どうも!おーたんです♪(Instagram)
新しいテント、買っちった!
というわけで、ファミキャンを初めて7年目。
ようやく2つ目のテントを買っちゃいました。
「S’moreのDolce lodge(ドルチェロッジ)」
その名の通りいわゆるロッジ型って言われるタイプのテントで、見た目がかわいらしいだけじゃなくて、居住性がかなり高いんだよね♪
今回はこのドルチェロッジを実際に使ってみて感じたメリット・デメリットと、設営・撤収の方法、畳み方のコツなんかを紹介したいと思います!
S’more Dolcelodgeの特徴【4つの良いところ】
引用元:S’more Dolcelodge(スモア ドルチェロッジ)(Yahoo!ショッピング)
ドルチェロッジのドルチェっていうのはスイーツとかデザートみたいなニュアンスを持つ言葉。
実際に「お菓子の家」みたいなかわいらしい見た目が特徴で、出入り口の上にキャノピーが立ち上げられるようになっていて、ガーランドみたいな飾りつけもしやすい。
窓もたくさんある。
メッシュ部分を完全に開けることはできないんだけど、かなりの面積をメッシュにできて風通しはバツグン。
生地はポリコットンだし風通しは良いし、冬は暖かくて夏は涼しいやつだよね。
このポリコットンの部分は窓の下側でつながっているので、開け具合を調整すればちょうどいい感じで目隠しもできちゃう。
外から見るとこんな感じ。
ぱっと見はそれほど大きく見えないんだけど、床面積は3m×3mもある。
実は正方形。
メーカーの推奨人数は大人4人から6人とのこと。
恐らく購入を検討する際に多くの人が比較検討するであろうogawaのロッジ型テント「オーナーロッジ タイプ52R」。
こちらは床面が3m×2.2mなので、広さではドルチェロッジの圧勝と言える(ogawaには「タイプ78」というさらに大きいモデルもあるけど、インナーの床面は3m×2mと小さめ)。
ウチはもともとDODのワンポールテントLを使っていて、あちらは床面が八角形で、辺と辺が4.6m×4.6m、対角線だと5m超もあった。
加えてフタマタノキワミ(二又ポール)を使うことで十分快適ではあったんだけど、やっぱりワンポールテントって端に行くにつれて高さがなくなるので、体感としてはこのドルチェロッジの方が広く感じられる。
中にテーブルやイスを置くとこんな感じ。
出入り口から見て両サイドの壁はほぼまっすぐ立っており、隅にデッドスペースもなく目一杯有効活用できる。
ローテーブルと窓の高さが合うのも良い。
テントの中でまったりしながら景色も楽しめる。
天井付近にはネットをかけて荷物を置くこともできるので、本当にスペース効率が良い。
テントの高さは約2mで、身長170cm台であれば立って歩いても上からの圧迫感はない。
で、メッシュで開放的にできるところも多いから、ホントに中からと外からだと印象がガラッと変わる。
あとは、また後ほど詳しく見ていくけど、設営撤収が簡単
一人でも設営できるし、個人的には大きめのタープを一人で張るより簡単だと思う。
そんな感じで、良い方の特徴は、
- 見た目が個性的でかわいいというところ
- TCで窓が多いので、季節を問わず快適なところ
- 見た目以上に中が広くて圧迫感がないということ
- 設営撤収が簡単で一人でもできるところ
こんな感じ。
S’more Dolcelodgeの特徴【4つの気になるところ】
逆に気になるところも4つほどある。
1つ目は重いこと。
総重量は30kgもあるそうで、全部まとめて運ぶのはかなり大変・・・。
まぁでもこれはメーカーもわかっているようで、最初からポール専用の袋がついているので、一緒にしないで別々にしておくといいかも。
別々なら女性でもなんとか持ち運べるよねっていう感じ。
2つ目は完全に解放できる部分が少ないということ
メッシュにできるところは多いんだけど、完全に開けられるのは出入り口だけ。
特別困りはしないんだけど、開けられたら開かないよりは便利だし、更なる解放感が味わえたかもな、とは思ってしまう。
3つ目、これからの課題なんだけど、サイトのレイアウトが難しいこと。
まだタープとの位置関係の正解が見えていない。
まぁこれはもともとワンポールテントを使っていたからっていうのも大きいのかな。
ワンポールテントならどこから見ても同じように見えるから、適当に設営してもタープと一体感が生まれやすい。
一方でドルチェロッジは入口も1ヶ所しかないし、その出入口側がもっともかわいらしいアングルになるので、なんとか活かしたい。
なんて考えちゃうと、タープを含めたサイト全体の一体感っていうところは個人的に今後の課題だと思っている。
4つ目、最後に一番心配なのが雨。
一応ポリコットンなので一晩で雨漏れってことはないと思う。
ただ、窓の部分が外側がメッシュなので、この辺がどんな感じになるのかが少し心配。
水が停滞してにじむように浸水するのではなかろうか・・・。
今対策として考えているのは、高さが2mちょっとしかないので、降るってわかっていたら大型タープの下に設営したらどうかな、ということ。
これはビッグワンポールテントではできなかったことなので、いつか挑戦してみたい。
S’more Dolcelodgeの設営方法
設営方法や撤収方法は動画でチェックした方がわかりやすいかも?
