どうも!おーたんです♪(Instagram)
前回の「初めての父子キャンプ」で3回連続の「ふもとっぱら」。
なんだか冬の寒いシーズンはふもとっぱらの優先順位が高くなるというか、「無難な選択」感が強くなるんだよね。
なんでだろう。
今回は冬にふもとっぱらを選んじゃう理由と、冬のふもとっぱらで気を付けたい点についてまとめてみたよ。
我が家が冬キャンプにふもとっぱらを選ぶ理由
ホントまたかよってくらいふもとっぱらにどっぷりハマってしまっている我が家。
でも振り返ってみると、2017-2018の年越しキャンプをはじめ、我が家では11月以降の寒い時期の利用が多いんだよね。
いろいろ考えてみたけど、どうやら次の4つが大きいみたい。
- そもそもふもとっぱらは良いキャンプ場だから
- ふもとっぱらは冬キャンプに優しいから
- 冬でも日中は比較的暖かく、デイキャンプに向いているから
- 雪が少なく周辺の道路も走りやすいから
1.もともと優れたキャンプ場!なのに冬は空いてる!
そう、季節関係なしでふもとっぱらは良いキャンプ場なのだ。
例えば次のような点。
- 空いていれば東名、新東名のICから30分程度とアクセスが良い
- 富士山のふもとで眺めが最高
- 広大なフリーサイト
- 水道もトイレも多くて安心
- ゴミはほとんど捨てて帰れる
- チェックアウトが14時なのでのんびりできる
- ペット連れOK
などなど、高い人気もうなずけるわけ。
このため、初心者からベテランまで利用者が多いのも特徴の一つ。
しかし、いかんせんトップシーズンは人が多すぎる。
2018年頃から予約制を取り入れたので、予約さえしていれば場所が取れないという心配は要らないとは思うけど・・・。
あんなに広いキャンプ場なのに、最悪隣のテントが邪魔で「せっかくの富士山がよく見えない」なんてことも有り得る。
その点、寒くなってくると利用者は減るので、設営の自由度が広がるのはかなり大きい(年越しやイベント時等を除く)。
もちろん、空いているといってもそんじょそこらのキャンプ場と比べると圧倒的に人は多い。
だけど、入り口から少し離れたところに陣取ればかなりの解放感を味わうことができるのだ。
2.ふもとっぱらは冬キャンプに向いている!
例えば以下のような点。
- フルシーズン営業され、冬季も止水されない
- 寒さに耐えられなかったら食堂等へ避難可能(場内の水場等にも案内多数)
- 入浴施設有(週末など利用者が多い日のみ)
水道には凍結防止のため不凍結栓が設けられており、日が当たる間はほぼ問題なく使用可能。
さすがに朝晩の極寒時は凍って出ないこともあるけど、その程度なら対策はいくらでも立てられる。
例えばペットボトルに移した水をクーラーボックスに入れておく、とかね。
こうすれば中に入れた水は凍らずに済む。
一般的な使い方とは逆だけど、冬場もクーラーボックスがあると何かと便利。
「極寒時や悪天候時は食堂等への避難が可能」ということが広くアナウンスされているのも安心材料。
いざというときに頼れるというのは、特にファミキャン勢にとってはありがたいポイント。
場内に入浴施設があるのもうれしいね。
3.冬でも日中は暖かくてデイキャンプにも向いてる
冬のふもとっぱらはデイキャンにも向いてる。
そう思う最大の理由は、日中(特にデイキャンプの時間帯)は日当たりが良く、風さえ防げば冬でもそこまで寒くないから。
日が当たればテントの中はかなり暖かくなるぞ。
ただし昼夜の寒暖差が激しいため油断は禁物で、就寝時の寒さ対策は必須。
寝るときに寒くなくても朝方の冷え込みが半端じゃないので、大げさなくらいの防寒がちょうどいい。
また、ふもとっぱらはとにかく広い。
日曜日の午後なら利用者も少ないため、デイキャンを楽しむのに十分すぎるほどのスペースを確保できるぞ。
場所さえ選べばリスクなしでボール遊びや凧揚げを楽しむことも可能で、個人的には電動スケボーで遊び(走り)やすい点もかなり大きなメリット♪
また、ふもとっぱらは予約不要のフリーサイトのキャンプ場なので、ある程度直前に予定を立てても利用できる点がありがたいし、場内のほぼ全域に車で乗り入れできるので、現地で集合するのも荷物を出し入れするのも楽々。
