午後6時までなので、後から合流する人もそれまでには到着して受け付けを済ませるように。
合流の場合も、自動車は1台増えるごとに通常期間1,000円、特別期間2,000円が必要。
参考に、2018年の特別期間は次の通り。
- 4月28日~5月5日(ゴールデンウィーク期間)
- 7月14日~7月15日(3連休期間)
- 8月10日~8月18日(お盆の期間)
- 9月15日~9月16日(3連休期間)
- 9月22日~9月23日(3連休期間)
- 10月6日~10月7日(3連休期間)
これに加えて、バイクの場合と自動車を使ったソロキャンの場合だけ、「5月から10月の土曜」の宿泊も特別期間料金扱いとなる。
つまり、5月から10月の通常の土曜日に自動車で来場してキャンプをする場合、1人も2人も料金が変わらないってこと。
ソロキャンとバイクの場合以外は「連休だけ高い」と覚えておけば問題なさそうだね。
ちなみに特別期間はデイキャンプ及び延長ができないので注意しよう(ただし連泊と連休最終日の延長は可能)。
西湖自由キャンプ場の場内施設 トイレや炊事場
トイレ及び炊事場は、管理棟横の一か所のみ。
キャンプ場自体がそこまで広くないので、最も遠いサイトからでもそんなに遠くは感じなかったぞ。
シンプルな作りで、実際はとてもきれい(↑写真が悪い)
蛇口が10個もあるので、人が多くても使えないということはなかった。
まぁさすがにタイミングが重なると待つことになるかもだけど。
トイレもきれいに掃除されていて、洋式なので子連れでも安心。
西湖自由キャンプ場の売店情報と近隣の入浴施設「いずみの湯」
売店の営業時間はAM8時~PM7時。
管理棟内、受け付けと同じ空間に商品が置かれている感じ。
一般的なキャンプ場の売店って感じだね。
店内で売られているのは炭にガス(CB缶/OD缶)にペグ、ランタンのマントルや着火剤、網にトングも。
キャンプに必要な基本的な消耗品、小物はある程度そろっている印象。
その他、お菓子類や缶ビール、氷などなど。
外には自販機も。
薪は入り口付近に置いてあって、1束500円。
ちょっと細めの薪が多いかな。
湖の湿気を嫌ってだろうか、1束ずつ袋に入って売られていたぞ。
ちなみに近くにある温泉施設「いずみの湯」まで歩けば、入り口にはアイスの自販機もある↓(西湖自由キャンプ場の受け付けから徒歩2~3分)
いずみの湯の営業時間は土曜・休前日がAM10時~PM10時、それ以外はAM10時~PM9時。
西湖自由キャンプ場内にはシャワーや入浴施設がないので、お風呂に入りたい人は利用を検討してみよう。
温泉の他にも郷土料理の「ほうとう」や「吉田のうどん」も食べられるらしい。
外にもおしゃれな休憩スペースが↓(ほぼ道路沿いだけど)
西湖自由キャンプ場を利用する際のルールと注意事項
西湖自由キャンプ場における禁止事項や注意点はご覧の通り。
写真だとちょっと読みにくいので、要約して書き出してみた↓
特に注意したいところは太字にしてあるので、軽くでも目を通しておいてほしい。
禁止事項
- 直火での焚き火は禁止(焚き火台等を使用すること)
- テントサイト外での薪拾いは禁止
- 発電機・カラオケ機の使用は禁止
- 音の出る花火は禁止(手持ち花火はOKだけど必ず後片付けをすること)
- ボール遊び・バドミントン・フリスビー・ラジコン(ドローン含む)及びテントサイト内の自転車の乗り回しは禁止
- 持ち込みボート・カヌー等からの魚釣りは禁止(ボートで魚釣りをしたい場合は釣宿のボートを借りること)
- 魚釣りの際は必ず釣券を購入すること
- 夜9時~朝7時の間は車のエンジン始動やアイドリング・場内の移動・キャンプ場の出入りは禁止
- 他キャンパーへの迷惑行為は禁止
特に注目したいのはボール遊びやバドミントン、フリスビーやラジコン等が禁止されていること。
普段これらで子供を遊ばせている場合は注意が必要で、他の遊びを検討したいところ↓
ただし、湖畔では軽い水遊びしかできないし、自由に遊びまわれる広場があるわけでもないので、実はあまりファミキャン向きのキャンプ場ではないかもしれない。
西湖キャンプ場は釣りが楽しめるけど、しっかりとルールが定められているので、釣りを楽しみたい人は要チェック。
ペットの管理について
ペット同伴の場合は必ず次の注意事項をチェックしておこう。
- 放し飼いは禁止。必ずリードをつけること(人が少なくてもリードを離さないこと)
- 糞尿の始末をきちんと行うこと
- 夜間は吠えないように管理すること(吠える場合は車の中へ入れること)
- 他のキャンパーに迷惑をかけることのないよう、飼い主の責任で管理すること
この辺りはペットOKの他のキャンプ場と変わらないね。
吠えたら車に・・・はちょっとかわいそうな気もするけど、ルールはルール。
これは小さな子供を連れて行く場合にも同じことが言えるんだけど、みんながみんな子ども好き、犬好き“じゃない”というのがポイント。
何事もそうだけど、周りのキャンパーの好意に甘えすぎることがないように注意しよう。
ゴミの処理について
基本的にゴミは全て持ち帰り。
ただし場外駐車場の一角に“焚き火等で出た灰”を捨てる場所はあるので、必要に応じて有効活用しよう。
写真は公道から場外駐車場を撮影した様子で、奥に見える建物が管理棟。
右側のカラーコーンで囲まれているのが「残灰廃棄場所」。
熱い炭がそのまま捨てられている可能性は高いので、順番待ちをしている際などに誤って子供が足を踏み入れないように注意すること!
