画像引用元:CIRCUS TC│Tent-Mark DESIGNS
どうも!おーたんです♪(Instagram)
2018年現在、ワンポールテントと言えばテンマクデザインの「サーカスTC」を思い浮かべる人が多いんじゃないかな。
コットン素材に広い開口部、その上良心的な価格設定となれば人気が出るのも頷けるよね。
ただ一つ問題があるとすれば、サーカスTCにはインナーテントが同梱されていないということ。
DODの「ビッグワンポールテント(T8-200シリーズ)」など、ライバルにはインナーテント同梱のテントも多いので、インナーテント込みでワンポールテントを探した場合はなかなか手が出しづらかったんだよね。
でもご安心を!
2017年11月には別売りのインナーテントが発売され、2018年3月にはハーフインナーテントもデビューしたのだ!
更に可能性が広がったサーカスTC、もはや使い方の幅はインナーテント同梱モデルを凌駕したかも!?
というわけで今回は、テンマクデザイン サーカスTCの3つの使い方↓
- インナーテントなし
- インナーテントあり
- ハーフインナーテントあり
についてまとめてみたので、インナーを買うべきか、どちらのインナーにするべきか悩んだ際は是非役立ててほしい。
自分に合った設営スタイルを見つけてサーカスTCを120%楽しんじゃおう!
テンマクデザインのワンポールテント「サーカスTC」の特徴
その前にサーカスTCの魅力について簡単にまとめてみたい。
大人気のサーカスTCだけど、その人気の理由はどこにあるんだろう。
おーたんが考えるサーカスTCの魅力は次の通り。
- 見た目がおしゃれ
- 開口部が広い
- コットン混紡生地を使用
この他にコスパが良いという意見も一般的。
確かに小川キャンパル ピルツ9‐DX【Amazon】やノルディスク アルヘイム12.6【Amazon】などと比べれば圧倒的に高コスパなのは間違いない!
見た目がおしゃれ!
画像引用元:CIRCUS TC│Tent-Mark DESIGNS
まず何と言ってもその見た目。
「ワンポールテント=おしゃれ」というイメージを持っている人は多いはず!
今でこそワンポールテントはキャンプ場で多く見かけるようになったけど、おーたんが本格的にキャンプを始めた2016年頃まではそこまで多くなかったんだよね。
我が家が愛用しているドッペルギャンガーアウトドアのビッグワンポールテント「T8-200T」も当時は希少で、よく「かわいいテントですね」と声をかけられたもの。
サーカスTCはそんな2016年にデビューしたテントで、その希少性もあいまって人気が爆発したんじゃないかな。
ただ2017年→2018年の年越しをふもとっぱらで過ごした際はどっちを見てもサーカスTCが視界に入るという感じだったので、そこそこ数が出回った現在においてはそこまでのレア感はないのが正直なところ。
それでも人気があるだけのことはあって、特徴的なサンドカラーも自然にマッチしやすくて使い勝手が良い。
相性の悪い色が少ないので、お気に入りのキャンプギアと合わせて使うことができるね♪
開口部が広い!
画像引用元:CIRCUS TC│Tent-Mark DESIGNS
開口部の広さからくる解放感の高さもサーカスTCがもつ大きな魅力。
開口部が広いと出入りが楽なのはもちろん、風邪の通りも良いので夏場は涼しく過ごすことが可能♪
明るいうちは大きく開いて解放感を楽しみ、夜はしっかりと閉めて落ち着いた空間を演出できるぞ。
コットン混紡生地を使用!
画像引用元:CIRCUS TC│Tent-Mark DESIGNS
コットン素材だから通気性が良く、冬場でも結露が起きにくいのが特徴。
また火にも強いので、近くで焚き火をやっても火の粉で穴があくようなことはほとんどないのだ。
火の粉と結露に強い・・・
この二つこそが、冬場にサーカスTCが多くのベテランキャンパーに愛用される理由なのだ(ついでに冬場は虫が少ないのでインナーテントがなくてもOKな点も大きい)。
また遮光性が高いので夏場でも日差しを遮って快適に過ごすことが可能♪
サーカスTCのインナーバリエーション(3つの使い方)
大人気のサーカスTC、発売当初はインナーテントが設定されておらず、他社のインナーテントを流用したりする人も多かったみたい。
だけど、2017年11月にフルタイプのインナーテントが、2018年3月にはハーフタイプのインナーテントがデビューしているぞ。
“インナーテントなし”を含めて使い方は3通り!
それぞれどんな使い勝手になるのか簡単にまとめてみたよ♪
インナーテントなしのサーカスTC
画像引用元:CIRCUS TC│Tent-Mark DESIGNS
インナーテントがない分、解放感は抜群♪
ローチェア、ローテーブルでリビングにするも良し、レジャーシートやコットを設置してお昼寝するも良しと、キャンプギアや張り方で空間を幅広くアレンジできるのもこの設営方法のメリット。
インナーテント内と違って床面へのダメージを気にせずにテーブル・チェア・コットを設置できるのもお手軽。
それからテントへの出入りがしやすいというのも大きなメリット。
インナーテントを設置すると出入りの際に靴の脱ぎ履きが必要となり、これが意外と面倒くさいんだよね。
ブーツなどを履くことになる冬場には特におすすめな、お手軽な設営方法と言えるかもしれないね♪
欠点は虫対策が難しいこと。
冬以外はインナーなしでのキャンプはあまりおすすめできないので注意しよう。
インナー使用時のサーカスTC
画像引用元:CIRCUS TC│Tent-Mark DESIGNS
サーカスTCなら別売りのインナーテントを装着しても風通しは抜群!