なんにせよ、ドルチェロッジの設営はめちゃくちゃかんたん。
まずはグランドシートを敷く。
一応床の部分は防水性が高くてそのまま設営しても問題ないらしいんだけど、グランドシートを使うと次のようなメリットがある。
- テントが汚れにくくなる
- テントが破れにくくなる
- 雨天時に床下から浸水するリスクが大幅に軽減される
- 地面からの湿気を防いでくれる(テントが結露で濡れにくくなる)
- サイトレイアウトのシミュレーションに使える
- グランドシートの上でテントを畳んだり、積載前の汚したくない荷物の置き場所として使える
テントで一晩過ごすと、どうしても結露でテントの裏面は濡れてしまう。
これを乾かすにはテントをひっくり返す必要があったりとものすごく大変なんだけど、グランドシートを使えばテントが濡れることはほぼない。
代わりにグランドシートの裏が濡れるんだけど、テントと比べたら圧倒的に乾かしやすいのだ。
それから地味に便利なのが、テントを袋から出さなくてもおおよそのレイアウトが検討できるっていうこと。
特にドルチェロッジのように大きく重いテントの場合はグランドシートを敷いた時点でしっかりと位置を決めておくことが重要になる。
我が家が使っているグランドシートはドルチェロッジ用の純正グランドシート。
ただ実際に使ってみた感じ、ブルーシートのような汎用シートで代用しても良いかなと思う・・・。
おすすめはODグリーンシート。
ガサガサする感じが少なくて、純正シートほどではないにしろコンパクトに収納できる。
もちろん、薄さ(収納性)だったり耐久性だったりっていうところは純正シートに軍配が上がると思われるので、少しお高いけど思い切って買ってしまっても後悔はそれほど大きくない。
グランドシートを敷いたら、その上にテントを広げる。
この時点で四隅をペグダウン。
出入り口が1ヶ所なので、向きを間違えないように。
ペグは大きいのが4つと、小さいのがたくさん入っている。
本来大きい4本は四隅用なんだけど、あとあとキャノピーを立ち上げるつもりなら2本残しておきたいところ。
キャノピーみたいな風を受けやすいところが一番抜けやすいからね。
四隅のうち対角の2本を大きいペグにして、残り2ヶ所は小さいペグにする。
もちろん、別売りのペグを持っている人は自由に使ってOK。
次にテントの天井の形を作る。
写真の位置に黒い細いポールを通す。
次にこのジョイントにT字になるようにはめる。
これが左右2セットできたら真ん中の太いポールをつなぐ。
体重をかけて真っすぐにしたら、外側のパイプ(スリーブ)をスライドさせて、左右のポールの接点を固定する。
これで天井の骨組みが完成。
この時点でシワがあったら伸ばしておいてあげると良い。
次にテントの両サイドを立てるんだけど、ポールは地面の凹凸に合わせられるように5段階で調節可能となっている。
とりあえず真ん中に合わせて、あとはさっきのジョイントに当てて、グーっと持ち上げる。
この感覚はワンポールテントに近いものがあるね。
片側を立てたら、そのまま反対側に回ってOK。
先に立てた方を押さえておく必要もないので、1人で作業できちゃう。
反対側も同じように立てたら、これでもうほぼ完成。
最後に同梱の小さいペグを使って、4辺を地面に固定してあげる。
これはないならないで良い気もするけど、やってあげた方が形が整いやすいかな。
あとはお好みでキャノピーを立ち上げる。
タープは出入口の上に巻いて固定することもできる。
もちろん、キャノピーを立ち上げるためのポールは同梱されているぞ。
このキャノピーはそんなに大きくはないんだけど、2人組や子ども一人のファミリーならこの下でも過ごせそう。
我が家(大人2人、子ども3人)の場合は、中で過ごすか外にタープを張るかって感じ。
タープをどう張ったら統一感が出るかっていうところが今後の課題なので、今後のファミキャン動画もぜひチェックしてみてほしい。
S’more Dolcelodgeの撤収作業、たたみ方のコツ
次に撤収作業。
これは設営よりもっと簡単かも。
まずはキャノピーを下ろして、テント両脇のポールも倒す。
テントを締めきっていると空気の出が悪くなってしぼみにくくなるので、出入口を少し開けておくなど、あらかじめ少しずつ隙間を作っておくといいかも。
次に天井の骨組みを全部バラして、ポールはポールで収納しておく。
次に生地を畳むんだけど、その前に写真のように一度中央に引っ張って各辺をきれいにそろえておくと畳みやすくなる。
詳細は動画参照。
ペグを抜いたらいよいよたたむ。
まずは三つ折り。
三つ折りにできたら半分に折って、あとは折り目から丸めればOK。
生地が重いので、丸め終わったら袋を上から被せるようにすると収納しやすいと思う。
簡単すぎて、これ以上はコツとか特にない。
まとめ│スモア ドルチェロッジのレビュー【総括】
もともとコディアックとかカーカムスとか、ロッジ型のテントには興味があって、いつか欲しいなとは思っていたんだよね。
でもビッグワンポールテントが現役過ぎたんでなかなか手を出せずにいたんだけど、アウトドアショップで実物を見て、つい買ってしまいました(笑
先のコディアック、カーカムス辺りと比べると圧倒的にかわいい。
しかもメッシュが多くて開放感がある。
なかなか良いテントに出会えたのでは・・・。
個人的には一緒に展示されていた同じスモアのBello400っていうベル型テントもめちゃくちゃ気になった。
あっちは薪ストーブの煙突用の穴もあったりしてね。
まぁもともと使っていたのがワンポールテントなので、今回はちょっと違う雰囲気のものを、って感じですね・・・。
あっちはあっちで欲しいのよ、めちゃくちゃ(笑
まぁ、これからしばらくはこのテントでキャンプを楽しんでいきたいと思います。
そんなわけで、購入を検討する際の参考になれば幸いです。
それでは、また。