その他の利用上の注意について
- チェックアウトの際は利用したサイトの清掃を行うこと
- 炊事場やトイレの整理整頓、清掃は必ず行い、お互い譲り合って仲良く使うこと
- 子供の行動には保護者が十分配慮し、水辺に行く場合は必ず保護者が同伴すること
- 夜9時から朝7時は“静粛時間”とし、騒がず静かに過ごすこと
- 過度の照明はやめること
- キャンプ場内での盗難対策は自己責任とし、十分に注意すること
この辺りも常識あるキャンパーとして徹底したいところ。
特に自サイトの清掃、点検は「ペグの置き忘れがないか」のチェックも兼ねると、無理なくと習慣化できるのでおすすめ。
また、湖畔のキャンプ場なので水難事故には十分に注意したい。
キャンプ場の人曰く、2018年8月にも西湖にある別のキャンプ場で8歳の子供がおぼれる事故があったのだとか。
親は設営で目を離してしまっていたらしいけど、せっかくのキャンプでそんな事故が起きてしまったら、きっと一生悔やんでも悔やみきれないよね・・・。
西湖は浅く見えて油断しがちかもしれないけど、水の中に一歩入ると結構足を取られてパニックになるということもあるかもしれない。
海などと比べると水面は穏やかだけど、決して油断しないように気を付けよう。
このキャンプ場に限ったことではないけど、盗難対策もしっかりと意識しよう。
そこまで広いキャンプ場ではないし、夜間の出入りも制限されため、どちらかというと盗難のリスクは低い方だとは思う。
だけど油断は禁物。
しっかりと“自己防衛”しよう。
西湖自由キャンプ場の“自由”を守るためにも必ずルールは守るべし!
昨今のアウトドアブームの影響か、キャンパーのマナーの平均値が下がっているという話を良く聞くようになった。
実際に、精進湖に面する「精進湖キャンピングコテージ」では、マナー悪化により管理が追い付かなくなり、テントサイトを大幅削減するという事態に・・・↓
引用元:キャンプサイト│雄大な子抱き富士がみえる湖畔のキャンプ場(精進湖キャンピングコテージ公式HP)
まだ行ったことがないキャンプ場だけど、こういうのはとても残念な気分になるよね。
一人一人がルールとマナーを守って、小学校の遠足で習った「来たときよりも美しく」を意識できないと、アウトドアブームは最悪な方向に進んでしまうんじゃないかと心配。
「お金をもらって運営しているキャンプ場がちゃんと管理すればいい」という意見もあるかもしれないけど、そもそもそれで採算が取れないから営業を辞めてしまうわけで。
キャンプを楽しめる環境に感謝して、自分たちの代で終わらせないようにしよう!
あとがき
西湖自由キャンプ場はHPがないけど、いい加減な運営をしているとかそういった心配は全くなくて、むしろしっかりと管理がされていてとても気持ちよく使うことができるキャンプ場だと思う。
売店も必要最低限のものはそろっているし、河口湖沿いを抜ければ比較的買い出しも容易。
例えば車で15分ほどにある「フォレストモール富士河口湖」には、スーパー、薬局、100均、ホームセンターなどが集合しているぞ↓
チェックインは8時から。
場外駐車場もあるけど15台前後で満杯になってしまうため、あまり早く着きすぎないように配慮したいところ。
ちなみに富士山はほとんど見えないので、富士山を眺めながら過ごしたい人は別のキャンプ場も検討してみよう。
実際に西湖自由キャンプ場で過ごした様子はこちら↓