料理に暖に、火は必須!?キャンプの持ち物-ファイヤー編-

焚き火イラスト キャンプ用品

今回は持ち物リストに記載したもののうち、火に関連するアイテムをご紹介。
元記事→【初心者家族が考えるキャンプ持ち物リスト!】

キャンプを快適に過ごすためにも、楽しく過ごすためにも、火はなくてはならないものだよね。

お肉を焼いたり、お湯を沸かせたり、灯りをともしたり、ただ眺めて楽しんだり♪

そんなキャンプを彩る火にまつわるさまざまなアイテムを見ていこう!

 

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火を灯すキャンプ彩るアイテムをご紹介!

少し前に、最近の子供は火を使えないという話を聞いた。

たしかに現代において子供が火と接する機会はほとんどないと言っても言い過ぎじゃないと思う。
理科の実験でおなじみだったアルコールランプも、今や「危ないから」という理由で学校では使われていないらしいし、オール電化の家では火を目にする機会すらほとんどないんじゃないかな。

そんな貴重な「火と接する機会」。
キャンプにはそれがある!
火の便利さも、火の美しさも、火の怖さも、全部キャンプで学ぶことができる。

火は人間が発達、発展する上で必要不可欠だったもの。
今回紹介するアイテムで火を上手に扱い、人間として真の意味で自然と触れ合おう♪

 

コンロ(BBQコンロorバーナーorガスコンロ)

コールマン コンロ パックアウェイグリル2【Amazon】

BBQコンロでもガスコンロでも構わない。
キャンプ場で料理をしたければこれらは必須。

特に野外で食べる際は食中毒対策には十分に気を配りたいところなので、そういった意味でも極力火を起こせる設備を持っていきたい。

画像のコンロは我が家で使っているもの。
超小型だけど大人2人子供2人であればこれで十分。
積載スペースも取らないし、荷物を厳選したい人にはかなりおすすめ♪

またBBQコンロを持っていく場合は網や鉄板もお忘れなく!

岩谷産業 ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB【Amazon】

よくバイクでキャンプをする人なんかがこういったタイプの小さなバーナーを使ってるのを見かけるね。
本体のコンパクトさに加え、炭を使わないという面でも場所を取らずに済むのが人気みたい。

大自然の中でゆったりとコーヒーを飲みたい、なーんてときにも使いやすいと思う。
燃料がガスなので使いたいときに即火力を得られる点もGood!

コールマン パワーハウスLPツーバーナーストーブ2 2000006707 【日本正規品】【Amazon】

本格的な料理を楽しみたい場合は、こういったツーバーナーのコンロがあると便利♪
キャンプの定番、カレーライスもこれがあればバッチリだ!

これも炭と違ってすぐに安定した火力を得ることができるのでとにかく楽。
煙や火花もなく比較的安全に使えるので、小さな子供がいる場合にもおすすめできるね。

 

各種燃料(炭、薪、ガス、ホワイトガソリンなど)

オガ備長炭10kg、2級、長時間燃焼【Amazon】

当然コンロだけ持って行っても火を起こすことはできない。
火を起こすためには必ず燃料が必要だぞ!

特に中身の見えないガスボンベは、まだ余裕があると思っても急に切れて困ることがあるかも。
現地で困らないためにも、燃料類は少し多めに用意しておくようにしよう。

実はコンロにもランタンにもガスを使うタイプとホワイトガソリンを使うタイプがある。
使用する燃料を統一することで荷物を減らすことができるぞ。

また、ガス缶にはアウトドア専用缶と一般家庭でも使えるカセットボンベ缶の2種類がある。
一般的にカセットボンベ缶の方が安価で入手もしやすいけど、使い続けると缶が冷えて火力が落ちやすいという欠点がある。
逆にアウトドア缶は少し高いけど、比較的安定した火力を得ることができるのが特徴。

ちなみに炭の場合は、「良い炭は火花も散らず、匂いも少なく長持ちする」と言われている。
いわゆる「備長炭」などのワンランク上の炭を狙う場合は、そこらのホームセンターを回るよりもネットの方が探しやすいかもしれないね。
「備長炭」検索結果【Amazon】

炭や薪を持っていく場合は炭用トングも忘れずに!

 

火起こし器

キャプテンスタッグ バーベキュー用 折りたたみ 火おこし器 炭焼き名人 FD M-6638【Amazon】

煙突効果で効率よく炭火起こしが可能な便利アイテム。

煙突効果(えんとつこうか、英: stack effect)とは、煙突の中に外気より高温の空気があるときに、高温の空気は低温の空気より密度が低いため煙突内の空気に浮力が生じる結果、煙突下部の空気取り入れ口から外部の冷たい空気を煙突に引き入れながら暖かい空気が上昇する現象をいう。

ーWikipediaよりー

うちわも火吹き棒も不要。
炭の下の着火剤に火を付け、あとは放置するだけで簡単に炭火起こしができるのだ。

個人的にはうちわや火吹き棒を使った火起こしも楽しくて好きだけどね(笑

できた炭をBBQコンロに移す必要があるので、その際に火傷しないよう十分に注意しよう!