開口部が広いのでインナーテントの中にいても十分に自然を感じることができるし、虫が気になる夏場でも涼しく快適に過ごすことができるぞ!
インナーテントを広げれば床にそのまま寝転がることもできるし、フライシートだけを開けて“蚊帳”のように使用することもできる。
特に子供がいる場合はインナーテントがあった方が何かと楽♪
ただし高さはあまりないので、特に背の高い人は多少窮屈に感じてしまうこともあるかも。
また子供が大きかったり、ファミリーとはいえ計4人以上になるとかなり手狭に感じそう。
ちなみに別売りのインナーテントにはグランドシートも同梱されているのでお値段よりお得感は高め↓
サーカスTC用ハーフインナーがデビュー!
画像引用元:CIRCUS TC│Tent-Mark DESIGNS
ハーフインナーはまさにインナーテントなしとインナーテントありのイイトコ取り!
奥まで入ればゴロゴロすることができるし、手前はちょっとした土間になるので、フライシートを大きく開ければイスなどを持ち込んで幕内でのんびりと過ごすこともできる。
ハーフサイズのインナーが設定されたワンポールテントはまだまだ少数派なので、数が多くなってきたサーカスTCにおいても他のサイトと差別化することが可能。
ただし手狭なインナーテントを更に狭くしたかたちとなるため、ファミキャンはちょっと難しい。
こちらも別売りのインナーセットにはグランドシートが含まれる↓
サーカスTCの注意点!
上記のようにインナーありなし3つのスタイルが魅力的なサーカスTCだけど、注意したい点もいくつかある。
どれも用途を間違えなければ大きな問題にはならないはずだけど、サクッとチェックしておこう!
インナーが同梱されていない
既出の通り。
インナーテントが要らないという人にとっては関係ないけど、インナーテントが欲しいとなった場合は追加の出費が必要なことだけは頭に入れておこう。
良くも悪くもコットン系素材
サーカスTCに使われるコットン混紡素材は通気性が良いため結露が起こりにくく、加えて撥水仕様ではあるものの、一度水を含むと他のテントより乾燥に時間がかかるという欠点を持つ。
しっかりと乾燥させないと“カビ”が発生するので注意が必要なのだ。
ただし、濡れている部分は一時的に変色するので、濡れているか乾燥しているかは比較的判断しやすそう。
どのワンポールテントにも言えることだけど、フライシート上段の張り綱(ロープ)を使用しないでぶら下がった状態にしていると、その位置に水が溜まって染みになったり浸水しやすくなったりするので注意しよう!
特に冬場は人とかぶる可能性大
先述の通り、2018年のキャンプ場はサーカスTCがかなり多い!
長い間入手が困難が続いたサーカスTCはそれだけ売れているということでもあるわけで、初登場から2年近くが経とうとしている現在、レア度はそれほどではなくなってしまった。
人気が高いということは魅力的なテントであることの裏返しでもあるんだけど、人と同じものがイヤだという人は避けた方が無難かもしれない。
サーカスTCとDOD「T8-200T」を比較してみた!
ここで我が家愛用のビッグワンポールテント「T8-200T」と「サーカスTC」を簡単に比較してみたいと思う。
わかっている人にとってはココを比べるのってどうなのって感じかもしれないけど・・・。
まずは数値的な比較。
メーカー | 製品名 | 収容人数(名) | サイズ(mm) | 耐水性(フライシート/フロア) | 画像 |
テンマクデザイン | サーカスTC | 2~4 | 4200×4200×H2800 | 表面撥水加工/1500mm(インナー) | |
ドッペルギャンガーアウトドア | ビッグワンポールテント T8-200T | 最大8 | 4600×4600×H3000 | 2000mm/3000mm |
テントのサイズは「T8-200T」の方が一回り大きい。
インナーを使用してもゆったりとした空間が得られる「T8-200T」と比べれば、密閉時は「サーカスTC」の方がややタイトな印象を受けるのは間違いない(インナーを使用すればなおさら)。
だだし開口部は圧倒的に「サーカスTC」の方が大きくできるので、インナーを使わなければ印象は激変する。
また「T8-200T」にはハーフインナーの設定はないので、テント内の半分を土間のように使いたい場合は無条件で「サーカスTC」に軍配が上がる。
見た目は「サーカスTC」が“かっこいい”なら「T8-200T」は“かわいい”といった感じ。
「サーカスTC」の“サンドカラー”に対して、「T8-200T」は“ナチュラルカラー”といってやや薄い色合いをしている。
高級感は「サーカスTC」の方が上(価格帯も少し異なるけど)。
まとめると、解放感と高級感、アレンジの幅は「サーカスTC」、インナーを含めた居住性は「T8-200T」って感じかな。
「サーカスTC」が真価を発揮するのはソロやデュオのお手軽キャンプ。
広々と使いたいファミリーユースなら、個人的には「T8-200T」に一票。
ちなみに「T8-200T」にはパープル(T8-200)・ピンク(T8-200P)・ブラック(T8-200-BK)といった色違いもラインナップされているぞ。
「DOD ビッグワンポールテント T8-200シリーズ」に興味があれば、是非こちらの記事も参考にしてほしい↓
あとがき
サーカスTCは多くのキャンパーに支持されている大人気テント!
その魅力の1/10でも伝わったかな?
我が家はファミキャンが基本なのでT8-200Tを愛用しているけど、ハーフインナーの存在にはかなり憧れてしまう・・・。
T8-200T用のハーフインナーが出たら即買うんだけどなぁ。
2ルームテント「T4-201」のナチュラルorサンドカラーでも可!
DODさん、お願いします!笑