どうも!おーたんです♪(Instagram)
キャンプの楽しみといえば焚き火を思い浮かべる人も多いよね。
だけど火起こしは大変だし煙臭くなるし、実は「快適な焚き火」を楽しむのは意外と難しい・・・。
楽しさよりめんどくささが勝ってしまっている人も少なくないんじゃないかな。
そこで、今回は快適な焚き火を楽しむための準備や方法、道具の選び方や注意点などをまとめてみたぞ!
焚き火を快適に楽しむための8つのポイント!
今回注目したのは次の8つのポイント!
- 服装
- 風向き
- 火力
- 火起こし
- 場所
- 焚き火台
- チェア
- サイドテーブル
例のごとく、それぞれ詳しく解説していくぞ!
ポイント1.服装
まず快適云々の前に第一に注意したいのが、服装が焚き火に向いているかどうか。
特にダウンジャケットのような化繊系の服は火の粉で簡単に穴があいてしまうので要注意。
要するに燃えにくさが重要で、コットン等の天然素材や耐火性素材等でできた服を用意するのがおすすめ。
「焚き火用のポンチョ」↓なんてものもあってなかなかおしゃれ、というか上級者感がハンパない。ファンタジーの旅人みたいでカッコイイ。欲しい。
引用元:GRIP SWANY/グリップスワニー 焚火ウエア ファイアープルーフポンチョ FIREPROOF PONCHO GSJ-40(Yahoo!ショッピング)
寒い季節は火の粉に強い「防炎ブランケット」をかけるのもお手軽で良いかもしれないね。
ポイント2.風向き
おーたんが考える「焚き火を最後まで快適に楽しむ最大のコツ」、それは風向きに対する臨機応変さ。
焚き火の風下にいれば、当然全身で煙を浴びることになってしまうよね。
当たり前のことすぎて何言ってるんだって思うかもしれないけど、「風下にいるから煙を浴びる」、これが全て。
ならば常に風上に陣取ればいいのだ。
キャンプ場でも煙を浴びながらかたくなにその場を動かない人を見かけることがあるけど、風向きが変わったらまずは風上側に移動して煙を避けるべし!
単純なことだけど、煙を避けることができればその分快適になるので、これまで意識したことがなかった人は是非注意してみてほしい。
まぁそもそも煙が少ない焚き火ができればこんなことは考えずに済むわけなんだけどね。
お次は、そんな煙が少ない焚き火を楽しむポイント、「火力」についてお話するぞ↓
ポイント3.火力
実際に試してみるとわかるけど、高火力で薪を燃焼させると煙は少なくなる。
そもそも煙が出るのは薪の中の水分が不完全燃焼するのが原因。
この不完全燃焼がなくなるくらい燃焼効率を上げてやれば・・・、要するに火力を上げてやれば、煙が出るのをある程度防止することができるというわけ。
この火力アップは乾燥が不十分な“ハズレ”の薪を使う際にも役立つテクニック。
言い換えれば、火力さえ高ければ質の悪い薪を使っても快適な焚き火を楽しむことができるのだ。
火力を上げる最もお手軽な方法として紹介したいのが、USB式や乾電池式の扇風機を使うこと。
これ、ホントにめちゃくちゃおすすめなので是非一度試してみてほしい。
うちわやふいご、火吹き棒などと違って全然疲れないし、夏場なら涼むためにも使えて一石二鳥。
他にも、「チャコスタ」などを使えば、最も煙が出やすい火起こしの段階を短時間で済ますことができるし、おーたんが愛用しているユニフレームの「ファイアポット」なら、そもそも常に高火力の焚き火を楽しめるので、これもおすすめ。
他にもSOTOの「エアスタ」などは燃焼効率が良いことで評価されている焚き火台だ。
もちろん、火力を上げれば薪の消費は早くなってしまうんだけど、もくもくと白煙が立ち上るようなら十分に試してみる価値があるはず。
ポイント4.場所
どこで焚き火をするか、これも意外と重要。
気を付けたいのは、特に気をつけたいのが次の4点。
- 枯草や落ち葉の上で焚き火をするのは危険
- テントの近くは避ける
- 他のサイトに近づきすぎない
- 移動の邪魔にならないように
枯れ葉や落ち葉の上は火事のリスクが高いので必ず避けよう。
キャンプや焚き火は自然の中における遊びなので、キャンプ場が禁止していないことでも危険や問題がないか自分で考えてみることが大切だね。
テントとの位置関係も非常に重要で、煙ならまだしも、強風が吹いて火の粉がテントに届いたらオオゴト。
上の写真のように、風次第では数メートル火の粉が舞うことも・・・。
服と同様、化繊系の生地を用いたテントは火の粉で穴があいてしまったり、最悪火事になる可能性もあるのでこれまた注意が必要。
心配な人は難燃性のテントやタープを用意するのもアリ。
また焚き火をするとどうしても煙やにおいが出てしまうので、風向きも含めて隣のサイトの迷惑にならないか少しだけ考えてみることも大切。