下にステンレスのトレーや脚付きの台を置けばこれで焚き火を楽しむこともできるぞ。

 

耐熱グローブ

PETROMAX(ペトロマックス) 防火手袋 アラミドプロ 300 グローブ 12611【Amazon】

焚き火をしていると薪や炭の配置を素早く変えたくなることがあるよね。
そんな素手や軍手では熱いし火傷の心配もあるとき、耐熱グローブは大活躍すること間違いなし!

画像のグローブは耐熱温度が300度。
Amazonの商品ページには火のついた炭を持つ写真もあるけど、熱々の炭を一瞬でも持てるのなら便利だし、いざというときも安心だよね。

もちろん、熱々のダッチオーブン等を持ち運ぶ際にも使えるぞ。

 

着火剤

ロゴス(LOGOS) 着火剤 固形燃料 エコココロゴス・ミニラウンドストーブ4 ecoなヤシガラ炭【Amazon】

火起こしのお供として使ったことがある人も多いんじゃないかな。
新聞紙を丸めたり小枝を敷いたりするよりも簡単に火起こしすることができるよね。

着火剤には主にジェルタイプと板状タイプと画像のような固形燃料タイプがある。
ジェルタイプと板状タイプは炭ができ上がる前に火が消えてしまうことも多くて個人的にはあまりおすすめしないんだけど、安いとついダメもとで買っちゃうんだよね(笑
それでも先ほど紹介した火起こし器と併用すれば結構便利。

ちなみにジェルタイプの継ぎ足しは事故の元!
大変危険なので覚えておこう。

着火剤でおすすめなのは固形燃料タイプ。
そのまま炭の代わりに火力としても使用することができるほど火が持続しやすいぞ。

安い着火剤の性能で満足できるのであれば、松ぼっくりで代用することもできるんじゃないかな。
おーたんも子供と松ぼっくりを拾い集めるところからスタートすることがあるよ(笑

 

火吹き棒

VARGO/バーゴ ULTIMATE FIRE STARTER/アルティメットファイヤースターター【Amazon】

うちわと異なり、ピンポイントで空気を送りことができ、狙った箇所の火力をコントロールするのも容易。
焚き火など、火遊びを楽しみたいなら是非用意しておきたいアイテム。

火吹き棒は身近な道具で簡単に自作することもできる。
詳細はこちらをどうぞ→【廃品リサイクルで火吹き棒を自作!うちわと比べてどうだった!?】

 

うちわ

うちわ

うちわで火をパタパタと仰げば、酸素が供給されて火力を増大させることができる。
一度に広範囲に酸素を供給することができるので、焚き火やBBQの火起こしの段階では大活躍するんじゃないかな。

ただし灰が舞いやすいので、網に食材を乗せた後の使用には気を遣うようにしよう。

単純に暑さ対策にもなる上に場所も取らないのであって損はしないと思う。

意外と忘れやすい道具の一つかもしれないね。

 

ライター

TOKAI CR チャッカマン スライドタッチ式【Amazon】

火を付けるための最も一般的なアイテムと言えばライターだよね。

BBQコンロの下に置いた着火剤に火を付けたいとき、ガソリン式ランタンに火を灯したいときなど、チャッカマンタイプのライターは安全な着火ができるのでおすすめ。

 

カセットガストーチ(バーナー)

ソト(SOTO) フィールドチャッカー ST-Y450【Amazon】

これがあればハッキリ言って着火剤は不要!
炭を数十秒炙るだけで着火完了だ。
新聞紙を丸めて頑張って火起こししている人から見たら邪道かもしれないけど、便利なものは便利♪

ただし安い炭を使う場合はバチバチと火花が散ることもあるので、必ず長袖と手袋を着用して使用するようにしよう!

キャンプ以外にもお刺身を炙りたいとき、少し焦げ目をつけたいときなど、家庭でも出番があるかもしれないぞ。

 

焚き火台

ユニフレーム UNIFLAME ファイアグリル 683040【Amazon】

サイトの環境保護のため、直火を禁止しているキャンプ場は多い。

そんな時に役に立つのが画像のような脚付きの焚き火台。

BBQコンロとして使うことができるものも多く、逆にBBQコンロを焚き火台として使うこともできなくはない。

ここら辺のこだわりは完全に趣味の世界。

だからこそ購入の際は自分の好みに合わせてこだわりを持って選択しよう♪

 

ランタン

ランタンについては過去記事と重複するのでこちらを参考にしてほしい。
【キャンプの持ち物ー日没編ー】

燃料ごとの違いなどを簡単にまとめてあるよ♪

 

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まとめ

火を扱うことはキャンプの醍醐味。
だけど必ずしも炭火が必要なわけじゃない。

まずはどんな料理をしたいのか、その料理に炭は必要なのかを考えてみよう。
無理して火起こしに苦労するよりもガスコンロを使った方が楽だし、それはそれでスマートでかっこいいぞ!

もし炭を使うのであれば、コンロや炭、火起こしの道具にこだわりを持ってみよう。
火起こしが苦ではなくなるし、きっと火遊びの魅力に目覚めるはずだ!笑

また料理に関係なく、せっかくキャンプをするのなら個人的に焚き火は絶対におすすめ!
火を見ているだけで不思議と心が落ち着いてくるはず。
きっとそれだけで自然と触れ合っている気分になれるんじゃないかな。

 

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それではまたー。