BBQなどを楽しむのが主目的の場合も、前乗りして強風時の避難用シェルター(テント)を立てておくことができる点もキャンプ場ならでは。
4.雪が少なく周辺の道路も走りやすい
ふもとっぱらがあるのは標高およそ800m付近。
もちろん真冬ともなると雪も降るし、生半可な装備では危険を伴うほどの寒さではあるんだけど、富士五湖周辺のキャンプ場の中では比較的アクセスが良いのも特徴の一つ。
南から北上すれば曲がりくねった山道を走る必要がないので、スタッドレスタイヤなどの装備面さえ気を付ければ運転に不慣れな人でも安心してキャンプ場に到着することができるのだ。
ちなみに2019年は暖冬だったこともあり、2月下旬でも周辺道路には一切雪がなく、ノーマルタイヤでも問題なく走行することができたぞ。
またふもとっぱらにはライブカメラがあり、前日の様子を確認してから出発することも可能だ↓
冬のふもとっぱらで気を付けたい点
いくらふもとっぱらが冬キャンプに向いているとは言っても、もちろん最低限の注意は必要。
ここでは注意点とふもとっぱらにおける冬キャンプのポイントを紹介してみるよ。
1.ふもとっぱらは強風に注意
ふもとっぱらでもっとも注意したいのが強風。
水道から出た水がその瞬間横方向に飛び散る光景はふもとっぱら名物と言っても過言ではない。
浴びると寒さ倍増なので風下から蛇口をひねらないように。
常に強風が吹き荒れるわけではないけど、障害物がない分、風が強い日は対処に苦慮することも。
体感的には気温の低さよりも風に当たることで感じる寒さの方が圧倒的にキツイので、ふもとっぱらで冬キャンをする場合はテント内で過ごせる準備をして臨むのがおすすめ!
冬の強風は身体にこたえるのだ。
我が家ではDOD ビッグワンポールテントをインナーレスで設営し、中に小さなテントを置く「カンガルースタイル」が最近のブーム。
通常ワンポールテントは真ん中に大きな柱(ポール)があるためカンガルースタイルには不向きなんだけど、「二股ポール」を利用することでこの問題を解決したぞ↓
2.冬のふもとっぱらではタープの設営は不要?
不要というか、個人的にはあまりおすすめできない。
その理由は大きく次の3つ。
- 夏ほど日差しを避けるメリットがないから
- 風が強いと設営と維持に苦労するから
- タープを張ると追加料金がかかるから
まず、夏場と違って日差しを避けるメリットがほとんどないということ。
これはどこのキャンプ場も一緒なんだけど、ふもとっぱらでは日光の熱だけタープに遮断され、冷たい横風はもろに喰らうというダブルパンチになる可能性があるのだ。
また風が強いと暴れるタープを抑えながら設営するのが大変だし、抜けにくいペグを使わないと強風で倒壊するリスクもあってペグ打ちも余計に大変。
これらのデメリットがあるうえに、ふもとっぱらではタープを設営するとソロで500円、2人以上なら1,000円の追加料金がかかってしまう。
これは個人的には割に合わないと感じるので、やっぱり先述のとおりできればテントの幕内で過ごすのがおすすめ。
もし外で過ごしたいけど日焼けが気になるという人は、素直に日焼け止めを塗ろう(おーたんは2月でもガッツリ日焼けしました・・・)。
3.強風時は焚き火禁止
冬キャンと言えば焚き火で暖を取るという人も多いと思うけど、風が強くなりやすいふもとっぱらにおいては必ずしも焚き火が楽しめるとは限らない。
というわけで、焚き火を主目的にするのは危険かも。
ちなみにふもとっぱらは直火禁止。
焚き火をするなら焚き火台を用意していこう。
まとめ│富士五湖周辺の冬キャンプに迷ったらふもとっぱら!
やはりなんといっても、ふもとっぱらを冬キャンプに利用する最大のメリットは場所取りのストレスがないこと。
広々とスペースを確保できるし、冬の空気は澄んでいるので自サイトから見える富士山もとってもキレイ。
そうでなくとも、日中は暖かく設備の整ったふもとっぱらなら、冬場でも十分にキャンプが楽しめるはず!
冬キャンプの場所に迷った際はふもとっぱらが安定!