トップシーズンの混雑したキャンプ場では考えても仕方がないくらい密接することもあるかもしれないけど、少なくとも火の粉がかかるような位置だけは避けること。
とにかくお互いに迷惑にならないように気を配ることが大切ってわけ。
そして快適性の面で注意したいのが、「動線」を遮らないこと。
つまり人が動き回るのに邪魔な位置では焚き火をしないようにしようってこと。
この「人」っていうのはもちろんあなた自身も含むぞ。
いちいち焚き火を避けて迂回するのは面倒だからね。
焚き火は他の荷物などと違って気軽に跨いだり場所を動かしたりすることができないので、最初の場所決めは結構重要なのだ。
ポイント5.火起こしにこだわりすぎない
なぜか初心者に限ってよく聞くのが、「着火剤に頼ったら負けな気がする」ってやつ。
うん、なぜかじゃないね。すっごくわかる。
「着火剤を使わない火起こし」を楽しめるならそれはそれで全然アリ。
でも、一度便利な道具を使うと「あのこだわりは何だったんだろう」と感じる人も多いはず。
便利な道具を使いこなすのも、それはそれでアリなんだよね。
簡単に火起こしをするなら、さっきも少し紹介した「チャコスタ」がおすすめ。
着火剤の上に薪を置き、火をつければ「煙突効果」であっという間に火起こしが完了するぞ。
あとは落ち葉や松ぼっくりなどの天然の着火剤を使うのもおすすめ(ただし風が強い日は灰が舞いやすいので注意)。
ちなみに、おーたんお気に入りのお手軽火起こしグッズは「割り箸」。
普段おーたんはお弁当を激安の割り箸で食べているんだけど、それを捨てずに取っておけば、次のキャンプで火起こし用の小枝代わりに使えちゃうのだ。
割り箸は燃焼時間こそ短いものの、本数があれば簡単にそれなりの火力を出せるので意外と便利。
下手な着火剤よりコスパにも優れるかも?
ポイント6.焚き火台を使う
快適な焚き火のためには「焚き火台」を使うことも非常に重要。
直火OKなキャンプ場でも、燃焼効率や片付けのことを考えると結局焚き火台を使った方がお手軽なことがほとんど。
焚き火台によっては火をつけた後でも場所を変えることができて便利。
そもそも昨今は多くのキャンプ場で直火が禁止されているので、是非1台は用意しておきたいところだね。
おすすめの焚き火台はこちらの記事を参考にしてみてね↓
ポイント7.焚き火にあったイスを使う
焚き火の間はそのほとんどを座って過ごすことになるため、チェアのチョイスも非常に重要。
個人的にはリラックスできる座り心地を意識しながら、昨今人気のローチェアの中から選ぶのが無難だと思う。
逆に足の長いチェアを使うと焚き火を覗く際に前傾気味になり、なかなかリラックスできないかも・・・。
目安として座面の高さが30cm前後のものを選べば大きな失敗はないはず。
比べて45cm前後ともなるとかなり目線が高く感じるはずだ。
またローチェアの中でもヘリノックスのような超軽量チェアは風にも注意が必要。
強風にあおられて焚き火に向かって倒れ込む可能性があるので、せっかくの軽量チェアだけど離席時はオモシを置いておくなどの対策を施したい。
収納袋をフレームにかけて、その中に水の入ったペットボトルなどを入れておくのもお手軽。
個人的にはヘリノックスなら「ロッキングフット」を使うのもおすすめで、装着するとチェアが倒れにくくなるので一定の対策になる。
足の先端が“点”から“線”に変わることで、地面に埋まりにくくなるのも大きなメリット。
ポイント8.焚き火にあったテーブルを使う
意外に思う人もいるかもしれないけど、これまた意外と重要なのがテーブルの高さ。
ほどよい高さのテーブルがあると快適性は一気に上がる。
特に焚き火を使って簡単な料理などをする場合、食材などを置いておくスペースはどうしても必要になるし、そうじゃなくても飲み物やお皿を置くスペースがあれば便利なのは間違いなし。
こういったとき、人気の「アルミロールテーブル」も積載性やコスパが高くて良いんだけど、個人的にはローチェアに座ってもまだ少し低く感じるんだよね。
40cm程度の高さがあると屈まずに作業ができるので、快適性にこだわる人は是非テーブルも重視してみてほしい。
まとめ│快適さを追求すると焚き火はもっと楽しめる!
今回は焚き火を「安全に」、「快適に」、「思う存分」楽しむことを目的に8つのポイントを挙げてみた。
焚き火は暖を取るだけでなく、火を眺めるだけでも心が落ち着いてなかなか良いもの。
他にも焼き芋やマシュマロ、ダッチオーブンを使った料理など、焚き火を有効活用するのも楽しい。
快適な焚き火が可能になるとキャンプの楽しみが広がるぞ!
是非参考にしていろいろ試してみてね♪